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2025年11月21日 07:00

【前編】加藤和樹インタビュー ミュージカル『サムシング・ロッテン!』「自分だからこそできるシェイクスピアを表現することができたら」 

2018年に上演され、観客を笑いの渦に巻き込んだミュージカル『サムシング・ロッテン!』が2025年12月19日(金)から再演される。本作は、ブロードウェイで2015年に初演され、トニー賞1部門受賞・9部門ノミネートを果たした大ヒットコメディ。人気ミュージカルやシェイクスピア作品へのオマージュが随所に登場し、演劇への愛と情熱と笑いを詰め込んだ物語で観客を魅了する。今回の再演では、前作から引き続き、演出を福田雄一、ニック役を中川晃教、ビー役を瀬奈じゅんが務めるほか、新キャストとして加藤和樹、石川禅、大東立樹(CLASS SEVEN)、矢吹奈子が参加。シェイクスピア役として初出演する加藤にコメディ作品への思いや役作りについて、さらに中川との共演についてなどを聞いた。

――今回、演出の福田雄一さんからのオファーで出演が決まったと聞いています。

そうですね、昨年の2月頃に福田さんから直接「来年のスケジュールどうなっている?」とご連絡をいただいて、その流れで決まった出演でした。

――以前から福田さんのコメディ作品に出演したいとずっと思っていたそうですね。

福田さんが演出したミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』が大好きなんです。劇場で腹を抱えて笑ってしまったくらい面白かった思い出があります。映像作品もそうですが、福田さんの作品には独特な笑いがあって、それが僕にはツボです。以前に一度、ある番組でご一緒させていただいたことがあるのですが、いつか舞台でも福田さんの作品に出たいと思っていたので、今回、夢が叶った形です。

――2018年の公演をご覧になった感想は?

今回出演が決まり、映像で拝見させていただいたのですが、家で映像を観ながら大笑いしてしまって。楽しませていただきました(笑)。テンポが良く、間(ま)の使い方が秀逸で、お客さんの笑いのポイントをきちんと押さえているなと思います。もちろん、ストーリーも面白いですし、ミュージカルとしてしっかり魅せる場面もある。タップナンバーも多いですし、お客さんが一緒になって楽しめるハッピーミュージカルだなと改めて感じました。僕は暗い作品に出演することが多いので、今回、新しい自分に出会えるのではないかなという期待もあります。

――この作品のどんなところが面白かったですか?

ミュージカル好きのための作品で、いろいろな作品の楽曲の一節や劇中のセリフ、シェイクスピア作品のセリフが作品の中に取り込まれていて、それを笑いに変えているところが、この作品の魅力の一つだと思います。それから、タップダンスのナンバーやみんなが1つになって歌える楽曲もあるので、それもまたこの作品の良いところだと思います。

――先ほど、ご自身でも暗い作品が多いとおっしゃっていましたが、加藤さんは確かにコメディのイメージがあまりないです。コメディをご覧になる機会は多いですか?

大好きです。ただ、それを自分が演じるというイメージはあまり湧かないんですよね。もちろん面白いことも大好きなのですが、お芝居として見せるとなると、お客さまにそれをどう提示するのかという難しさがあって。福田さんの作品は自由度が高いと思いますが、それでも、お話の流れの中で笑いを取るというのは非常に難しいことだと思います。今回、僕が演じるシェイクスピアは癖が強くて面白い要素もたくさんあると思いますが、それをいかに、加藤和樹と融合させて面白さを生むのかを今、考えています。前回、西川貴教さんが演じていらっしゃいましたが、やっぱり西川さんだからこそ出せる面白さがあったと思います。今回、自分はそれをどう開拓していくのか。チャレンジになると思います。

――コメディを演じる楽しさはどんなところに感じていますか?

やっぱりお客さまに笑っていただいたときの快感は、普通のお芝居では得られないものがあります。それはもしかしたら、芸人さんが持っている「人に笑ってほしい」という気持ちに近いのかもしれません。物語の流れの中でいかにお客さまの心をほぐせるか。楽しさよりも難しさの方が大きいと思いますし、きっとお稽古も大変だろうなと思います。

――とはいえ、福田さんから直接オファーがあったということは、加藤さんの中にあるコメディ要素を福田さんが見つけたということなのではないでしょうか。

そうだと嬉しいですし、自分をどう調理してくれるのか期待感があります。自分もいかにそのリクエストに応えられるか、新たな自分を発見できるのかが大切になってくるなと思います。

――加藤さんが演じるシェイクスピアという役に対しては、どうアプローチしていこうと考えていますか?

僕は事前に準備をするというよりは、稽古場で作っていくタイプなので、まだこうだと明確に思い浮かんではいませんが、やっぱり前回の西川さんのイメージが強くて。自分だからこそできるシェイクスピアの魅力や面白さ、かっこよさ、ダサさを全てひとまとめにして表現することができたらいいなと思っています。

――ニック役は前回に引き続き、中川晃教さんが演じます。中川さんとはミュージカル『フランケンシュタイン』をはじめ、数々の作品で共演をしてきた間柄ですが、今回、コメディ作品でタッグを組むことにはどのような思いがありますか?

心強い反面、ちょっと怖さもあるなと思っています。アッキーさん(中川)は面白いことが好きな方なんで、急に突拍子もない話を振ってきたりするので、ドキドキしますよね(笑)。アッキーさんは笑いに対してもすごく真面目なので、その真っ直ぐさがあるからこそ面白いのだと思います。この作品でも、何の疑いもなく突き進んでいく姿が面白い。きっと福田さんはそこにポイントを置いて演出を付けていらっしゃると思うので、自分がそれを受けてどんな感情になるのか、僕はゲラ(笑い上戸)なのではたして笑わずに耐えられるのか…楽しみです。

――ご出演が決まった際のコメントで、中川さんが加藤さんのことを「盟友」と語っていらっしゃいましたが、加藤さんにとっての中川さんはどんな存在ですか?

尊敬する先輩でもあるし、一緒に戦う同志でもある。時には放って置けない先輩にもなるし、憧れでもある。いろいろな要素を兼ね備えた存在で、背中を追いかけていきたい目標とすべき先輩です。

ミュージカル「サムシング・ロッテン!
東京公演 2025年12月19日(金)~2026年1月2日(金) 
     東京国際フォーラム ホールC
大阪公演 2026年1月8日(木)~12日(月・祝)
     オリックス劇場
公式HP  https://www.s-rotten2526.jp/

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