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2020年12月16日 00:14

井上真央、来年はもう我慢できん!来年こそ一人旅! 映画『大コメ騒動』東京プレミア試写会

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

映画『大コメ騒動』の東京プレミア試写会が12月15日(火)、都内で行われ、主演の井上真央、共演の室井滋、夏木マリ、鈴木砂羽、左 時枝、柴田理恵、そして本木克英監督が登壇した。

 

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本作は、102年前に富山で起こった「米騒動」の史実に基づき、そこで活躍した女性=“おかか”たちにスポットを当てて描かれた“大痛快”エンタテインメント作品。

主人公・漁村で暮らすおかみ・いとを演じた井上は「(いとは)働き者だなと思いました。昼間は米俵を担ぎ、家に帰って赤ん坊をおぶり、当時の方たちの大変さ。(今は)当たり前のように食べるご飯ですが、(当時は)こういう思いをしている人たちがいるということを身に染みて感じました」と語る。さらに「最初は、強烈なおかかたちになじめず、大人しくしていたんですけど、(室井演じる)おかかたちのリーダーが凄い迫力なので、引き継いでいかなければいけないというプレッシャーがありました」と共演者に圧倒されそうになったことも明かした。

 

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いとの姑を演じた夏木は「最後、皆さんが一致団結して一揆に行くところがあるんですが、私は家で家族を見守るという、しっかり出来た姑さん。私にはないものなので、演りやすかったです(笑)」と笑顔で語ると、室井も「自分にないものって、演りやすいよね。私もそうでした」と相づち。

同じくおかかを演じた鈴木は「おかかたちが浜に集まって、真央ちゃんが決起するシーンが一番燃えました。いろんな武器を持って!そんなのいるか?という武器をもって、大はしゃぎで演じているところが見どころのひとつです(笑)」と熱く語る。井上が「(鈴木は)しゃもじを持ってましたね」とツッコむと、鈴木は「あのしゃもじがすごい気に入ってました」と続け、さらに「皆、顔、腕、足も全部真っ黒に塗りたくって、(自身)映画を観たときに自分がどこにいるのか分からないくらい。流し台で皆、大根を洗うみたいで、いい思い出だなと思います。夜は室井さんと飲みに行ってました」と楽しい現場であったことを明かした。そして、監督からは「アクションシーンなのに、楽しそうで・・・。真央さんから『監督、一度ビシっと言ってください』と言われたくらい」と頷いていた。夏木は「(一緒に)ロケに行きたかったです」といかにも残念そうだった。

 

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富山出身の左は「役者生活60年を超えていつも、方言を話す役。台詞を覚えるより方言を覚える方がどんなに苦しかったか。それが今回は何ひとつ苦労がなかった」と語るも、お米屋の女将を演じたが故に「富山に行ったら、石を投げられるんじゃないかと」心配していた。室井、柴田も富山県出身。

 

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この後は映画のキャッチコピーに因んで、『来年はもう我慢できん!来年こそこれをやりたい!』という抱負、目標を各々が発表した。

井上は『一人旅』を掲げ、「普段はインドアなので、旅に出て、ご当地の美味しいモノを食べてみたいなと思っていた矢先のコロナ禍だったので、『ひとり、ふらっとが出来たらいいな』と思いを込めました」とコメント、室井は『来年はもうやるよ!ラブシーン!監督頼みますよ』を掲げ、「このままコロナが続くと、生涯(ラブシーンを演じることが)ないまま旅立ってしまうのでは。この前、本木監督に出していただいた映画はゲゲゲの鬼太郎の砂かけ婆、今回は清んさのばばあ。私はばばあよりちょっとだけ若いということを監督はお忘れじゃないかと思って、次回作は是非ラブシーンでお願いします」と懇願。監督の「何でもやりますか?」に、室井は「水着くらいまでは!」と笑わせた。

 

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最後に、井上は「皆、労働して真っ黒に日焼けした姿で映っています。誰かを守りたい、子供たちにおなかいっぱいに食べさせたい、そういう女性たちの小さな望みがどんどん声になって、そして世の中を動かしていくというお話になっています。観終わったあとに元気になれる作品になっていますので、爽快な気分になってください」と締めくくった。

映画『大コメ騒動』(だいこめそうどう)は2021年1月8日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開される。※2021年1月1日(金)より富山県にて先行公開

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