1月31日午後、ソウルのブルースクエアにてチョ・インソン、ソン・ヘギョ、キム・ボム、チョン・ウンジらが出演するSBSドラマスペシャル「その冬、風が吹く」制作発表会が大規模に開催された。
このドラマは 、[彼らが生きる世界』、[パダム・パダム]のノ・ヒギョン作家と[IRIS]のキム・ギュテ監督がコンビを組み、軍除隊以来初のドラマ出演となるチョ・インソンと中国などでの活動を終え、本格的ドラマ復帰となったソン・へギョのトップスターの共演で話題となっている作品であるだけに、会場となったブルースクエア地下3階ホールでは数多くの関係者やマスコミが訪れた。
今回、日本からのツアーで多くのチョ・インソン、キム・ボムなどのファンが会見を見守るなど、活気に満ち溢れた記者会見場となった。さらに会場外にはファンからの花輪など数多く飾られていた。
チョ・インソン、ソン・ヘギョ、キム・ボム、チョン・ウンジら出演者が登場すると会場からは大歓声が沸き起こった。
両親の離婚により母、兄と別れ、視覚障害者となった財閥相続人オ・ヨン(ソン・へギョ扮)と、幼い頃保育施設のそばの木の下に捨てられ、家族と呼べるものもいないまま育ち、賭博師としての人生を生きてきた男オ・ス(チョ・インソン扮)が運命的に出会い、お互いの傷を癒しあう存在となっていく。日本の[愛なんていらねぇよ、夏]をもとに韓国的情緒に脚本されて登場したこのドラマは、あえて[冬]という時期をテーマに選んだ。ノ・ヒギョン作家は「なぜ主人公の男が生きようとしているのかが気になった」と話し、脚本を決意したと伝えた。
オ・ヨンを演じるソン・へギョは相手役がチョ・インソンであると聞き、「とても安心できて、頼れるなと思いました。ハンサムで演技もお上手だし、デビューの時期もにていて同い年で今まで共演していそうだったのにしてなかったと感じていました。また少し成熟したあとに良い作品に出会えてとても嬉しいです。呼吸も合うし、いろいろと配慮してくださるので楽しく撮影しています。」と褒め称えた。
オ・スを演じるチョ・インソンは「現場が恋しかったです」と約5年ぶりのドラマ出演について感想を述べた。チョ・インソンは「良い女優さんと共演できることは本当に嬉しいことです。ノ作家とへギョさんはすでに一度作品をされているので僕さえがんばればいいんだなと思いました。ノ作家の作品は台本を読んだときと演じるときが違うが、へギョさんの演技を見ると演技の整理ができるようです。感謝している」と話していた。
また、ソン・へギョとチョ・インソンどちらも5年ぶりのドラマ復帰に関して「中国映画や国内でも映画を撮影してい他ので初の撮影がぎこちなくなかったですね。監督さんやスタッフの方々の助けにより楽に演じさせていただいています。視聴率などについてはあまり神経をつかっていません」と話した。
チョ・インソンは「はじめに作品が決まっていましたが、延期になった関係上、空白の時間ができてしまいました。その後軍に2年いき、復帰作というより次回作という観点で見て頂きたいです。他のドラマに出演したいと思いましたが、すでに決まっていました。でも、あまり露出しないのもどうかと思いバラエティにも出演してみたりしました。そうこしているうちに長い期間がかかってしましました。」と悩む余地もなく出演を決意したことを発言した。
ソン・へギョは目の見えない演技に関しては 「主人公であるオ・ヨンが前面だけの視力しかない役なので、そういう面での演技を意識している。」と話した。
またノ・ヒギョン作家の前作品『パダム・パダム』でもキャスティングされたキム・ボムは、キャラクターが決まる前からキャスティングの話がきていたエピソードを話した。「仕事をしてみて個人的にどんな作品でも皆さんとならば寒い冬を幸せに送れると思った」と伝えた。また『パダム・パダム』で共演したチョン・ウソンとチョ・インソンの違いについて聞かれたキム・ボムは「チョ・インソン氏が少し若くて（笑）その若さからくるウィット感とジェントルさを学ばせて頂いています。」と発言、会場を盛り上げた。
会見の間、チョ・インソンとソン・へギョはお互いに握手を何度も交わしながら仲の良い雰囲気をかもし出していた。
日本の原作とは一味違った新しい魅力を見せると語るチョ・インソンとソン・へギョ、二人のブルーチップがいかなるドラマをつくりあげるのか？また、キム・ボム、チョン・ウンジの二人にも目が離せない！ 放送は2月13日SBSにてスタート！！
