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玉城裕規 主演KAAT新シーズン演目『湊横濱荒狗挽歌~新粧、三人吉三。』出演者の初日コメント!

2021/8/29 17:52

KAAT神奈川芸術劇場は長塚圭史が4月に新芸術監督に就任。2021年8月27日(金)より開幕したメインシーズン「冒」の1作目となる作・野木萌葱×演出・シライケイタによる『湊横濱荒狗挽歌~新粧、三人吉三。』(みなとよこはまあらぶるいぬのさけび~しんそう、さんにんきちさ。)」。歌舞伎でお馴染みの河竹黙阿弥による『三人吉三』をモチーフにした、港町を舞台に繰り広げられるハートボイルド現代劇だ。出演は、玉城裕規、岡本玲、森優作、渡辺哲、山本亨、ラサール石井、村岡希美、大久保鷹、若杉宏二ほか。初日を迎えての出演者のコメントを紹介する。

★舞台写真 3人(左から森優作、岡本玲、玉城裕規)撮影:宮川舞子a

撮影:宮川舞子

左から)森優作 岡本玲 玉城裕規 


シライケイタ 初日コメント
とうとう辿り着きました。初日を迎えることがこんなにも難しい世の中になるなんて、誰が予想したでしょう。
「開けない初日はない」
演劇を始めてから、何度も呪文のように繰り返されてきた言葉です。辛いとき、挫けそうなときに、この言葉に何度救われてきたことか。それが今は、「開けないかもしれない」と思いながら稽古をしています。稽古後の飲み会はもちろん、初日乾杯も打ち上げもありません。皆でひとつの作品を作り上げたことを労い合う時間も、本番後の高揚感の中、芝居談義を交わす時間もゼロです。それでも僕たちは、作ることを止められないし諦めたくないのです。
この作品には、全てのスタッフと俳優の願いが込められています。この作品を作りながら、演劇とはこんなにも豊かな行いなのだと再認識し、益々演劇が好きになりました。横浜の地から世界に向けて、我々はここに生きているんだと高らかに宣言します。この作品が、どこまでも高く飛躍するように祈ります。
どうか見届けて下さい。ご来場、心よりお待ち申し上げております。

玉城裕規 初日コメント
野木さんが描いた世界の中で、各々の役者が魅力たっぷりに生きているので、是非その生きざまを観に来ていただけたらなと思います。人が生きようとする生命力や熱量がつまっていて、辛さや苦しさがあっても懸命に生きている人たちの人間模様が描かれた作品です。
演じていて、ふと振り返るとよく分からなくなる程我を忘れてしまう瞬間もあるのですが、日々楽しくやっておりますので、この機会に、ご無理なさらない程度に観に来ていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

 

★舞台写真 4人(左から山本亨、渡辺哲、村岡希美、ラサール石井)撮影:宮川舞子s

左から)山本亨 渡辺哲 村岡希美 ラサール石井


岡本玲 初日コメント
まずは、このような状況の中で誰ひとり欠けることなく無事に初日を迎えられたこと、お客様にご観劇いただけたことを心から感謝したいです。カーテンコールで拍手をいただいた時に、これは当たり前な事ではないと、あらためて身が引き締まりました。
野木さんが書かれた独特な台詞のやり取りや世界観を、「役者を見せたい」と言って下さったシライさんが演出したこの作品と役者とのぶつかり合いによって、毎回新しいものが生まれています。私も演じていて、ラストがどこへ向かっていくのか毎回楽しみな部分があり、一度この空気を感じていただけたらやみつきになるかも…と思いますので、是非体感しに来ていただけたら嬉しいです。

森優作 初日コメント
野木さんの戯曲には良い意味での違和感があり、不思議な世界です。そこに、これまでの俳優としての道筋がそれぞれ違うベテランの役者さんが集っていて、玉城さん、岡本さん、自分も毛色が全く違うと思っているので、お芝居をしていてすごく楽しいです。作品の世界観はもちろん、役者たちの掛け合いや会話も見どころです。
“ハードボイルド”と聞くと「渋いのかな」と思われるかもしれないですが、ばかなことを一生懸命やっている結果滑稽に見える人間のおかしみなども感じられると思うので、そのおかしみや滑稽さを楽しんでもらえたらなと思います。

湊横濱チラシ表s

湊横濱チラシ裏s

『湊横濱荒狗挽歌〜新粧、三人吉三。』
(みなとよこはまあらぶるいぬのさけび〜しんそう、さんにんきちさ。)

日程:2021年8月27日(金)~9月12日(日)
会場:KAAT神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉
作:野木萌葱
演出:シライケイタ
出演:玉城裕規 岡本玲 森優作
   渡辺哲 山本亨 ラサール石井
   村岡希美 大久保鷹 筑波竜一 伊藤公一 那須凜 若杉宏二
アクション:渥美博
舞台監督:足立充章
企画制作・主催:KAAT神奈川芸術劇場
公式サイト https://www.kaat.jp/d/minatoyokohama

 ■歌舞伎作品「三人吉三」(さんにんきちさ)とは
河竹黙阿弥作。『三人吉三廓初買(くるわのはつがい)』として1860年初演されたのち、『三人吉三巴白浪(ともえのしらなみ)』と題名を変え、人気狂言となり現在でも上演されている。和尚吉三、お坊吉三、お嬢吉三という三人が節分の夜に出会い、因果に巻き込まれていく物語。江戸の市井の人々の暮らしの中にあるドラマを描いた世話物(せわもの)を代表する演目のひとつ。盗まれた名刀庚申丸と百両をめぐって、次々と糸がからまるように3人を引き寄せていきます。悪事を重ねながら生きるアウトローを主人公とした作品は「白浪物(しらなみもの)」と呼ばれ、昔も今も観るものの心をつかみます。

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