取材:記事・写真/RanRanEntertainment
朗読劇『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』の初日舞台挨拶・公開ゲネプロが12月10日(火)に品川プリンスホテル クラブeXで行われ、高野洸と眞嶋秀斗、松村優(イケ家!)、近藤廉(イケ家!)、遠藤史也、しゅはまはるみが登壇した。
左から:しゅはまはるみ、近藤廉、眞嶋秀斗、高野洸、松村優、遠藤史也
本作は、日本のとある町の森の奥にある小さな村での一番の年寄りから「この村で生まれた男の子は20歳になるまでの間、人生で一度だけ魔法を使うことができる」と伝えられたアキトと仲間たちが、何に魔法を使うか考え、悩みながら生きる姿を描いた朗読劇。2019年2月に初演されると大好評を博し、早くも再演が決定した。今回は、物語はそのままに、上演回によって高野と眞嶋の役を入れ替え、個性の異なるステージを展開する。
この日のゲネプロではアキト役を務めた高野は「回によっては僕がハルキを演じることもありますし、色々と新しいことにチャレンジしながら、この作品の世界観を今回も大事に伝えていけたらいいなと思っています」と挨拶。
ハルヒ役を演じた眞嶋は「初めてこの役を演じた時に感じたのが、脚本に出てくる「村」がとても風景が綺麗で、出てくる人々もとても個性的で、そこに素敵な音楽乗っているとても繊細で、子どもから大人まで今日何していただける作品だということでした」と本作への思いを語り、「今回はクリスマスが近いので、皆さんにあったまってもらえるような物語がお届けできたら」と意気込んだ。
また、ナツキ役の松村は「1年経っていない中で再演させてもらえるのは大変ありがたいと思いますし、その分、期待されていると感じるので、その期待を超えられるようにパワーアップした『僕魔法』を見せられれば」と力を込めると、ネイロ役・テツ爺役の近藤も「前回(を観て)良かったと言ってくださる方も、もう一度足を運んでくださる方がたくさんいると思うので、前回よりパワーアップしたものを僕自身も見せられるように頑張っていきたい」と同意。ユキオ役の遠藤は「前回とは会場も違って、僕たち自身も前回とは人としても違うので、演じ方もまた変わってくると思います。前回とは同じようにしようとは思っていないので、期待して観に来てください!」とアピールした。
そして、アキトの母親役のしゅはまは「この10カ月で心境の変化もあったので、表現の仕方が少し違ったものになっていると思います。舞台セットも違いますし、演奏も生演奏なので、毎日違うので、その辺りも楽しんでいただけたら」と呼びかけた。
朗読劇『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』は12月10日(火)~12月15日(日)に品川プリンスホテル クラブeXで上演。