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2021年3月31日 16:00

【前編】平岡祐太インタビュー! 映画『種まく旅人~華蓮のかがやき~』「農業を知らない人たちにもヒューマンドラマとして楽しんでもらいたいです」

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

映画『種まく旅人~華蓮のかがやき~』が2021年4月2日(金)より全国順次公開される。本作は、第一次産業の活性化を目指し、「食」をテーマに塩屋俊監督のもと2012年に制作された『種まく旅人~みのりの茶~』から続く、シリーズ4作目である。今回のテーマは金沢市の伝統野菜「加賀れんこん」。主演・栗山千明は、農林水産省の神野恵子役でシリーズ2作目に続いて出演する。実家のれんこん畑の後継ぎ問題に直面する銀行マン・山田良一役を平岡祐太、その恋人役を大久保真梨子が演じる。平岡祐太に役にかけた思いや撮影時のエピソード、さらに、本作が遺作となった父親役の綿引勝彦について聞いた。

 

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――本作出演の依頼が来た時のことからお聞かせください。

地域と一緒に作っていく映画に関わらせていただくことが多いのですけれど、今回はれんこんがテーマということで、製作を含め金沢の方々と一緒に地域を応援したり、盛り上げていけるような作品ができたらいいなと思いました。

――こういった作品に対して、また関われるというお気持ちだったのですね。

そうですね。嬉しいですし、実際いただいた台本を「どういう風に見せていこう?」かと考えました。

 

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――台本を読まれていかがでしたか?

すごく誠実な台本だなという印象でした。いい意味で誠実だなと思いました。突拍子もないことも起きないし、何か狙ったような広告のような要素もないですし、製作する上ですごく誠実に取り組まれたのだなと感じました。

 

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――農業については、これまでに経験があったのでしょうか?

うちのおじいちゃんがお米を作っている農家なので、子どもの頃からおじいちゃんの家に行った時に、餅米でお餅をついたりとか、小屋があってその中にトラクターがいっぱいあったりとか、昔から農業はそんなに遠いものではなかったなという感じです。

 

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――その中で、今回は「加賀れんこん」が題材となっていますが?

れんこんは、今まで興味を持った事がなくて(笑)。まず、れんこんがどういう風に畑になっているかも知らない状態でした。今回初めて、農家に伺った時に、泥の中の下の方にれんこんが埋まっているのを知って、初めてれんこんを認識した感じです(笑)。

 

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――山田良一を演じるにあたってどのような準備をされましたか?

僕は、作品に入る前に本を何回も何回も読み返すタイプなんですけれど、今回は割と時間があったのでそれがけっこうできました。その中で、良一は、例えば、大久保(麻梨子)さん(凛役)と言い合いになる時も乗っかって言い合いをする(笑)、そういうことをいろいろ決めていきました。当時覚えているのは、撮影が終わって帰ってから『空飛ぶタイヤ』というドラマを見て研究していたんですよ。どうやったら地域密着のドラマがもっと幅広いヒューマンドラマになるだろうとずっと考えていて、そういった社会派ドラマを見て、役が出す雰囲気としてそういうテイストも組み込めないかなと。最初の銀行員のところは、池井戸(潤)作品に出てきそうなテンション感というか、銀行員の時は社会派っぽく見える良一でいて、そこから切り替えて、畑に入った時には空を見て、空気がすごく気持ちいいなと感じる、その地に根付いた人になっていく、というようなプランを考えました。

 

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――映画を拝見しましたが、れんこんを収穫するシーンで、演技を超えたものを感じました。

あぁ、今までにないテンションだったかもしれないです(笑)。あそこは、役を飛び越えた喜びが必要かなと思いました。

 

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――農業のシーンは実際にやってみていかがでしたか?

自分たちは撮影の時にしかやっていなかったので、これを毎日続けるって大変だろうなと思いました。れんこんって泥の中に埋まっているんです。実際泥の中に入ると普通に歩けなかったりして、歩き方もつま先立ちに進んでいかないといけないので、これは毎日やっていると足腰が大変だなぁというのは感じました。

 

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後編~

 

『種まく旅人~華蓮のかがやき~』
2021年3月26日(金)より石川県先行公開中
2021年4月2日(金)より全国順次公開
監督:井上昌典
脚本:森脇京子
出演:栗山千明 平岡祐太 大久保麻梨子 木村祐一(特別出演)永島敏行 綿引勝彦
   吉野由志子 柴やすよ 駒木根隆介 小久保寿人 平山祐介
製作:KSCエンターテイメント
配給:ニチホランド
©2020KSCエンターテイメント

公式サイト https://tanemaku-tabibito.jp/

【ストーリー】
大学卒業後、大阪・堺市で銀行マンとして働く山田良一(平岡祐太)にある日、故郷の金沢でれんこん農家を営む母(吉野由志子)から「父親(竹市)が脳梗塞で倒れた」と電話が入る。父、竹市(綿引勝彦)が倒れたことにより、畑を引き継ぐか売却か二択を迫られる良一。結婚を考えている恋人、凜(大久保麻梨子)のこともあり、なかなか決断できない。戸惑いながらも父に代わって畑へと向かう良一の姿に、不安と苛立ちを募らせる凜。一方、農林水産省かられんこん農家の視察として神野恵子(栗山千明)が金沢へとやって来るのだった。

 

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