2014.10.18 取材:記事・写真 RanRan Entertainment
10月18日(土)、東京・新宿ピカデリーにおいて、累計120万部突破の三浦しをん原作「まほろ駅前」シリーズ最新作、映画『まほろ駅前狂騒曲』の初日舞台挨拶が行われ、主演の瑛太、松田龍平、他、高良健吾、真木よう子、永瀬正敏、大森立嗣監督が登壇した。
劇場を埋め尽くした観客から「おかえりなさ~い!」とサプライズの声援に、思わず瑛太は「ただいま!」と一言。
松田は「びっくり、うそでしょ!帰ってこれてうれしいです。」
初日を迎えての思いについて
瑛太:今日はありがとうございます。全国キャペーンでいろいろと周りました。皆さんに浸透してくれれば良いなと思っています。
松田:今日、初日を迎えられてとても嬉しいです。映画からはじまってドラマ、映画ときたので次はドラマですか?(歓声)
監督:初日を迎えられ映画を観たお客さんの前に立てて、とても幸せです。それから出演した俳優さんが大勢い来て下さってとても嬉しいです。この映画が皆さんの心に少しでも残ってくれ、大きく育って欲しいですね。宜しくお願いします。
監督はワルシャワから一昨日帰国、映画祭のコンベンション部門で上映され観客の反応について
監督:日本の皆さんと変わらない反応でしたね。その日、ポーランドとスコットランドのサッカーの試合が有って入りを心配してのですが、会場は満員でした。嬉しかったですね~!
観終わったあと、皆さんが笑顔で「面白かった!」と言ってくれて。一番爆笑されていたのは、真木さんと瑛太とのラブシーンに爆笑してました(笑)。
瑛太:このシーンは台本ではキスすると書いてあったのですが、はじめにシートベルトしたままで真木さんに近づいたら、ひっかかってしまって。そのシーン面白いと監督さんが言ったので、そのままキスしないでいいんじゃないのということになりました。
松田:キスはした方が良かったよ~。爆笑なんていらないですよ~(笑)。
真木:私はキスされるもんだと思っていたんですけど~。でも爆笑して頂いたら、それはそれで良いかな~(笑)。
多田(瑛太)と行天(松田龍平)について自分にとってどんな存在ですか?
瑛太:龍平とはデビューから、いくつかの作品で共演させて頂いていますし、この作品は人生において大切な作品です。これから続けていけるかはお客さんにかかっていますけど(笑)。
松田:う~ん、仕事ですね(笑)。映画からはじまってドラマ、映画と同じ役をさせて頂いて…、はじめて出演させて頂いた時は不安もあって行天役のイメージがつかめない状態だったんですが…。
先輩二人の演技をそばで見ていて現場ではどのように感じたか?
高良:現場ではあまりしゃべらず、後で焼肉屋でいろいろと話をしました(笑)。瑛太さんとは17歳、龍平さんとは20歳の時に出会ってて、怒られるから後輩という態度は出さないようにしてるんです(笑)。クランクインの前に瑛太さんから「喝をいれられて!」(頑張ろう!という意味ですよ。と瑛太が発言)と激励してくれて嬉しかったです。
現場はとても楽しいですし緊張もします。役も年を重ねていくので成長を見せれたらいいなあ~と思って演じていました。
撮影現場について問われると
永瀬:楽しかったですね!仲間に入れて頂いてとても嬉しかったです。撮影中、どか雪が降ってプロデューサーさん方が雪かきをしている姿が印象に残っています。映画には関係ないですね
先輩として瑛太と松田について
永瀬:先輩というよりただ年を取ってるだけですから。皆さん、今の日本映画界を支えていらっしゃる方々が揃っていて感激しました。素晴らしいですね!
二人の魅力は?
真木:怖い!凶器みたいな二人だから…。懐に入っていったらボコボコにされるし一定の距離を持っていないといけないです。ただ、監督と撮影チームがよいので安心して撮影に臨めました。
最後に監督から、「来週は台湾に行ってきます。『まほろ』を日本から世界に広めてください!」と挨拶。会場からは大きな拍手が送られた。
【STORY】人生を捨てかけたバツイチ便利屋コンビの二人にまたも舞い込む、かつてないやっかいな依頼。会ったこともない行天(松田龍平)の実娘はるの子守り代行に悪戦苦闘し、“まほろの裏ボス”星(高良健吾)から依頼され、小林(永瀬正敏)率いる謎の元新興宗教団体の隠密調査が、まさかのバスジャック事件に発展!そして多田(瑛太)と美しき未亡人、亜沙子(真木よう子)の淡い恋の行方はいかに・・・。NOと言えない便利屋コンビの大珍道中にして最大の危機!シリーズ最新作は、すべてがスケールアップ!この秋に贈る、ファンのみならず、老若男女が血湧き肉踊る、大騒ぎのエンタテインメント!!
主演:瑛太 松田龍平
共演:高良健吾 真木よう子/本上まなみ 奈良岡朋子 新井浩文 三浦誠己 古川雄輝/横山幸汰(子役)岩崎未来(子役)/水澤紳吾 大西信満 原田麻由 宇野祥平 市川実和子 伊佐山ひろ子/麿赤兒 松尾スズキ 大森南朋 岸部一徳/永瀬正敏
監督:大森立嗣 『さよなら渓谷』『まほろ駅前多田便利軒』
脚本:大森立嗣、黒住光 「まほろ駅前番外地」
音楽:岸田繁(くるり)
原作:三浦しをん『まほろ駅前狂騒曲』(文藝春秋 刊)
主題歌:くるり「There is(always light)」
製作:「まほろ駅前狂騒曲」製作委員会
企画協力:文藝春秋
協力:町田市
製作プロダクション:リトルモア/フィルムメイカーズ
配給:東京テアトル/リトルモア
コピーライト:(C)2014「まほろ駅前狂騒曲」製作委員会
新宿ピカデリーほか全国公開中!