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2025年9月27日 21:52

蒔⽥彩珠「同性愛という役も女性とのキスシーンも初めて! 将来は何でもできるという勇気を与えられる作品」 映画『サラバ、さらんへ、サラバ』公開記念舞台挨拶

映画『サラバ、さらんへ、サラバ』の公開記念舞台挨拶が9月27日(土)に新宿バルト9で行われ、主演の蒔⽥彩珠、共演の碧⽊愛莉、そして洪先恵(ホン・ソネ)監督が登壇した。

茨城の田舎町に住む女子高生カップルの仁美(蒔田)と菜穂(碧⽊)。アイドルになることを夢見る菜穂を、仁美は献身的に支えていた。ある日、菜穂から「K-POPアイドルになるため韓国に行く」と告げられ、2人に突然の別れが訪れる・・・。洪先恵自らの体験に基づく初監督作品で、第20回大阪アジアン映画祭 インディ・フォーラム部門、第39回BFIフレア:ロンドン LGBTIQ+映画祭 Daydreamer 部門をはじめ各国の映画祭に多数選出され、韓国・第13回ディアスポラ映画祭では観客賞を受賞するなど高く評価を受けた。本作は短編映画ながら異例の単独上映という形で待望の国内劇場公開を果たした。

蒔田は公開を迎え「撮影当時は日本での公開が決まっていなかったので、こうして時間が経て、日本でも公開されることが決まって、たくさんの方に観ていただけるのはすごく嬉しいです」と笑顔で話した。そして「同性愛という役を今までやったことがなくて、もちろん、女性とのキスシーンも今回初めてだったんですけど、撮影入る前に衣装合わせを兼ねて、二人で遊ぶ時間を設けてくださって、渋谷でプリクラを撮りました」と2年前の撮影時を振り返った。

そして碧⽊は「私はオーディション(を経ての出演)だったんですけど、お相手が蒔田さんと聞かされたときにとても驚いて、光栄だなと思うと同時に、台本を読んで一緒にできるんだと、すごく楽しみになりました」と回想した。

高校3年間イギリスにバレエ留学していたという碧⽊だが「K-POPというジャンルはなかなかやることがなくて、音楽が好きになり始めたときに、たまたまK-POP のダンスクラスを1回受けた数週間後にオーディションだった」とのこと。洪監督は「菜穂はアイドルになりたいから、YouTubeを見てひとりで練習しているという設定だったので、どうすれば下手に見えるんだろうと相談させていただいた」ことを明かした。

洪監督はダメもとで蒔田にオファー。蒔田は「派手なセリフがあるわけじゃないんですけど、二人の気持ちとか感情の動きがすごく伝わってくる脚本で、自分が演じたらどんな風になるんだろう?と楽しみな気持ちになって、ぜひやってみたいと思いました」とオファーを受けたときの気持ちを明かした。それを受けて洪監督は「私は韓国にいたときから、ずっと蒔田さんのファンだったので、キャスティングが決まったときは『本当ですか?』と何回も聞いて、ちゃんとやらなきゃと気合が入りました」と述懐。

洪監督は、初めての監督作品として「人前に立つととても緊張してしまうので、監督ってどういう風にするんだろう?と悩んだんですけど、皆さんが現場ではとても優しくて、友達みたいな感覚で接していただいたので、とてもやりやすく自分も集中しやすくて、現場が終わるのがすごく寂しいと思わせてくれる、素敵な現場でした」と振り返った。

洪監督の演出について、蒔田は「監督がすごくこだわっていたのが、二人の関係性を表すために耳を触ってみるとか、靴紐を結んであげるとか、言葉ではなく日常的にやっていることを表現すること。二人の関係性を見せる演出をしてくださったのは説得力があるなと思いました」、そして碧木は「台本自体、セリフよりも気持ちが伝わってくる印象で、演技を委ねてくださったという感覚でした」と話した。

最後の別れのシーンについて、洪監督は「本当に申し訳ないなと思いながら、一発勝負だったんです。私は二人の感覚を信じて『最後までやりきましょう』としか伝えてなくて・・・。でもモニターを見ながらちょっと泣きそうになった。とてもいいシーンになったことを実感しました」と胸を張った。

最後に蒔田は「同世代の碧⽊愛莉ちゃんと韓国で活躍されている洪監督とこういった題材を自分が21歳のときに撮影しました。この作品をやることで自分が知らなかった世界を知ることができましたし、改めて私たちには明るい未来が待っているんだと撮影しながら思いました。たくさんの方に観ていただいて、未来は明るい、将来は何でもできるという勇気を与えられる作品になっていると思います。ぜひ広めてください」と呼びかけ、イベントを締めくくった。

映画『サラバ、さらんへ、サラバ』新宿バルト9、横浜ブルク13 ほかロードショー中

 

 

 

 

 

 

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