取材:記事・写真/RanRanEntertainment
Extraordinary(桁外れの) Incredible(信じられないほど)exceptionally(並外れた) loveliest(この上なく)amazing(驚くべき)really talented(才能に溢れた)quite fantastic(全く素晴らしい) 本場ブロードウェーの演出家クリス・ベイリーのカンパニー、特に増田への賛辞が止まらない。
左から)林愛夏、ブラザートム、春野寿美礼、松下優也、増田貴久(NEWS)、 唯月ふうか、石川禅、雛形あきこ、黒須洋嗣、クリス·ベイリー
コロナ禍の2020年9月に上演され、高い評価を得たミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』が11月20日より再演される。その前日の11月19日東急シアターオーブにて公開されたフォトコール、その後の取材会に増田貴久(NEWS)、 唯月ふうか、松下優也、雛形あきこ、黒須洋嗣、林愛夏、ブラザートム、春野寿美礼、石川禅と主要あえ(NEWS)、キャストが勢揃いし、その場に登壇した演出家のクリス·ベイリーの口から絶賛の嵐が展開された。
クリス・ベイリーは、トニー賞8部門にノミネートされた2011年のブロードウェー版「ハウ・トゥー・サクシード」のクリエイティブチームの一人だが、11年版の主演、ハリーポッターのダニエル・ラドクリフにも引けを取らない素晴らしさと大絶賛。
これには、増田も「ダニエル・ラドクリフさんと全く同じでございます」とニンマリ。だが、その絶賛の影には相当な努力があるようで、クリス・ベイリー曰く「誰よりも真面目に稽古に取り組まれる謙虚な姿勢、そこを本当に尊敬している」そうだが、あまりにも熱心に取り組む様子を見て、オフ日を作って無理やり休んでもらったというエピソードも披露した。しっかり休みを取ってもらうために「デート禁止令」まで出されたという。
「一度やらせてもらっているからこそ、自分を超えたい」という増田だが、その努力の成果か、ブラザートムから「増田君、一年前より歌が全然上手くなった」と褒められたという。
「ミュージカル界の方もおちおちしていられないと思うよ。増田君みたいな人が出てくると」とブラザートムも認めるまばゆいばかりの色彩を秘めた伸びやかな歌唱力は是非公演観劇で確かめてもらいたい。
座長としての心配りも素晴らしいものらしい。バド役の松下優也から昨年増田が差し入れた弁当が忘れられないほど素晴らしいものであったことが語られた。「あれから1年経ちましたが、あのお弁当を超えるお弁当はない」と熱弁。プロモーション動画でまで「まっすーにあのお弁当を差し入れてほしい」語ったという。「それで、(2回公演の日の)ソワレの挑み方が違うんですよね。バドが調子でなかったらお弁当が出なかったと思ってください」と会場を沸かせた。
「ただ単純に観て楽しい作品ってなかなかにないと思うので、この本当に素晴らしい作品、素晴らしい時間を一人でも多くのお客様に見ていただけるように一日一日しっかりと公演を行っていきたい。ここ最近で一番楽しかったと思ってもらえるような時間を届けられたら」と増田は締めくくった。
『ハウ・トゥー・サクシード』は11月20日~12月7日に東急シアターオーブにて、12月14日~12月16日には大阪・オリックス劇場で上演される。
公式HP https://www.howtosucceed.jp/