
『TRICK』シリーズをはじめ、『天空の蜂』、舞台「テンペスト」など、多くの作品でタッグを組んできた堤幸彦監督×仲間由紀恵の約10年ぶりの再タッグとなる映画『STEP OUT にーにーのニライカナイ』が、3月7日(金) 沖縄県先行公開、3月14日(金) 新宿ピカデリー他にて全国公開される。
シングルマザーの朱音役を演じるのは仲間由紀恵。朱音の息子・踊を演じるのは、2023年に再始動となった沖縄アクターズスクール出身のSoul。兄を慕う妹の舞役には同じく沖縄アクターズスクール出身の又吉伶音。そして物語の鍵を握る音楽プロデューサーをEXILEの橘ケンチが演じる。
母親の朱音、妹の舞と3人で暮らす照屋踊(てるやよう)は、ダンススクールで出会ったリサ(伊波れいり)に憧れ、ダンスを習い始める。朱音は家計を支えるためスナックで働き、人との関わりが苦手な舞はスクールの前でいつも兄の姿を一心に見つめていた。やがて踊はリサとペアを組み、その才能を開花させていく。そんな中、朱音のもとに一本の電話があり、ある男が訪ねてくる。偶然、家の前でその男を目撃する踊。後日、テレビでダンスオーディションを開催すると発表した音楽プロデューサーのHIROKIが、その男だった…。動き出す運命。憧れだったダンスパートナー、友人や地元の人々、大切な母、そして妹との繋がりの中で揺れ動く踊。踊が自分と向き合って選んだニライカナイ=理想郷とは…。
予告映像: https://www.youtube.com/watch?v=EwM8cDtzg0k
この度解禁となった予告映像には、沖縄の地でダンサーを追いかけながらも家族や友人との関係の間で揺れ動く息子の踊と、仲間が演じるシングルマザーとして家族を支える朱音が、お互いに感情を爆発させぶつかり合う姿も収められている。「ここからずっと逃げ出したかった…!」と押し殺してきた本音をぶちまける踊に対し、朱音は心にもなく「だったらどこへでも行け!」という言葉をぶつけてしまい、口論になってしまう。色々な想いが交錯し涙を堪えきれない朱音の姿が印象的だ。ぶつかり合い、葛藤の末に踊が下した決断とは…?
踊と朱音が肩を並べ潮風にあたるメイン写真をはじめ沖縄らしい3点の場面写真も合わせて解禁となった。“今の沖縄”を舞台に描かれた温かな家族の物語に注目だ。
映画『STEP OUT にーにーのニライカナイ』
3月7日(金) 沖縄県先行公開、3月14日(金) 新宿ピカデリー他にて全国公開
配給:ギャガ ©「STEP OUT」製作委員会