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2021年11月20日 01:51

有村架純、映画にドラマに充実した2カ月でした! 「WOWOWオリジナルドラマ 前科者 –新米保護司・阿川佳代−」完成報告会

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

「WOWOWオリジナルドラマ 前科者 –新米保護司・阿川佳代−」の完成報告会が11月19日(金)、都内で行われ、主演の有村架純、共演の石橋静河、そして岸善幸監督が登壇した。

 

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「ビッグコミックオリジナル」にて連載の原作・香川まさひと、作画・月島冬二による漫画「前科者」が、岸善幸監督により実写映像化。主演・有村架純は、罪を犯した「前科者」達の更生・社会復帰を目指し、彼らと向き合い奮闘していく保護司・阿川佳代を演じ、石橋は佳代の初めての保護観察対象者となる前科者・斉藤みどりを演じている。ドラマの放送・配信に続き、映画版の公開も予定されている。

 

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イベントでは冒頭、有村が「今作は、映画にドラマに立て続けに撮影したんですが、猛烈な2カ月を過ごし充実した気持ちで心が毎日満たされました。画面に映る役者、スタッフの熱量が皆さんに届くと嬉しいなと思います」と挨拶。石橋も「本当にいい現場で、いい時間を過ごさせていただき、その空気がそのまま作品にも映っていて、ぜひたくさんの方に観ていただきたいです」と続けた。さらに岸監督は「ドラマ、映画ともに誇れる作品に仕上がったと思います。自信をもって送り出せます」と胸を張った。

有村は「保護司がボランティア、無給で前科のある人間の更生を手助けするって、どういうことだろうと思っていたんですけれど、対象者と保護司の関係性など、作品を通していろいろと心を動かされました。実際に保護司をやられている方が『ハートは熱く、アタマの中は冷静に』ということを大事にされているとのことで、私もその気持ちをもって演じなければと思いました」と話す。

 

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そして佳代を演じて「本当に楽しかったです。人と向き合うのは労力がいることで、一筋縄ではいかないことだらけ。人を思って笑ったり、泣いたり、怒ったり、叫んだり、一つ一つのシーンで気持ちが揺れ動く現場は久しぶり。生きていて楽しい、素晴らしいということを実感していました」と振り返った。

岸監督は有村について「現場ではたくさんの相手を毎回毎回、侍のようにバッタバッタと。包容力と鋭さをもって、侍のように戦っていたという感じ。本当に国民的女優だと思いました」と有村を絶賛した。

 

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石橋は「覚悟のいる役でなかなか台本が開けなくて・・・。でも、役者ってこういう仕事なんだなと改めて実感しました。表の世界に届かない人の叫びを届けるのが仕事と感じました。どうやったら、この人の声を的確に伝えられるかということだけを考え、心が充実しました」と話し、初共演の有村については「佳代ちゃん(有村)にも出会え、とにかく幸せな現場でした。ドラマ版から3年後を描いた映画版からの撮影だったので、二人の関係性ができあがっているところを見せなきゃいけない。『初めまして』からの一仕事は緊張しました。でも、有村さんを見て、何か大丈夫と思って・・・。有村さんも『さあ来い!』みたいに温かく迎えてくれて、そこからがすごく楽しかったです」と有村に感謝。有村も「石橋さんがみどりさんで良かったなと思いますし、出会えて良かったです」と声を掛けると、石橋は「泣いちゃいます」と感激。

 

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続いては、本作のサブタイトル「新米保護司」に掛けて、有村、石橋の“新米時代”の写真を披露。有村は「17歳くらい。眉毛が細くて学生という感じで恥ずかしいです。デビュー当時、上京したてで急に大人に囲まれ、とんでもない世界に入っちゃったなという思いだったんですけど、自分でやりたいと思って飛び込んだお仕事だったので・・・。自分のことを話すのも苦手で、目立ちたがりではないので、なんでこのお仕事をしているんだろうと思うこともあります」と振り返った。

そして石橋は「ふてぶてしいですね。多分20歳くらいで、お芝居を始めたのが少し遅いので、気分は今でも新米。でも最初から出会う人に恵まれていたんだなと思います。だから頑張ります」と決意を示した。

本作は11月20日(土)よりWOWOWにて放送・配信、2022年1月28日(金)より映画版が日活・WOWOWの共同配給により公開される。ドラマの放送後にはAmazon Prime Videoでの見逃し配信も予定。

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