映画『神在月のこども』 小説&児童書&アニメ絵本の発売決定!
日本各地では“神無月(かんなづき)”と呼ぶ10月を、出雲では“神在月(かみありづき)”と呼ぶ由縁。アニメ映画『神在月のこども』は、全国の神々が出雲に集い、翌年の縁を結ぶ会議を行うという云われを題材に、人々と神々、各地と出雲、そして、この島国の根にある“ご縁”という価値観をアニメーションとして描かれる。
母を亡くし、大好きだった“走ること”と向き合えなくなった少女カンナ。そんな彼女のもとに一羽の兎(シロ)と一人の少年(夜叉)が現れ、出雲への旅にいざなう。廻りはじめる歯車。人々と神々の境界をまたぎ、駆ける少女の旅がはじまるー。
主人公カンナは『朝が来る』で数多くの映画賞を受賞し、現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』で話題の蒔田彩珠。神使の兎・シロ役を坂本真綾、鬼の少年・夜叉役は入野自由、カンナが目指す出雲を治める神・大国主を神谷明。カンナの幼少期に新津ちせ、同級生のミキに永瀬莉子。松江に奉られる神・恵比寿に茶風林、長野・諏訪を護る龍神に高木渉と、人々を俳優、神々を声優が演じ分ける。
このたび映画の公開を記念し、小説と児童書とアニメ絵本の発売が決定。小説は映画『神在月のこども』の脚本(瀧田哲郎・三宅隆太)を元に書き下ろされた作品。またアニメ絵本は作品のストーリーだけではなく、東京を発ち、出雲を目指した主人公・カンナたちが歩んだ道のりの日本地図や訪れた神社の神様などについても解説。小説と児童書とアニメ絵本で、映画の感動を先取りで味わえる。
<四戸俊成コメント>
この島国の根と書かれる、“島根・出雲”に伝わる「神在月」という文化。
そこに宿る「ご縁」という価値観をアニメーションで翻訳したい。
そうした想いで、制作を進めている劇場オリジナルアニメ『神在月のこども』が、
今秋の公開を待たず、書籍というカタチでご覧いただける運びとなりました。
まさに、全世界の方々がこの島国に衆目した今夏。その熱気も冷めやらぬ中、
こうしたテーマの物語をお届けできることとなり深く感謝しております。
大好きだった“走ること”を、母の他界をきっかけにできなくなってしまった12才の少女カンナ。
そんな主人公が、母の面影を追って、東京から出雲を目指して駆ける旅。
それをご一緒に楽しんで頂きながら、1都1府8県を横断し、
その原風景や神話といった魅力に触れてみてください。
映画の脚本をもとに、映画では描ききれなかった舞台の数々や、登場人物たちの心情や友情、
愛情を丁寧にノベライズした書籍は、映画を観る前にも、観た後にも、
より深く本作を楽しんで頂ける、物語の扉になるのではないかと思います。
◆8月12日(木)発売:小説(講談社文庫)
四戸俊成・芹沢政信・著
発売日:2021年8月12日
本体価格:700円(税抜)
◆9月13日(月)発売:児童書(青い鳥文庫)
時海結以・文/四戸俊成・原作/瀧田哲郎・三宅隆太・脚本
発売日:2021年9月13日
本体価格:700円(税抜)
◆9月28日(火)発売:アニメ絵本
映画「神在月のこども」製作御縁会・監修/
四戸俊成・原作/瀧田哲郎・三宅隆太・脚本/小宮山みのり・文・構成
発売日:2021年9月28日
本体価格:1500円(税抜)