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2022年9月6日 16:45

“負けない、諦めない、くじけないことを大切にした”シンデレラを描く! ミュージカル『シンデレラストーリー』ゲネプロ&取材会

取材:写真/RanRanEntertainment

ミュージカル『シンデレラストーリー』公開ゲネプロおよび取材会が9月5日(月)に行われ、加藤梨里香、水嶋凜、大野拓朗、佐藤アツヒロ、アンミカが登壇した。

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本作は、「シンデレラ」を子供から大人まで楽しめるようにと鴻上尚史が書き下ろし、音楽には松任谷由実のコンサートの音楽監督で、一青窈、今井美樹などの作品を手掛ける武部聡志、作詞は、歌手、俳優として数々の代表作を持つ斉藤由貴、そして2.5次元作品やノンバーバルパフォーマンスで注目を集め、21年には東京2020パラリンピック開会式の演出で世界に感動の渦を巻き起こしたウォーリー木下が今回演出を手掛ける作品。

今回、シンデレラ役は加藤と水嶋がWキャストで、王子は大野、廷臣・ピエールは入野自由、王妃・ガードルートは彩吹真央、王は吉野圭吾、そしてシンデレラの継母・ベラドンナは佐藤アツヒロが務める。

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同じくシンデレラ役の水嶋は、本作が初ミュージカル出演で、初主演。「自分が抱えているものが、どれくらい大きく、大事で、プレッシャーのあるものかを、最近やっと徐々に分かってきた感じです。最初は実感がわかなくて、『梨里香さんの背中を見なさい』と言われて、ただ『はい』って(言ってた)。でも、今、実感できたことで一歩進めたと思うので、本番では素敵な私らしいシンデレラと、梨里香さんのシンデレラを見てもらいたいなと思います」と思いを寄せた。また、キャストたちからアドバイスももらっていることを明かし、「アツヒロさんも細かいところまではっきりと教えてくれるので、皆さん、お時間を割いてくれてありがたいです」と感謝した。

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義母という役どころのオファーを受けた佐藤は、「驚きましたが、演劇をやっていてこんな幸せなことはないです」と話し、「舞台では騒いで、盛り上げて、『シンデレラストーリー』を頑張りたいと思います」と意気込んだ。

また、王子役の大野は「僕はびっくりするほど緊張してなくて、ただただこの楽しい世界を早くお客さんにお届けして、たくさんの笑いと感動に包まれる空間を楽しんでいただきたいですし、僕もステージ上で皆さんの反応を楽しみたいです」と胸を張る。

水嶋と同じく、ミュージカル初出演のアンミカは、今回、魔法使い役で登場。真っ赤な衣装を身にまとい、「50歳の新人ですから、皆さんから毎日、盗ませてもらいながら実践させていただいています。ベラドンナは、本当に悪いんですよ。だから、すごく感情移入しやすくて、シンデレラを応援したくなります。人間って悪いのもヤキモチ焼きも含めてお茶目だなって笑いに昇華できて、人生っていいなと思えるミュージカルだと思います」とアピールした。

劇中では、ベラドンナたちのシンデレラいじめが炸裂するが、加藤は「今回のシンデレラは、負けない、諦めない、くじけないことを大切にしているので、ポジティブです」と笑う。水嶋も「いじめられていることを苦に思っていないというか、私は私で楽しくやっているわという(雰囲気)」だと同意し、佐藤は「今回のシンデレラはいつも前向きに描かれている姿が描かれています。ベラドンナ一家は、それに対して何度も何度もやってやろうと。一緒に生きていくという空間になっていると思います」と話した。

さらに、今回、水嶋の母親である斉藤由貴が本作の作詞を担当していることに話題が及ぶと、水嶋は「『自分を信じなさい』とか『どんなに無力な時も』という歌詞があるんですが、その歌詞の背後に母が見えるようになってきました」と答えていた。

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囲み取材の最後には、加藤が「この秋、最高にハッピーになれる作品になっていると思いますので、ぜひ劇場に足を運びください」と呼びかけて締めくくった。

ミュージカル『シンデレラストーリー』は、以下の日程で上演。

東京公演:9月6日(火)〜19日(月・祝) 日本青年館ホール
愛知公演:9月24日(土)・25日(日) 東海市芸術劇場 大ホール
福岡公演:10月1日(土)・2日(日) キャナルシティ劇場
大阪公演:10月7日(金)〜10日(月・祝) 梅田芸術劇場 メインホール

 

 

 

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