キングオブコント2020年の優勝に輝き、熱狂的ファンも多いコント師ジャルジャルの福徳秀介が 2020年に⼩説家デビューを果たした珠⽟の恋愛⼩説『今⽇の空が⼀番好き、とまだ⾔えない僕は』。同作の実写化が決定、ティザービジュアルとコメントが解禁となった。
監督は映画『勝⼿にふるえてろ』(17)、『私をくいとめて』(20)、「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(NHK/23)など、数々の話題作を⼿がける⼤九明⼦。個性的かつリアリティあふれる⼥性主⼈公を描くことが多かった監督が、恋愛作品としては初の男性主⼈公の物語に挑戦する。
主⼈公の冴えない⼤学⽣・⼩⻄徹を演じるのは、萩原利久。そして、⼩⻄が恋に落ちるヒロイン・桜⽥花には河合優実。以前からその演技⼒を⾼く評価されていた河合が、お団⼦頭が印象的な凛とした花を好演する。
また、今年4⽉6⽇〜4⽉28⽇にかけて関⻄を中⼼に撮影が⾏われ、原作者・福徳の出⾝校である関⻄⼤学が、撮影に全⾯協⼒。原作の世界観そのままに、⼩⻄のリアルな⽇常を映し出すことに⼀役買っている。関⻄⼤学構内で撮影したティザービジュアルは、⻘空の下、出会う前の⼩⻄と桜⽥を切り取っていて、今後の2⼈に期待が膨らむビジュアルになっている。
今回の発表に際して、萩原は「世の中で⾒たら⼩⻄たちがやっていることはすごく⼩さなテリトリーの中での話で全員が共感できるものでないかもしれません。ただ共感できない⼈も⼩⻄たちの世界をちょっと覗くような感覚で⾒てもらえたら楽しんでいただけると思います」とコメント、河合は「⼈を想うというシンプルなことを、それぞれの⽴場でひねくれながら、それでも⼤切にわかろうとしているような⼈たちのお話でした。そして映画を作る私たちも登場⼈物たちと⼀緒になって、⼤切なことを⼤切にわかろうとしていた現場だったような気がします」と振り返った。⼤九は「“セレンディピティ”と呼びたくなる⾯⽩い偶然がいくつも重なり合って完成した本作。映画館の暗がりにて、皆さんをお待ちしております」と期待を寄せ、福徳は「最⾼の映画でした。それはそれは最⾼の映画でし た。〈最⾼の映画〉なんて安易な⾔い⽅ですが、本当に最⾼の映画です」と⼤絶賛した。
映画『今⽇の空が⼀番好き、とまだ⾔えない僕は』
2025年4⽉全国公開
配給:⽇活 ©2025「今⽇の空が⼀番好き、とまだ⾔えない僕は」製作委員会
物語 思いがけない出会いから始まった、最⾼純度のラブストーリー 思い描いていた⼤学⽣活とはほど遠い、冴えない毎⽇を送る⼩⻄。学内唯⼀の友⼈・⼭根や銭湯のバイト仲間・さっちゃんとは、他愛もないことでふざけあう⽇々。ある⽇の授業終わり、お団⼦頭の桜⽥の凛々しい姿に⽬を奪われた。思い切って声をかけると、拍⼦抜けするほど偶然が重なり急速に意気投合する。会話が尽きない中、「毎⽇楽しいって思いたい。今⽇の空が⼀番好き、って思いたい」と桜⽥が何気なく⼝にした⾔葉が胸に刺さる。その⾔葉は、奇しくも、半年前に亡くなった⼤好きな祖⺟の⾔葉と同じで、桜⽥と出会えた喜びにひとり震える。ようやく⾃分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった⽮先、運命を変える衝撃の出来事が⼆⼈を襲うー。