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2011年9月8日 13:29

ウォンビン、映画『アジョシ』の来日記者会見に登壇!

韓国で630万人の観客を動員し、2010年最もヒットし、韓国でも数々の賞に選ばれた映画『アジョシ』。9月17日からの日本公開を記念して、8月30日、パークハイアット・東京にて会見が行われ、主演のウォンビン、キム・セロン、イ・ジョンボム監督が登壇した。

ウォンビンは、「まず、『アジョシ(おじさん)』というタイトルが気になった。脚本の1ページから最後まで、興味深く読むことができた。たくさんのアクションも魅力だが、自分はテシクのキャラクターに惹かれた。彼の心の痛み、ソミとの心の触れ合い、テシクが伝える新しい愛とは何かが上手く描かれていると思った。」と出演を決めた理由を説明した。

 印象的なシーンが多い中、バリカンで髪を刈る場面について、「特殊要員だったという過去があり、それに戻るんだという決意の現れ。」と述べ、「アクションや少女を守るということも大切だが、それ以上に暗いシーンの中でも光を見出し、観客に何か希望を与えたいという思いで演じた。」と役への想い入れを語った。

アクションシーンについては、「怪我やアザはつきものだが、撮影と並行してのトレーニングは少々大変だった。しかし、経験したことのない新しいジャンルだったので、楽しみながら撮影することができた。」と振り返った。

イ・ジョンボム監督は、「『アジョシ』という映画は、両面性を持った映画。男性的で暴力的ではあるが、観客へ説得力を持って伝われば、二人が心を通わせる姿がしっかりと描かれ理解されると思う。ウォンビンという俳優は、男らしさと優しさの両面の魅力を持っている。セロンとの共演で、長所が上手く重なり良い作品になった。」と2人の演技を絶賛。

 また、ウォンビンを『母なる証明』を観てキャスティングしたとのこと。「今まで彼が演じてきたキャラクターとは全く違うイメージを見出すことができた。軍隊にも行って、男として成長した姿を見て、『アジョシ』のテシクを見事に演じられると確信した。」と伝えた。

一方、会見冒頭で「こんにちは、はじめまして。私は映画『アジョシ』でソミ役を演じたキム・セロンです。この映画を楽しんで下さい。ありがとうございます。」と、日本語で堂々と挨拶したキム・セロン。

 ウォンビンの印象を「あまりテレビを見ないので、よく知らなかった。共演して、有名な方だということだけでなく、とても優しく気遣ってくれていい方だと思った。」と笑顔で答えた。

目標の女優は?の問いに、「どの俳優さんからも学ぶことがたくさんあって、皆さん尊敬しているので、一人を選ぶことはできない。将来は、深みのある女優になりたい。顔がきれいだということ見せるのではなく、これは本物の演技だと実感できる演技をしたい。壊れる演技を見せるなら、自分を捨ててでも臨みたい。」と、とても11歳とは思えない、大女優になる予感をさせるコメントに、報道陣も舌をまく場面も。

“アジョシ”とは、韓国語で“おじさん”という意味。このタイトルに込めた思いを、イ・ジョンボム監督は、「韓国でも、結婚してお腹が出た男性というイメージだが、ウォンビンが演じたことで、“アジョシ”のイメージを変えてくれた。血の通っていなくても、少女を救うことができるんだというテーマが込められている。」とし、ウォンビンは、「まだ、“おじさん”にはなりたくないです(笑)。でも、この作品を通して、男女だけの愛ではなく、大人と子供の間の愛もある。愛の深さをもう一度考えるようになった。」と語った。

 しかし、キム・セロンは、「ウォンビンおじさんは、撮影中に寒いと毛布をかけてくれたり、食べ物をくれたり優しかった。」とウォンビンを“おじさん”と呼ぶ。(笑)

「ウォンビンさんは、確かにおじさんと言うよりお兄さんですが、私はどの作品でも役名で呼ぶことにしているので、今日はあえて“アジョシ”と呼んだ。」と言うと、ウォンビンと監督から微笑ましい笑みがこぼれた。

 

フォトセッションでは、ウォンビンと少し大人になったキム・セロンとの素敵なツーショットを見せ、映画への期待を漂わせていた。

映画『アジョシ』は、9月17日より全国ロードショー!!

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