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2019年5月29日 14:03

【前編】川床明日香、映画初出演に「撮影が待ち遠しかった」映画『ピア~まちをつなぐもの~』インタビュー

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

雑誌「nicola」の専属モデルを務め(現在は卒業)、10代のファッションアイコンとして絶大な人気を誇る川床明日香。2018年に放送された「積水ハウス」のCMでは、ベースに興味を持つ女子高生役で出演。抜群の透明感とピュアさで大きな話題となった。そんな川床が、現在公開中の映画『ピア ~まちをつなぐもの~』で映画初出演を果たす。若手医師が試行錯誤しながらも懸命に在宅医療に取り組む姿を描いた本作で、川床は病床に臥す水野真紀が演じる母親を想う娘・藤本波留役を演じる。川床に初めての映画出演への思い、そして撮影の思い出、女優としての今後を聞いた。

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——映画初出演おめでとうございます! オーディションを経ての抜擢とお聞きしていますが、オーディションはいかがでしたか?

実は、あんまり手応えがなかったんです(苦笑)。お芝居を見ていただいた後もさらっとした空気を感じたのでダメだったかも…と思っていたら、合格しましたという連絡をいただいてすごくびっくりしました。でも、ずっと、お芝居のお仕事をしたいと思っていたので、すごくうれしかったですし、撮影を待ち遠しく思いました。

——そもそも、お芝居をやりたいと思ったきっかけは?

子どもの頃からテレビが大好きで、テレビっ子だったので、ドラマをすごくよく観てたんです! それで、モデルを続けていくうちに、お芝居もやってみたいって強く想うようになりました。大きなきっかけがあったというよりは、ドラマが大好きで自然とそう思うようになったのかなと思います。

004s

——なるほど。今回、映画の撮影現場は初めてのご経験だったと思いますが、撮影はいかがでしたか?

本当にすごく緊張しました。それまではモデルのお仕事をさせていただいていたので、カメラを見る癖がついてしまっていて、ついついカメラを見ちゃって「ダメだ」と、慌てて目をそらすことが最初の頃はありました(笑)。

——一番最初に脚本を読んだときに、作品のどこに魅力を感じましたか?

お母さんにもう長くないっていうことを言われた時の波留のもどかしさがすごく伝わりました。だから、「もうすぐ死んでしまうんだ」ということを受け入れる葛藤を大切に演じないといけないなって思いました。

——川床さんが演じた波留とご自身の共通点は? どんなところに共感しましたか?

波留は自分とそれほど離れてないキャラクターだと思います。お母さんや家族が大好きなところもすごく分かりますし、逆にここは違うというところがないくらい、似ていると思います。

——では、演じる上ですんなりと感情移入できました?

感情移入というよりも、素のままとまではいかないですが、自然体でお芝居できたかなと思います。無理に作らず、力を入れずに演じられたと思うので、そこは良かったなと感じています。

 

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——お母さん役の水野さんはどのような印象でしたか?

撮影の合間にたくさんお話をしてくださって、波留とお母さんの距離感や空気を作っていただきました。

——撮影で印象に残っている出来事は?

水野さんのお芝居を生(なま)で見たときに、本当にすごいなと感じました。心の底から、これが芝居なんだっていうふうに思いましたし、そうやって現場でお芝居を見られることが私にとってすごく勉強になりました。

——どんなところで水野さんの演技のすごさを感じたんですか?

空気というか、自然とお母さんになってるというか…どこでスイッチが入ったんだろうって思うくらい、スって役に入っている感じがしました。演技しているときの表情がすごくお母さんだなと感じたので、その水野さんのお芝居があったからこそ自分も集中しやすかったんだと思います。

後編に続く~https://ranran-entame.com/wp-ranranentame/movie/61264.html

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『ピア まちをつなぐもの』

出演:細田善彦、松本若菜、川床明日香、竹井亮介、三津谷亮、金子なな子、田山由起、桜まゆみ、枝元萌、村上和成、中野マサアキ、大迫一平、加藤虎ノ介、戸塚純貴、尾美としのり、水野真紀、升毅

監督:綾部真弥
企画・原作・プロデュース:山国秀幸
脚本:藤村麿実也・山国秀幸
プロデューサー:長田安正
製作:映画「ピア」製作委員会

全国順次公開中

 

 

 

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