3月11日（月）に橋本環奈の千尋役で幕を開けた舞台『千と千尋の神隠し』。3月27日（木）には、新キャストの川栄李奈が初日を迎えた。
本作は、宮﨑駿の不朽の名作を英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアード翻案・演出により2022年に世界で初めて舞台化し大評判となった舞台。この舞台で、初演から主人公の千尋役を演じ続ける橋本と上白石萌音に加え、新たにオーディションで同役を射止めた川栄と福地桃子を加えた4人の千尋によって、帝国劇場公演を皮切りとして日本での全国ツアー、さらには英国・ロンドンで初の海外公演として上演される。
3月11日の橋本に続き、12日（火）に上白石、13日（水）に新キャストの福地も初日を迎えているため、27日に川栄が初日を迎えたことで、千尋役の4名が全員がステージに立ったことになる。
27日の夜公演のカーテンコールで、川栄は「ありがとうございました！」と笑顔で頭を下げると、「今日は私が初日を迎えまして、スイングの木村和磨くんがここにデビューをいたしまして、そして、ハク役の新井海人くんがハクとしてデビューしました。そしてそして、我らが湯婆婆の夏木マリさんが初日を迎えました」とキャストたちを紹介。
続けて、「帝劇の幕が開いてからも、ここにいる湯屋組の皆さん、そしてここにはいないですが油屋組の皆さんが一緒に稽古をしてくださって、たくさん助けてもらって、無事、今日ここに立つことができました。スタッフ、キャストの皆さんはもちろん、ここにいる今日来てくださる皆さんが温かい拍手で迎えてくださって、本当に感謝しています。私は初演のときにお客さんとして観に来ていたんですが、その時に感じた感動だったり、終わった後のなんてすごいものを観たんだという気持ちを、今度は自分が皆さんにお届けできるように、このメンバーで最後まで駆け抜けたいと思うので、最後までよろしくお願いいたします」と思いを語った。
舞台『千と千尋の神隠し』は、以下の日程で上演。
東京公演：2024年３月11日(月)～30日(土) 帝国劇場
ロンドン公演：2024年４月30日～８月24日(土) ロンドン・コロシアム
愛知公演：2024年４月7日(日)～４月20日(土) 御園座
福岡公演：2024年４月27日(土)～５月19日(日) 博多座
大阪公演：2024年５月27日(月)～６月６日(木) 梅田芸術劇場メインホール
北海道公演：2024年６月15日(土)～６月20日(木) 札幌文化芸術劇場 hitaru
