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2025年2月4日 18:00

【前編】佐藤流司&矢部昌暉インタビュー 「嘘ではなく、心からお勧めできる作品の続編」 舞台『私立探偵 濱マイク-遥かな時代の階段を-』

矢部昌暉   佐藤流司

舞台『私立探偵 濱マイク-遥かな時代の階段を-』が2月6日(木)から開幕する。映画監督・林海象による映画『私立探偵 濱マイク』をもとにした本作は、2021年の「朗読劇『私立探偵 濱マイク』-我が人生最悪の時-」、2022年の舞台「私立探偵 濱マイク-我が人生最悪の時-」に続く、シリーズの舞台版第2弾。脚本・演出を舞台版第1弾に続き西田大輔が手掛け、濱マイク役を佐藤流司、相棒の星野役を矢部昌暉が務める。物語の舞台は、横浜・黄金町。映画館の2階に事務所を構える探偵・マイクが、幼い頃に姿を消した母・リリーのうわさをつかみ、妹の茜に内緒で会いに行く。佐藤と矢部に公演への意気込みを聞いた。

――朗読劇から数えるとシリーズ3作目となる「私立探偵 濱マイク」ですが、作品に対する思いを聞かせてください!

佐藤:どうですか? 矢部ちゃん。

矢部:「私立探偵 濱マイク」という作品も濱マイクという男も、女性はもちろん、男性から見てもかっこいい男です。そんなかっこいい作品、男を西田さんの脚本、演出で描き出し、主演を佐藤流司くんが務めることで、また一段とかっこよくなると“相棒・星野”としては感じています。今回はどんな作品になるのか、すごく楽しみです。

――佐藤さんはいかがですか?

佐藤:「私立探偵 濱マイク」という作品はヒューマンドラマとしてすごくクオリティーが高いものだと、演じていても台本を読んでいても感じ、毎回感動します。舞台はお客さまのリアクションがダイレクトに伝わってくるものですが、この作品の舞台第1弾のときはそれが本当にすごくて、お客さまの感動っぷりが伝わってきました。なので、今回も全幅の信頼を置いて臨んでいます。

――映画版が1994年に公開、ドラマ版が2002年に放送されていますが、時を経ても色あせないこの作品の魅力はどんなところにあると思いますか?

矢部:今は、この作品で描かれている時代と違って、技術などが進化した分、正直取り繕ったり、小手先だけでもできてしまったりすることもあります。ですが、昔は、不便なことも多かったけれども、その分、必死に生きる人が多かったように思います。特に濱マイクという男はまっすぐに生きています。その姿は現代ではあまり見ないものかもしれませんが、僕はそれがすごく好きです。

佐藤:当然、普遍的な面白さがある作品だと思いますが、それはリアルタイムで観られていた方と、今、舞台を観ていただいて感じることは違うのだと思います。令和の今、この作品を観ると、より非日常的でファンタジーに近いのかなと。銃を持った人がいて、私立探偵がいるという物語は、令和の人には身近には感じないと思いますが、でも、それこそが楽しいところなのではないかという気がしています。

――朗読劇、そして舞台版第1弾を振り返って、特に印象に残っている出来事を教えてください。

佐藤:朗読劇のときに、矢部ちゃんと公園に行ったのを覚えてますね。

矢部:行きましたね(笑)。稽古最終日に流司くんと植田(圭輔)くんと。

佐藤:コロナ禍で店で飲食をしないようにしていた時期だったから、それで「公園で話すか」ってなって、公園に(笑)。

――そのときは作品についてのお話をされたのですか?

佐藤:あまり芝居の話はしなかったと思います。普通にコミュニケーションを取るということで話をして。

矢部:僕はすごく人見知りで、最初は全然、流司くんに話しかけられなかったんですよ。その公園を経て、本番が始まって少しずつ話す機会が多くなって…。他の作品で共演する機会もあったので、段々と仲良くなっていった印象でした。

佐藤:思い返してみたら、意外と付き合い長いね。

矢部:そうですね。

佐藤:いつ仲良くなったのかを思い出せないくらい、長いこと一緒にいるんだなと思った次第でした。

――朗読劇があったからこそ、舞台版第1弾では相棒としての芝居もやりやすかったんですね。

佐藤:それはありました。ストーリーは、朗読劇と舞台第1弾は同じですから。バディ感は朗読劇で出来上がった気がします。

――朗読劇から舞台になり、動きが出ることでブラッシュアップされたところもありましたか?

佐藤:矢部ちゃんは体が利くので、よりコミカルになっていると思います。星野っぽい動きがどういうものかは分かりませんが、でもすごく“星野っぽい”。朗読劇よりもよりコミカルに刺さるシーンが多かった印象です。

矢部:朗読劇、舞台、それぞれに良さはありますが、実際に動いている姿を見ると、本当に目の前にいるという実感がより湧くと思います。特にマイクは、アクションシーンも多く、敵をボコボコ倒したり、ときにはやられたりするので、すごくかっこいいなと観ていて思いました。

公演情報
舞台「私立探偵 濱マイク -遥かな時代の階段を-」

[東京]2025年2月6日(木)~2月11日(火・祝)@サンシャイン劇場
[大阪]2025年2月15日(土)、2月16日(日)@COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
[愛知]2025年2月22日(土)、2月23日(日・祝)@愛知県産業労働センター ウインクあいち 大ホール
原作:林海象
脚本・演出:西田大輔
劇中曲:田井モトヨシ
出演:佐藤流司/長田光平、矢部昌暉(DISH//)、小泉萌香、七木奏音/井澤巧麻、八木ましろ、なだぎ武/大浦龍宇一/凰稀かなめ
©林海象/舞台『私立探偵 濱マイク』製作委員会 2025

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2025年2月23日 23時59分
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