パク・シフ&ムン・チェウォン『王女の男』NHK BS コンシェルジュ公開収録に登場

2012/6/13 02:27

2012年6月9日(土)、NHKみんなの広場、ふれあいホールにて7月に本放送が開始される韓国ドラマ『王女の男』の「NHK BS コンシェルジュ 公開収録」が行なわれた。


この『王女の男』は2011年韓国、KBSで放送され、絶大なる人気を博した歴史ドラマだ。史実を基にし、朝鮮王朝第5代王・文宗(ムンジョン)の時代に文宗の実弟、首陽大君(スヤンテグン)が王座を手中にしようと政敵である現朝廷の重臣キム・ジョンソを殺害したクーデター「癸酉靖難(ケユジョンナン)」を題材にしている。その激動の世の中の流れに翻弄されるキム・ジョンソの息子、若き貴公子キム・スンユ(パク・シフ)と首陽大君の娘、イ・セリョン(ムン・チェウォン)との純愛やスンユの親友シン・ミョン(ソン・ジョンホ)、チョン・ジョン(イ・ミヌ)との友情、セリョンのいとこ、敬恵(キョンヘ)王女(ホン・スヒョン)を巻き込んだ絡み合う愛情劇などが描かれ、禁断のラブストーリー“朝鮮王朝版 ロミオとジュリエット”と称された。


貴公子、キム・スンユを演じたのは、涼しげな“目”から放たれる熱き思いが、見る人々の心を捕らえ離さないパク・シフ。『家門の栄光』(SBS 2008)『逆転の女王』(MBC 2010)など、人気ドラマに出演し、人気沸騰中の若手実力派俳優。本作品が『イルジメ(一枝梅)』(SBS 2008)に続く時代劇2作目だ。文武両道の美しい貴公子から、父を殺害され、復讐の鬼に変貌する姿を熱演している。

スンユと運命の出会いをして、彼を愛し、彼に愛され、“王女のいとこ”という王族の1人で、父親が愛する人の父親を殺害するという、次々と押し寄せる運命に立ち向かう気丈なイ・セリョンを演じたのは、数々のドラマ、映画に出演し、『華麗なる遺産』でその存在を示した、若手女優の注目株、ムン・チェウォン。

パク・シフ、ムン・チェウォンともにこの『王女の男』でKBS演技大賞・最優秀演技賞を受賞している。

 
今回、7月8日(日)からNHK BS プレミアムで本放送が開始されるため、主演のパク・シフ、ムン・チェウォンが来日し、日本のファンに作品にかけた熱い思いを語った。

7952件の応募が殺到し、熾烈な倍率を潜り抜け、幸運にも当日のプラチナチケットを手にできたのは、100名ほど。友人同士はもちろんのこと、歴史ドラマであるだけあって、ご夫婦での参加など、男性の存在も目を惹いた。

まず、中村慶子アナウンサーと映画コメンテーター・LiLiCoが会場を盛り上げ、ステージ中央のスクリーンには羽田空港に降りたったパク・シフの姿が映し出された。会場からは「キャー!かっこいい!シフシ!」とこの日を心待ちにしたファンの歓声があがった。


続いて、「王女の男」のダイジェスト版が映し出された。聞こえてくる声は日本語。吹き替えの声に会場からは笑いが起きた。パク・シフ自身の声が聞こえてくると思っていたのが、吹き替えだったからだ。しかし、そのちょっとした笑いが会場を緊張から解き放ち、リラックスした良い感じの和やかな雰囲気に一気に変えた。そして、「今から会場に行きますよ。待っていてくださいね。」とのパク・シフのビデオメッセージに、ファンの心は躍った。

チャコールグレーのTシャツに白のジャケットを羽織り、ブラックデニムでさわやかなパク・シフ。そして、白のノースリーブワンピースの清楚感漂うムン・チェウォン。2人が登場するや否や大きな拍手と歓声が沸きあがった。パク・シフは「ありがとうございます。」と日本語でお礼。

まず、パク・シフから日本についての印象が語られた。「いつも日本に来るとまず空港で多くのファンに出迎えていただき、来る度に元気をもらっています。そして、気分良くまた韓国に帰ることができ、帰ってからも日本のことや日本のファンの方々を思い出しています。」続いて、ムン・チェウォンは「小学校の時、家族と一緒に観光で来て以来の来日です。このドラマに多くの期待を寄せていただき、本当に幸せです。日本の印象は…皆さん親切ですよね。」と。


まずは、『王女の男』のダイジェストを鑑賞。ファンはもちろんのこと2人も真剣に画面に見入る。殊に急に走り出した馬からセリョンを助け出すため2人で落馬するシーンでは、会場から「大丈夫?」「2人がこんなにも接近?」といろいろな感情が入り混じった悲鳴が上がった。

パク・シフは「久しぶりに映像を観たので感慨深いですね。声優さんの声が合っていたと思います。」、ムン・チェウォンは「自分の声が吹き替えられていたのが、アニメみたいでおもしろかったです。」と日本版を観た第一印象が語られた。

