大人気青春コミック『ぐらんぶる』が実写映画化!
講談社「good!アフタヌーン」連載中の原作:井上堅二、漫画:吉岡公威のコンビによる漫画『ぐらんぶる』が実写映画化される。本作のメガホンを取るのは英勉監督。キャスト陣をはじめストーリーやスタッフなどは一切明かされていない。公開は来年初夏の予定。
ボケ・ギャグ・つっこみ満載!命がけのキャンパスライフを描く限界突破の青春コメディ。物語は主人公の北原伊織が大学進学を機に海辺の町に引っ越してくるところから始まる。叔父が営むダイビングショップ「GRAND BLUE(グランブルー)」に下宿することになった伊織。きれいな海、かわいい幼馴染、、、あこがれのキャンパスライフを前に期待に胸いっぱい膨らませていた伊織を待っていたのは、男だらけのダイビングサークルだった?!登場シーンの半分が服を着ていないとも噂の原作は、11月22日発売の最新14巻で累計発行部数440万部を突破。2017年に映画化もされ大ヒットした「亜人」とならぶ同誌の看板コミックとなっている。
原作の井上氏は「実写化してイケメンの股間を見るんだ!『ぐらんぶる』の構想段階から抱いていた、僕の純粋無垢で――青年誌で連載する作家の誰もが抱く大きな夢。それがついに叶う時が訪れようとしています」と計画通りに実写化が実現した(?)喜びを語りつつ、原作があまりにテンションも服もハジけていることから「協力してくれた関係者の皆様に感謝を、そして出演する被害者の皆様に心からの謝意を送ります」とまさかの謝罪表明も。また漫画の吉岡氏は「美しい海で繰り広げられる爽やかな若者たちの青春」と本当かウソか本作を説明。
11/22に発売が決定している最新巻の帯でも「おいおい正気かワーナー・ブラザース!」とツッコミを受けているが、「そしていよいよ実写化され、スクリーンで見られるんですね本当にドキドキしてます。色々な意味で。本当に、色々な意味で!」と含みがある期待を寄せ、井上氏ともども茶目っ気たっぷりに実写化の喜びを語った。
英監督は撮影が終わった今、「“男子ってバカねっ”って映画を作ろうと思ったんですが、“男子ってバカ!ほんとバカ!クズ!”って映画になっちゃいました。ぼくがホントの『全〇監督』かもです」と、あの話題作にちなみ原作に負けず劣らず振り切っていることを明かす。「『ダイビングに賭ける青春と恋と友情。さあ、最高の海の世界へ』という宣伝が展開されると思いますが、違いますから。詐欺ですから」とまさかの注意喚起も?!
またエグゼクティブプロデューサーの関口大輔は、「監督は、英さん以外思いつきませんでした。何の制限もない振り切った演出を任せられる日本人監督は英さんしかいないでしょう」とその手腕に全幅の信頼を寄せる。また今後発表となるキャストについても、「キャスト陣の発表はこれからとなりますが、ほぼ素っ裸で作品に挑んでいますのでこちらも引き続き楽しみにしていてください」とその振り切った演技に自信のコメントを寄せた。
<制作スケジュール>
2019年7月 クランクイン
2019年10月 クランクアップ
2020年3月 作品完成予定
2020年初夏 全国公開予定
制作プロダクション: THEFOOL 配給:ワーナー・ブラザース映画
©井上堅二・吉岡公威/講談社 ©2020映画「ぐらんぶる」製作委員会