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2021年5月19日 06:00

金子大地×石川瑠華 映画「猿楽町で会いましょう」先行有料試写会レポート!

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

映画『猿楽町で会いましょう』の先行有料試写会が18日渋谷・ホワイトシネクイントにて行われ、上映後の舞台挨拶に、主演の金子大地、共演者の石川瑠華、主題歌を担当する春ねむり(ポエトリーラッパー)と児山隆監督が登壇して作品について語った。

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左から:児山隆監督  石川瑠華  金子大地  春ねむり


本作は、存在しない映画の予告編を制作する未完成映画予告編大賞 MI-CANの第2回でグランプリを獲得した作品がもとになっている。変わりゆく街、渋谷を舞台に、駆け出しのフォトグラファー(金子)と純朴そうに見えて嘘だらけのヒロイン(石川)の夢と欲望が交錯する衝撃のラブストーリー。2019年に撮影されたがコロナ禍で1年延期された。

フォトグラファー・小山田役を務めた金子は「初主演映画で、思い入れのある作品です。主演としてオファーしていただいて、感謝の気持ち一杯です。多くの方に観ていただきたいです」と挨拶。

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読者モデルのユカ役を務めた石川は「ユカの役は台本を読んで、(撮影当時は)やな奴”だと思いました。今観てみると、すばらしい役だったと思います。未熟な私に演じさせてもらってすごく嬉しいです」とコメントした。石川は、もとになった予告にも出演している。

演じた役柄について金子は「20代前半で自分に余裕がない未熟な部分を意識して演じていました」と話し、「撮影はすごく楽しかった。いい作品にするためにスタッフ、キャスト共に児山監督に寄り添っていました」と振り返った。

石川は、「予告編にあるように、本当にただのラブストーリーの1つです。正解はないし、この映画で描かれることが真実だとは限らない。小山田やユカを通して、自分の新しい部分や嫌なところがわかってもそれを拒否しないで観てもらえたら……」と作品をアピールした。

共演した2人はお互いを”同士”と呼ぶ。金子は「石川さんは心強い人。一緒にやってて楽しかった」と話すと、石川は「私は苦しかった。でも苦しいのは楽しいので……」とコメント。思わず金子が「ドM?」と突っ込んでしまう場面も見られた。

主題歌「セブンス・ヘブン」を担当する春ねむりについて児山監督は「デモテープを聞いて、”この曲、すごいな”ぜひお願いしたい」と思ってオファーしたという。特に劇中の中の音が使われている部分を絶賛していた。

春は「私、人間の好き嫌いがすごく激しくて、映画だとユカが好きで、それ以外の人間は全員嫌いです。映画はユカにも小山田にも肩入れしてない。私の感情を歌でぶつけてしまうと“主題歌”の意味がないなと思い、なるべく情景や空気感だけを切り取ることを徹底しました」と語っていた。

最後に金子は「みんなで一生懸命作った作品なので、多くの方に観て欲しい。多くの感想が聞きたいです」。石川は「皆さんの感想を聞くのが楽しみ。思い思いのことを聞かせて」。児山監督は「ご覧になった皆さんにとって、いい映画だったら嬉しい……」とそれぞれがメッセージを伝えた。

金子は昨年『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で栗林歌麻呂役で注目。今年は『腐女子、うっかりゲイに告る。』でNHKドラマ初主演を務めた。現在は『チート』(日本テレビ系・本田翼と共演)放映中。

石川は、大ヒット作『カメラを止めるな!』の制作陣が再集結した映画『イソップの思うツボ』で主演に抜擢されている。

 

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映画『猿楽町で会いましょう』
6月4日より 渋谷ホワイトシネクイントほか全国順次公開 

公式ホームページ http://sarugakuchode.com/

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