欧米各地を身軽に行き来し、独特の哲学に基づく珠玉作の数々を発表してきたウディ・アレン監督待望の最新作『教授のおかしな妄想殺人』が6/11(土)に日本公開される。
悩める男を絶好調に一変させた“ある企て”とは?
人生の不条理を独特の哲学で描いたウディ・アレン監督最新作
“人はなぜ生きるのか?”という究極の命題をはらむダーク・コメディ『教授のおかしな妄想殺人』。奇抜なストーリー展開の中に人間の不条理さと滑稽さが入り混じり、ウディ・アレン流の皮肉なユーモアが炸裂する逸品が日本公開となる。アレンは本作で監督・脚本を務め、主演は『her/世界でひとつの彼女』の個性派俳優ホアキン・フェニックス。初めてアレンとタッグを組み、一癖も二癖もある哲学教授エイブを魅力的に演じている。さらにヒロイン役に抜擢されたのは、前作『マジック・イン・ムーンライト』から続投となるエマ・ストーン。教授に惹かれていく女子大生ジルを、アレンの新たなミューズとして存在感たっぷりに演じた。
Photo by Sabrina Lantos © 2015 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.
本映画のTVスポットでナレーションを松尾貴史が担当している。松尾貴史は、バラエティやトーク番組の司会、解答者、コメンテーター、そして役者など、マルチに活躍している、言わずと知れた俳優である。今回のTVスポットでは、松尾らしいコミカル&シニカルな声の演出で、ホアキン・フェニックス演じる教授が、ネガティブ→危ない妄想!→人生絶好調!!と移り変わっていく様子がわかりやすく描かれている。ここでもキーになってくるのが教授の「妄想」で、ナレーションでも「どんな妄想よ?」と問いかけている。
収録時にはお得意の「声色」のバリエーションを複数パターン披露し、即興で意味深な笑い声(映像最後のクレジットの部分)を盛り込み、表現力の幅を感じさせた。ナレーションを数多く経験してきた松尾のプロの底力を見せつけるものになっている。
そして、本人からのコメントも届いた。「敬愛する巨匠の作品のPRに参加できたのは嬉しゅうございます!」ウディ・アレンワールドの魅力を見事に引き出した、松尾貴史のナレーションで贈る、本作のTVスポットは必見である。
タイトル:『教授のおかしな妄想殺人』
6月11日(土)より、丸の内ピカデリー&新宿ピカデリー&Bunkamuraル・シネマ&シネ・リーブル池袋ほか全国公開!