自分の父親を愛する人の父親に殺されてしまうスンユ。悲しく切ない役を「本当に辛い状況のスンユを演じることで、私自身も辛く、どのような表現をしようかといろいろ悩みました。愛する人が宿敵の娘となるわけですから。また、セリフがないシーンも多く、目だけで演技をしなければならないことが何度もありました。実際に演じているときは気付かないのですが、モニターを観ると自分でもスンユになりきっている!と感じました。」とスンユを演じきったパク・シフに「その通り!すばらしかった。」というように会場から大きな拍手が送られた。

また、自分の父親が愛するスンユの父親を殺害してしまうやるせないセリョン役を演じたムン・チェウォン。「ラブストーリーの部分が気に入っています。共演のパク・シフさんも以前から事務所の先輩後輩という間柄でしたし、気楽に演じることができました。」と撮影当時を振り返った。

 
ただでさえ、過酷だといわれている韓国ドラマの撮影現場。それが真夏に屋外で韓服での撮影。さぞかし大変なことだったろうと画面を観ているだけでも伝わってくる。パク・シフからは「あるとき、相手役の俳優があまりに疲れてしまい、演じながら居眠りをしてしまったことがあったんです。でも、酔っているという設定でしたから、ちょうどよかったですけど…。(笑)」と現場での裏話も披露された。とても気さくでリラックスしたパク・シフと表情豊かなムン・チェウォン。2人からこの後も率直な感想や撮影中の裏話エピソードなどを聞くことができた。


LiLiCoの視線で『王女の男』のポイントをいくつかピックアップ!映像を観ながら、ファンはいろいろな感想を抱き、または妄想をしていたことだろう。

1:「スンユの瞳に恋しちゃう」パク・シフのさわやかな笑顔にすばらしい目の演技。この目に胸キュンのファンも多いことだろう。「その目で私も見て!」と。そのファンの思いが伝わり、ステージから実際に“流し目”を照れながらも披露。もちろん会場からは「キャー」とうれしい悲鳴。

2:「2人のプラトニックラブ」

ピュアで切ないスンユとセリョンの愛。あまり、時代劇にはないモチーフだ。ブランコに乗るシーンではムン・チェウォンは「私はワイヤーを着けたり、自分にカメラを着けての撮影で、辛かったのに、シフさんはただ見ているだけで楽そうで…。(泣)」といじけてみる。それに対して、「まぁ、確かに私はみているだけでしたらね、楽でしたよ。(笑)でも、ブランコを押してあげたじゃない。」とパク・シフが笑って応戦。


3:「キスシーン」

LiLiCoが扇子で顔を隠す仕草を。会場からは「あのシーン!ね。」と歓声があがる。すでに『王女の男』を多くのファンが観ている。ファン注目の2人のキスシーンだ。自分達のキスシーンを観る2人も照れ、ファンはヤキモキしたことだろう。パク・シフは「淡い恋、淡いキスでしたね。物足りなかったでしょ?(笑)キスシーンはどちらか一方が上手くてもダメなんです。2人の呼吸が合わないと。今回はばっちりでした。ほかにも船から脱出するシーンなど見所はありますよ!」と会場に語りかけ、沸かせた。ムン・チュウォンも「セリョンを誘拐するスンユの葛藤を描いたシーンも見所です」とほかの見所も紹介。

一旦、ステージを去る、パク・シフとムン・チェウォン。退場の際に、パク・シフは客席に水を差し出しかけ、ファンとのちょっとしたふれあいが垣間見られた。

 
続いて、ファンから寄せられた質問に2人が誠実に答えた。

Q1:最近、覚えた日本語は?(選び出した質問カードをじっくり見つめるシフ)

A1シフ:“お疲れ様です”です。以前、ファッションショーに出演したときに、皆さんが言っているのを聞いて覚えました。でも、発音が難しいですね。(本人は謙遜しているが、いやいやきれいな日本語。)

Q2:肌が綺麗ですが、秘訣は?(なんと98歳の女性からの質問に「ウワァー」と驚くチェウォン)

A2チェウォン:たくさん食べて、楽しく撮影をすることです。騙されちゃったかも…。(笑)ドラマのなかでとても綺麗に撮っていただいたので…。(照)

A2シフ:運動は良くします。たまに、皮膚科にも行きますしね…。(笑)


Q3:女性に言われてうれしい言葉は?

A3シフ:俳優ですから、“演技がいい”特に“表情や目の演技がいい”と言われるととてもうれしいです。(同感!という意味を込めて拍手が沸き起こった。)

Q4:パク・シフの意外な一面は?(質問カードを大きな目で穴が開くように見つめるチェウォン。一つ一つの仕草がかわいい。)

A4チェウォン:馬に乗るシーンのために地方や山の中での撮影が多くて、移動が大変でした。私は疲れてしまって、車のなかで休んでいたのですが、シフさんは自然が好きみたいで、動き回っていました。

A4シフ:いつもその場その場の状況を楽しむようにしています。それがストレス解消にもつながりますし、山は空気もいいですし、旅行に行った気分にもなれますしね。(笑)前作の『イルジメ(一枝梅)』では本当に苦労しました。もう、時代劇はやめようと。でも、今回の『王女の男』で、私は“時代劇体質”だと発見したんです。(韓服も似合っていたし、すばらしい演技だったと拍手が起きた。)

Q5:ロンドンオリンピックがありますが、どのスポーツに興味がある?

