尾上松也、大原櫻子、宇宙Six原嘉孝が赤坂サカスでメタルシャウト!『メタルマクベス』disc2イベント
2018/8/15 20:49
取材:記事・写真/RanRanEntertainment
劇団☆新感線の舞台『メタルマクベス』disc2が9月15日(土)からIHIステージアラウンド東京(豊洲)にて上演される。これに先駆けて、8月14日(火)、東京・赤坂のサカス広場でプレイベントが行われ、本作に出演する尾上松也、大原櫻子、原嘉孝(宇宙Six/ジャニーズJr.)が登場し、作品の見どころをおおいに語った。松也は本作について「宮藤官九郎さんの独特な世界観をいのうえさんがより広げている作品。世界を見渡してもこんな『マクベス』の世界を作った人はいないんじゃないかな。唯一無二の作品だと思う」と語る。
その松也は2218年ではランダムスター、1980年代ではマクベス魔Ⅱ夜という2役を演じるが、1980年代の役名について「折角なので悪魔の魔、マークⅡのⅡ、そして夜とメタルっぽくアレンジさせていただきました。発音するとまトゥーやです」と笑いを誘った。
レスポール王の息子、レスポールJr.と1980年代ではバンド「メタルマクベス」がデビューするレコード会社の社長の息子・元きよし役を演じる原は「父を殺された上に濡れ衣を着せられる役」と自分の役を説明、「松也さんと仲が悪い役です。裏では仲良いですよ」と自らフォローしていた。
大原は自身が演じる役について「とんでもない悪女だと思いますね。でもそれは松也さん演じるランダムスターを愛するからこそ。ひたすら夫を愛そうとする人物なんです」と妻としての心境を解説。
なお、稽古場では松也が大原に「手の上で転がされているというより、指の先でコロコロ転がされている感じです。こうみえてしっかりしていらっしゃいますから」と服従している状況を表現。その話を聞いていた原が「稽古を観ていてもすごく自然にやられているので、プライベートでもそうなのでは、という疑いが出てきますよね」とさらに大原に突っ込むと、「やめてくれ!普段は清純です」と大原。その発言に「自分で(清純と)言うんだ…」と松也と原が笑い転げていた。
原が演じるレスポールJr.のビジュアル写真がスクリーンに大きく映し出される。が、「俺、こんなにアゴ割れていたっけ?」と自分の写真を不思議そうに眺める原。そして松也たちに「(アゴ)割れてます?」と自らのアゴをぐいと突き出して見せ、「割れてないよね?事務所もよくこの写真を選んだなあ」などとボソボソ。そんな原はレスポールJr.の役について「松也さんに敵討ちをする場面の怒りや希望などの気持ちをダンスと共にカッコよく披露するので、楽しみにしてほしい」と自身の見どころを紹介。すると「今まで見た事ないようなおもしろいシーンをご用意しております」と松也、さらに大原も「本当にかっこいいんです」とどんどんハードルをあげていく。二人の言葉に原は「こう見えてダンスは仕事(本業)だから!長年やってきてますから!」ときり返すと「これ(『メタルマクベス』)も仕事だよ!」と逆襲され苦笑いしていた。
その後は3人で「きれいは汚い、ただしオレ以外」を披露するスペシャルライブが行われる予定だったが、ここでまさかのハプニングが。前奏が流れ、ダンサーがステージ上で踊る中、松也が登場して歌い出すもやや不思議な表情の松也。「ちょっと、止めて!最初からやりなおしまーす!」と自らスタッフに中断を依頼。
そこからしばらくは、スタッフたちが舞台裏で調整に入る。長くかかりそうと判断したのか、松也と司会がステージ上に登場し、せっかくなのでと観客に質問したいことはあるか?と声をかけ、時間かせぎ。さらに大原も登場し、時間を持たせていると、ようやくスタッフから再開の連絡が!改めて「きれいは汚い、ただしオレ以外」を熱唱してイベントは無事お開きとなった。
ONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』disc2 Prodused by TBSは、2018年9月15日(土)から10月25日(木)まで、IHIステージアラウンド東京(豊洲)にて上演される。