取材:記事・写真/RanRanEntertainment
観月ありさが発起人となり、2017年12月に誕生した“座・ALISA”シリーズの2回目となる公演『座・ALISA Reading Concert vol.Ⅱ「キセキのうた」~私たちの「今」を歌おう~』の製作発表が8月1日(水)に行われ、観月のほか、本作に出演する湖月わたると春野寿美礼が登壇した。
(左から)湖月わたる 観月ありさ 春野寿美礼
“座・ALISA”は、名作や名曲を軸に、今を生きる女性たちに勇気と感動を伝えたいという思いのもと、歌・ドラマ仕立ての構成で綴られるシリーズ。本公演では、離れ離れになっていた3人の女性が、とある友人の死をきっかけに再集結し、かつて思い描いた歌への情熱をリスタートする物語が、松任谷由実の楽曲のもと、歌と朗読、そしてダンスを通して表現される。また、本公演に際し、観月、そして湖月、春野による新ボーカルユニットも結成。この日の会見では、本編でも歌唱予定の松任谷由実の楽曲「ANNIVERSARY」も披露された。
会見冒頭、観月は、「ユーミンさんには2曲ほど曲を書いていただいたことから交流があり、ユーミンさんのコンサートにも行かせていただいています。コンサートではすごく勇気とバイタリティーをいただくので、私も元気で頑張ろうというエールを送れたらいいなと思ったんです」と本公演への思いを語る。
観月とは本作が初共演になる春野は、「歌のみならず、リーディングやダンスも盛り込まれた作品になっています。40代にエールを送るというテーマを表現していきたいと思います」と意気込む。
また、「『ナースのお仕事』でありささんが演じた(朝倉)いずみちゃんの大ファン」だという湖月は、「この空間だから生まれる奇跡のようなステージになると思います」と自信をのぞかせた。
会見には、きらびやかなゴールドの衣装で登場した3人。この衣装は、ミュージカル、そしてのちに映画化もされた『ドリームガールズ』の登場人物たちをイメージしたものだと観月は説明。さらに、東京公演では能楽堂での公演となるため、足元は足袋を着用して出演するという。これについて湖月はコメントを求められると、「足袋を履くとついつい、膝を曲げて腰を入れたくなっちゃいます(笑)。でも、床を感じられることで、自分の心をさらけ出せる気がします。等身大の役ですし、足袋が活かせる内容になると思います」と笑顔を見せた。
さらに、スタイル維持の秘訣について話が及ぶと、観月は「最近すごくトレーニングしているんです」とニヤリ。「知らないうちにちょっと太ってたんです。結婚して、幸せ太りってこともあるんでしょうか」と自ら暴露すると、「ここで絞らなければと思って、必死でジムに通って、体脂肪を6パーセント落として、20代の時の体脂肪に戻しました!」と明かし、会場を驚かせた。
『座・ALISA Reading Concert vol.Ⅱ「キセキのうた」~私たちの「今」を歌おう~』は、以下のスケジュールで上演。
東京 8月26日(日)〜29日(水)、9月1日(土)〜3日(月) セルリアンタワー能楽堂
大阪 9月22日(土)〜23日(日) サンケイホールブリーゼ
愛知 9月29日(土)〜30日(日) ウインクあいち大ホール