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2018年10月9日 21:02

市村正親&鹿賀丈史W主演ミュージカル「生きる」開幕! 黒澤映画を世界初のミュージカル化

取材:記事/RanRanEntertainment
写真/RanRanEntertainment・オフィシャル

10月7日(日) ミュージカル『生きる』が、東京・TBS赤坂ACTシアターにて開幕した。

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黒澤明の没後20年記念作品として作成された本作は、黒澤明監督が1952年に発表した『生きる』が原作。世界初のミュージカル化となる本作を手掛けた演出家の宮本亜門は、「黒澤映画をミュージカル化することは、あまりにも大胆かつ挑戦的で、責任と、プレッシャーを感じましたが、今はとても幸せです。還暦でこの作品ができたことは本当に感謝しています。自信をもってお届けすることができます」とコメントした。

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市村正親と鹿賀丈史がダブルキャストで、役所の市民課の課長・渡辺勘治を演じる。渡辺は胃がんにより、自分の人生が残りわずかであることを知り、わずかな余生をかけて公園作りに奮闘する。

鹿賀は「非常に素晴らしい作品に仕上がりました。色々な事件だったり震災だったりがあって、『生きる』ということを考えることが多い方が多いと思うんですが、この舞台をご覧になって、生きる力を持って帰っていただけたらと思います」と自信を見せた。

左ー市原隼人、右ー鹿賀丈史s左ー鹿賀丈史、右ー新納慎也s

市村は「皆の力が結集して黒澤明監督の映画に負けないぐらいのミュージカルが出来上がったなという感じです。ご覧になったお客様が感極まっていたと聞いて、うまくいっているんだなと実感しました。最後まで演じきりたいと思います」と意欲を見せた。

また、渡辺勘治の息子・渡辺光男役を演じる市原隼人は、今回がミュージカル初出演となるが、父親との苦悩を歌うソロナンバーを、力強く伸びのある歌声で表現した。市原は「人生初めてのミュージカルですが、このカンパニーでよかったと心から思っています。お客様のために創り上げたものなので、しっかりと本番で出せるように頑張りたいと思います」とコメントした。

左ー唯月ふうか、右ー鹿賀丈史s鹿賀丈史s

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戦後直後の日本の風景をあしらった舞台セットが、舞台を動き回る迫力ある演出。ミュージカルナンバーは、どこか日本の昭和時代を思い起こさせるようなノスタルジックな雰囲気を残しつつも、生きる力強さを感じさせる。

上演時間は休憩込みの約2時間15分。公演は10月28日まで。

2018年10月8日(月・祝)~28日(日)

東京都 TBS赤坂ACTシアター

作曲・編曲:ジェイソン・ハウランド
脚本・歌詞:高橋知伽江
演出:宮本亜門

キャスト
渡辺勘治:市村正親 / 鹿賀丈史
渡辺光男:市原隼人
小説家:新納慎也 / 小西遼生
小田切とよ:May’n
渡辺一枝:唯月ふうか
助役:山西惇
川口竜也、佐藤誓、重田千穂子
治田敦、松原剛志、上野聖太、高原紳輔、俵和也、原慎一郎、森山大輔、安福毅 / 飯野めぐみ、あべこ、彩橋みゆ、五十嵐可絵、可知寛子、河合篤子、森加織、森実友紀

 

 

 

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