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佐々木蔵之介、プルカレーテ演出作に「とてつもなく幸せ」『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』公開ゲネプロ&取材会

2022/11/22 10:31

取材・撮影/RanRanEntertainment

東京芸術祭 2022 芸劇オータムセレクション『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』の公開ゲネプロと取材会が11月21日(月)に行われ、佐々木蔵之介、加治将樹、竹内將人、大西礼芳、手塚とおるが登壇した。

 

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本作は、今年生誕400年を迎えるフランスを代表する劇作家、モリエールが生み出した傑作喜劇『守銭奴』を、ルーマニアの鬼才、シルヴィウ・プルカレーテ演出、佐々木主演で贈る舞台。プルカレーテと佐々木のタッグは、2017年上演の「リチャード三世」以来、5年ぶりとなる。

 

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主人公のアルパゴンを演じる佐々木は、「やっとここまでこれたなという感じです。稽古中は、みんなで積み上げては壊してを繰り返し、いつも不安で大丈夫かなと思ってきましたが、今日、お見せすることができて、怪我もなく、よかったと思っています」とゲネプロを終えた感想を話し、「明後日の初日に向けてもういっぺん、エネルギーを蓄え、知恵を働かせていきたい」と意気込んだ。

 

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アルパゴンに仕える執事のヴァレール役の加治は、「ついにきたという感じです。いい緊張感があり、(ゲネプロでは)みんなで目を合わせながら芝居ができて楽しかったです。この感じで楽しくやれれば、いいものがお届けできるんじゃないかと思います」と胸を張った。

 

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アルパゴンの息子・クレアント役の竹内は「まず、感染せず、無事にここまで来れてありがたいですし、大千穐楽までみんなで駆け抜けられたらと思います」、娘・エリーズ役の大西は「今日を迎えられて嬉しいです。(ゲネプロで)自分が注意しなければならない点とか、失敗とかがありましたので、初日からも気を引き締めて演じたいと思いました」、クレアントの召使いのラ・フレーシュ役の手塚は「プルカレーテ作品を日本人キャストで体験できるのは貴重な機会なので、それを堪能しに劇場に来てもらえたらと思います。そのために僕らもラストスパート頑張っていきたいと思います」とそれぞれコメントした。

「作っては壊す」というプルカレーテの演出だが、佐々木は改めて「僕たちは役者は、このシーンはこんなふうだろうなって想定したものを遥か斜め上を超えた演出をしてくださるので、僕たち役者は戸惑って、それに整合性を合わせるんです。プルカレーテさんは演出をするだけしたら3時間くらいで帰っていくんです。その後から、僕らは復習をやっていきました」と振り返る。

そして、「でも、その体験はとてつもなく幸せ。全然違います。海外旅行に行って戸惑ったり、自分が常識だと思っていたものがそうではなかったという経験が毎日、稽古場でできるんです。それが僕たち役者には幸せなことでした」としみじみ語った。

 

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手塚も「あんなに幸せな、贅沢な時間はないですよね。できれば、役者の皆さんに経験してほしい」と同意した。

今回、佐々木が演じるアルパゴンはドケチで家族にまで倹約を強要する異常な人物。佐々木は、そんな役柄を演じるにあたって、「この作品は喜劇ですが、アルパゴンは悲劇の人」だと最初にプルカレーテから聞いていたそうで、「社会から隔絶されながら終わらせ方も分からなくなった人間だとプルカレーテさんはおっしゃっていました。息子、娘、家族への愛情よりもお金への執着が強いという設定でやっています。金への思いだけでなく、怒りや猜疑心が強いんだと思います」と力を込めた。

稽古場では、佐々木が毎日のように差し入れをしていたという。佐々木は「稽古場は食べ物しか楽しみがないから。糖分が欲しいだろうなと思って。最初は、下町の稽古場だったので、和菓子にしていたんです。でも、どうやらルーマニア組は小豆を食べるけれども、あずき推しはダメだと思って、洋菓子にしました。ルーマニア組がお休みの日に、もう一回、どら焼きを差し入れた。ドケチは考えているんですよ」とエピソードを明かして、会場を笑わせた。

最後に、加治は「モリエールの『守銭奴』という原作を読んだことがある人もない人も誰もが楽しめる作品です。初めて演劇に触れる方も楽しめる、あっとなる作品になっています」と思いを述べ、手塚は「ザ・佐々木蔵之介という感じの芝居になっています。ぜひ、佐々木蔵之介を観に来てください」とアピール。竹内は「本当に素晴らしい作品を観ていただけるように僕たちも頑張りますので、皆さんも健康を第一にご自愛いただいて、劇場で会えることを楽しみにしています」と話し、大西は「どうぞみなさん、笑いに来て下さい」と一言。そして、佐々木は「耽美で妖しく狂気な喜劇を今の世界で描いている喜劇をお見せします。ぜひ劇場に体感しに来て下さい」と呼びかけて、締めくくった。

東京芸術祭 2022 芸劇オータムセレクション『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』は、以下の日程で上演。
東京公演:2022年11月23日(水・祝)〜12月11日(日) 東京芸術劇場 プレイハウス
宮城公演:2022年12月15日(木) えずこホール(仙南芸術文化センター)大ホール
大阪公演:2023年1月6日(金)〜9日(月・祝) 森ノ宮ピロティホール
高知公演:2023年1月14日(土) 高知県立県民文化ホール オレンジホール

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