取材:写真・記事/RanRanEntertainment
『バーン・ザ・フロア Joy of Dancing』の公開リハーサルと囲み会見が、5月16日(水)東急シアターオーブにて行われ、本公演のスペシャルサポーターである紫吹淳、柴田英嗣(アンタッチャブル)、村上佳菜子、金光進陪が見守る中、バーン・ザ・フロア・カンパニーのメンバーがど迫力のダンスパフォーマンスを披露した。
写真左から
ジョルジュ ヤラスラヴァ ダスタホ ヴィクトリア アルベルト ローレン
ピータ 柴田英嗣 村上佳菜子 紫吹淳 金光進陪
ボールルームダンスから生まれた『バーン・ザ・フロア』は、世界トップレベルのダンサーたちによる圧倒的なダンスパフォーマンスが見どころ。カンパニー創設20周年となる今年の公演は、2002年の初来日以来、10回目の来日という、ダブルでスペシャルなアニバーサリー公演となる。
公開ゲネプロでは、第1部の模様が披露された。宮廷貴族たちが社交ダンスの誕生を彷彿とさせるようにワルツに興じる様からスタート。と、そこにロックスタイルに身を包んだ現代のダンサーたちが踊りながら混ざりあっていく。古き良き時代からのダンスと現代が求める熱気や興奮、刺激が合わさったものが『バーン・ザ・フロア』なのだ、と言いたげな幕開けだ。そこからはプリンスの「Kiss」、ジェームス・ブラウンの「I Feel Good」「Sex Machine」、マイケル・ジャクソンの「Smooth Criminal」、ファレル・ウィリアムスの「Happy」、さらにはスウィングの名曲「Jumpin’ Jack」や「Let me entertain you」のナンバーに乗せ、タンゴ、ジャズ、ラテン、サンバ、ルンバ、チャチャチャなど、様々なダンスを交えながらダンサーたちは笑顔を絶やさず、次から次へと踊りまくっていた。
ゲネプロの直後に行われた囲み会見では紫吹、柴田、村上、金光のほか、演出・振付のピータ・ロビーとダンサー6名が登壇した。柴田は「今日のゲネプロを見て、今まで見てきたものは何だったのだろうと思うくらいレベルが違っていました。新たに今日からスペシャルサポーターに就任させていただきました、という心境です。これがゲネプロだから明日(の本番)にはもっとすごくなっているんですよね!」と興奮する。
村上は「眼が二つじゃ足りない!と思うくらい観るところがたくさんあるので、ぜひ多くの人に観ていただきたいです。氷の上ではできない脚さばきもたくさんありました」とフィギュアスケーターとしての着眼点でコメントした。また現役時代、シニアデビュー時に競技で使用した「Jumpin’ Jack」が流れたときに「いちばん興奮しました」と笑顔を見せていた。
紫吹は「来日5回目くらいの頃にも観ましたが、その頃に比べてさらにすごくなっていて、瞬きをいつしたらいいのか、息をするのも忘れるくらいで、気が付いたら口を開けたまま見とれていました」と頬を上気させる。金光はプロのダンサーとしての目線から「素晴らしい舞台を作り上げてくださったので同じ業界の人間としても嬉しく思っています。この感動を皆さんに観ていただき、共有していただきたいです」と本公演をアピールした。
一方、ダンサーたちは本番への意気込みについて「ワクワクしています」(ローレン・オークレイ)、「興奮して身体が震えているような状態です。明日お客様にパフォーマンスを見せることができるのが待ちきれないです」(アルベルト・ファッシオ)、「今日もウォームアップをしている段階でショーが始まったなという想いでいっぱい。これは現実かと身体をつねったくらいです。超ワクワク、超期待です」(ヴィクトリア・マーティン)、「明日は心からエネルギー全開でお届けしたいです」(ジョルジョ・イオリ)と意気込み、公演の見どころについては「非常にエキサイティングでエネルギッシュなショーであること」(グスタホ・ヴィグリオ)、「ボールルームというジャンルでは非常に革新的で、常に新しい事を取り入れていますが、同時に伝統も大切にしている点に注目してほしい」(ヤラスラヴァ・ソコロヴァ)と口々に語った。
最後にピータが16年に渡る日本での公演を振り返りつつ「毎回日本に来れるのをカンパニー一同楽しみにしています。今回は記念公演ということもあって、音楽も日本の皆さんが知っているものを使って、皆さんが楽しんでいただけるようにしています。日本は“第2の故郷”と言ってもいいくらいです」と日本の観客に愛溢れる言葉を送り、会見を締めていた。
『バーン・ザ・フロア Joy of Dancing』
出演: バーン・ザ・フロア・カンパニー
公演期間
【東京公演】
日程:2018年5月17日(木)~21日(月)
会場:東急シアターオーブ
【大阪公演】
日程:2018年5月25日(金)~28日(月)
会場:フェスティバルホール
主催:
【東京公演】フジテレビジョン / ニッポン放送 / サンライズプロモーション東
【大阪公演】関西テレビ放送 / キョードー関西
後援:
【東京公演】TOKYO FM/FMヨコハマ
【大阪公演】FM802/FM COCOLO
協力:【大阪公演】フェスティバルホール
企画・招聘:関西テレビ放送
■公式サイト:https://www.ktv.jp/btf