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2024年11月8日 12:15

【後編】畠山理温&桑原 柊インタビュー 初めての2.5次元舞台で「お客さまを楽しませたい」 アカペラで紡ぐ舞台『アオペラ』

 桑原 柊   畠山理温

――桑原さんは元々ミュージカル等にもご出演されていましたが、やはり歌がお好きなんですよね。アカペラはまた違いますか?

桑原:そうですね。歌はもちろん好きですし、小さい頃からずっとやってきましたが、アカペラはこれまでやってきたことと全く違うので、自分の中での常識が覆されるような感覚があります。

――畠山さんもいつも歌っているとおっしゃっていましたが。

畠山:もちろん、歌うのは大好きですし、幅広いジャンルを聞きますが、最近は“聞き専”になっていました。今回、こうしてしっかりと歌の稽古をして、やっぱり歌うっていいなと思いました。

――ちなみにお二人が俳優業を目指されたきっかけは?

畠山:そもそも、僕は中学を卒業したら留学する予定だったんですよ。飛行機も決まっていて、入学する高校も決まっていたんですが、飛行機が飛ぶ1週間前に新型コロナでロックダウンになってしまって。ああ、終わったなと、どん底でした。日本にいることになったけれども、入れる学校も見つからなくて。なんとか見つかった学校でも気の合う友達もできず、つまらなそうに毎日を送っていたら、親が事務所のオーディションに履歴書を送ってくれたようで、それで活動させていただくことになりました。

――そうすると、元々、芸能界に入りたいというわけでもなかった?

畠山:子どもの頃にいつか「しゃべくりセブン」に出てみたいと思っていたことはありましたが、自分が芸能人になるとか、俳優を目指すとか、歌をやりたいというのは一切なかったです。

――どこで「ここで生きていこう」というスイッチが入ったんですか?

畠山:留学できなかった分、他のものに集中したいという思いがあったので、すぐにこれで頑張ろうとなりました。

――桑原さんは小学生の頃からミュージカルにご出演されていましたね。

桑原:そうですね。小さい頃にミュージカル『ライオンキング』を観て、僕もやりたいと憧れを抱いたのがきっかけです。その憧れがめちゃくちゃ大きくて、目指し続けた結果、小学5年生のときに子役で出させてもらえることになりました。それが最初のミュージカルです。それまでももちろん、観るのは好きでしたが、実際に出たら、出演することへの思いが強くなり、今に至ります。今の事務所に入って、ミュージカル以外のこともたくさん経験させてもらう中で、今は何でもできるようになりたいと思っています。

――『ライオンキング』に出たということが、一つ大きな転機だったんですね。

桑原:『ライオンキング』に出ていなかったら、今ここにいないかもしれないというくらい、僕には大きな作品です。それまでは内気で、歌は好きだけどみんなに聞かせたいと考えていたわけではなかったんですよ。でも、『ライオンキング』にだけは出たい。そこから一気にのめり込んだので、もし、出られていなかったら今、全く違うことをしていると思います。

――ミュージカルの魅力はどんなところに感じているのですか?

桑原:歌の影響力の凄さを感じます。もちろん、お芝居だけのストレートプレイでも感動しますが、でも僕はやっぱり歌が与える力や歌が持っている力に影響を受けるので、歌があるということが僕には大きいです。それから、ミュージカルは総合芸術なので、歌だけじゃなくてお芝居、ダンス、それから舞台セットなど、全てが合わさって一つのものを作り上げます。その劇場に入った瞬間に、非現実を味わえて、その世界に一気に入れる、日常を忘れてそこに入れるというのが魅力だと思います。

――ところで、今、桑原さんは20歳。節目の年でもあると思いますが、何か心境の変化はありましたか?

桑原: 20歳になるまでは、どの現場でも「まだ10代だもんね」と言われたり、思われたりしてきましたが、もう「10代だから」とは言われないんですよ。今までと同じマインドではダメだなとは思っています。ただ、自分の中ではそこまで大きな変化はないですね。見られ方は変わるなとは思いますが。

――畠山さんは2月に20歳になりますが、10代のうちにやりたいことや、逆に20歳になったらやりたいことは?

畠山:「20歳を超えたら恥ずかしいよね」と言われるようなことは今のうちにやっときたいですね(笑)。例えば、ロケット花火とか友達とはしゃぐとか、年相応のことをやっていきたいです。逆に20歳になってやりたいことは、お酒かな。僕は誕生日が2月で成人式でもお酒は飲めないので、それは残念ですが、お酒を飲みに行くのは楽しみです。

――今後の俳優としての夢や目標は?

畠山:先ほど音楽で挫折したと言いましたが、そもそも音楽をやりたいと思ったきっかけは、色々な人のコンサートやライブを見て感動したからなんです。僕の所属するスターダストプロモーションには、EBiDANというグループがあって、その先輩たちと同じステージに立った時にすごく感動して、今度は僕が感動させたいと思うようになりました。そのベースは今も変わっていないので、誰かを感動させられるような演技ができる人になれればと思っています。

桑原:僕は、事務所入ってからいろいろな経験をさせてもらったことで、視野が広がったのを感じています。それまで自分にはミュージカルしかないと思っていましたが、音楽の活動や映像作品に出演させてもらい色々な世界を見ることができました。なので、今は、何をしてもハマる人になるのが今の僕の夢です。音楽では、ミュージカル俳優の歌だなと思われるのではなく、しっかりと音楽のアーティストとしてみていただけるような歌を歌いたいですし、映像では舞台俳優のお芝居ではなく映像でのお芝居をしたい。その場所にしっかりとハマって、マルチに活動するのが僕の夢です。

――ありがとうございました! 改めて、舞台『アオペラ』に向けての意気込みと楽しみにされている方にメッセージをお願いします。

畠山:人生初めての舞台出演で、今からドキドキワクワクしています。お客さまを楽しませたいというのはもちろんですが、それにはまず僕自身が楽しまないと「楽しい」を共有できないと思うので、僕自身が誰よりも楽しんで本番に臨めたらと思っています。ぜひ楽しみにしてください。

桑原:舞台上で実際にアカペラをするので、ぜひそのアカペラと僕たちのお芝居を楽しみにしていただけたらと思います。僕たちはアカペラとキャラクターに全力でぶつかって、必死になって作り上げます。きっとそれが『アオペラ』らしく見えるのではないかと思うので、僕たちも精一杯頑張ります。本番では何も考えずにアカペラと舞台を楽しみにしていただけたらと思ってます。

舞台『アオペラ』公式HP  https://www.marv.jp/special/aoppella-stage/

 

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取材 文:嶋田真己  撮影:有田純也

 

 

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