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2024年8月17日 20:18

池田朱那、「昨夏、冬のシーンの撮影は大変でした!」 映画『威風堂々 ~奨学金って言い方やめてもらっていいですか?~』完成披露イベント

映画『威風堂々 ~奨学金って言い方やめてもらっていいですか?~』の完成披露イベントが8月17日(土)、都内劇場で行われ、主演・唯野空を演じる池田朱那、九頭竜レイを演じる吉田凜音、蛭間拓人役の簡秀吉、水江聡太役の田淵累生、唯野ユウ役の小野匠、そして、なるせゆうせい監督が登壇した。

特にやりたいことも夢もなかった高校3年の唯野空(ソラ)は、将来の保険として大学進学の道を選んだ。と同時に借金を背負った。大学生の二人に一人が使っていると言われる【奨学金】という美しいネーミングセンスの借金を・・・。エルガー作曲の「威風堂々」が劇中で使われている。

池田は、奨学金を借りるという「身近な問題で、皆さんに共感していただくことが課題だったので、ちょっとポンコツだけど、なるべく等身大の女の子でいようと気をつけた」と役作りに触れ、「本当に監督のご要望に応えるのが本当に大変だった」と笑わせた。具体的には「レストランでは可愛いお洋服にチェンジして出てきたら、監督に『ブルース・リーできる?』って、台本には書かれていないのに」というとんでもない要求を受け入れ、しかも「ブルース・リーをやる前には、お兄ちゃん(小野匠)に 20万円を借りるというシリアスなシーン」。「だけど、こんなに面白く作ってくださって良かったです」と手放しで出来映えを讃えていた。また、大変だったエピソードを問われた池田は、去年の夏に行われた撮影は「今年の夏と変わらないくらい暑くて、冬のシーンでコートを着たまま走って、汗をかいたら体が冷えて寒くなって大変でした。その思い出しかない」と振り返った。

吉田演じる空ちゃんの友達・九頭竜レイは芯が強く、見つめる先がはっきりしているという役柄。吉田は「レイちゃんは男勝りな性格で、同い年だけど空ちゃんに先輩みたいにドンドン教え込む役柄。意識したのは声のトーン。普段はもう少し可愛い声」と話した。

そして、レイとは反対に空ちゃんを翻弄する典型的ダメ男を演じた簡は「僕自身、本当に完璧な男なので(笑)、僕の友人にダメ男の特徴ってなんかあるかな?っていう話をした時に、いろんな特徴が思い浮かんできた。台本を元にすり込んでいくという作業を目指し、よりアクセントになればいいかなと思っていました」と苦笑した。

田淵演じる水江聡太は、奨学金をクラウドファンディングにて一瞬で返し終える。田淵は「最初の本読みの時に『チェ・ゲバラのように』とイメージを伝えられたけど、そのイメージは革命家でかなり難しいオーダー。大学生でそれぐらい達観した人間って存在するのかなっていうところから考え、今死ぬならば今何が出来るのか?というところを主観に演じました」とコメントした。

 

また作品の内容にちなんで「気合が入る一曲」を発表。池田は「NiziUの『Step and a step』は落ち込んでいる時によく聴きます」、吉田は「中島みゆきの『ファイト!』、簡は「僕は吉田凜音さんの『文句BOO』が一番いい」。一方、アニメ『メジャー』に影響されて「アニメのシーンからインスピレーションを受けてトイレで聴いている」という田淵はドヴォルザークの『新世界より』を選択。小野も「僕も小学生の頃に親戚のおばさんにもらった『新世界より』を勉強の時に聴いていた。まさかここでドヴォルザークが繋がるとは…」と偶然の一致に驚いていた。

最後に池田は「クラウドファンディングにも沢山ご協力いただき、本当に嬉しいです。身近にいる中高大学生、その親御さんに勧めてもらえたら嬉しいです」と呼び掛けた。

映画『威風堂々 ~奨学金って言い方やめてもらっていいですか?~』
8月30日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋HUMAXシネマズを皮切りに全国順次公開
©映画「威風堂々」製作委員会

 

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