A5シフ:野球です!弟もプロ野球の選手でしたし、スタジアムで観戦することも好きですよ。

Q6:涙の演技が上手ですが、何を考えながら演じている?

A6:撮影がスタートしたころは展開がはやく、ついて行くことだけで必死でしたが、シフさんや共演者に助けられて、徐々に心を込められるようになったので…。(笑)

ここで、LiLiCoから誰もが聞きたいけど、聞けない質問を代表してパク・シフに投げかけた。チェウォンも“ナイスな質問”といわんばかりに拍手。

Q:温泉が好きらしいですが、どっちの足から湯船に入って、どこから洗うの?

Aシフ:なんで知っているんですか?(えーっと戸惑いながら)右足…かな?普通、シャワー浴びるときは上からでしょ。頭じゃないかな?(いやいやもっと具体的にとのせるLiLiCo。つられてシフも。)胸ですね!(実際に洗う仕草をして、マイクがとれてしまうハプニングも。)会場は大いに盛り上がった。

Q:チェウォンさんは土屋アンナさんが好きだとか、きっかけは?

Aチェウォン:映画を観てはじめて土屋さんを知りました。そのあと、歌も聴いて…、大好きです。LiLiCoさんの声も似ていますよね。(笑)

 
Q:パク・シフさんはBUMP OF CHICKENが好きだと伺いましたが…。

Aシフ:バンポチキン?ええ、好きですよ、チキンは。あれ?違う?(笑)(ソウルで有名なフライドチキン店と聞き間違えて)

いろいろなハプニングがありながら、和やかで楽しい一時。

シフ:若い男女の切ないラブロマンスです。7月8日からBSプレミアムで放送が始まります。淡くて切ない恋物語の『王女の男』期待して下さい。そして、スンユも愛してください!!(“視聴者へのメッセージを”という言葉にヘアスタイルを気にするなど、ちょっとお茶目な一面を見せながら。)

チェウォン:淡い恋の話から始まり、凄惨な事件が起きても、陰謀が渦巻いてもスンユとセリョンの2人の愛が深まっていく喜怒哀楽に富んだドラマです。『王女の男』を愛してくださっている日本の皆さんにお会いできてうれしいです。ドラマを期待して、楽しくご覧下さい。

このメッセージに会場からは盛大な拍手を送られた。


この後、2人の直筆サイン入りポスター争奪戦が繰り広げられた。まずは『王女の男』に関して。セリョンの衣装や、スンユの唇、キスシーンの回数などなど。なかなかマニアックな質問。それでも、勝ち残るファンが多い。それだけ、この『王女の男』がすでに日本でも人気を得ていて、期待されていることを証明している。

じゃんけん勝ち抜き戦を潜り抜けたファンには2人から直接、ポスターが手渡され、握手も。残念ながら願い叶わなかったファンからは羨望の眼差しを一手に受けていた。

そして、ステージから客席に降りた2人がファンと一緒に記念撮影。

その後、ステージに再登場したパク・シフとムン・チェウォン。その際にパク・シフは「get you」のポーズを。

シフ「天候が悪い中、このように多くの方にお集まりいただき、ありがとうございました。お気をつけてお帰り下さい。ありがとうございました。」

チェウォン「皆さんにお会いできてうれしかったです。本当はお一人お一人と握手をしたかったのですが。残念です。次の機会には、ぜひまた皆さんとお会いしたいと思っています。」

2人の温かさ、誠実さを感じられる挨拶を最後にすべてのイベントが終了した。

ステージを去る際にもこの日集まったファンに大きく手を振って、2人もファンもお互い別れを惜しんでいた。


なお、この「『王女の男』  NHK BS コンシェルジュ 公開収録」の模様は下記の日程で再びご家庭で鑑賞することができる。

また、ドラマ本編も下記の日程で放送が開始される。期待に胸を膨らませながら、その日を待っていよう。

「王女の男」

7月8日(日) 午後9時スタート BS プレミアム 3ch 

「BS コンシェルジュ ~韓国ドラマ『王女の男』特集~」

6月22日(金) 午後0時20分~0時43分 総合

6月22日(金) 午後5時00分~5時23分 BSプレミアム

6月23日(土) 午後0時00分~0時23分 BS1

特別番組「『王女の男』放送直前スペシャル」

6月24日(日) 午後9時00分~9時44分 BSプレミアム

ミニ番組「『王女の男』ナビ」

6月18日(月) 午前11時20分~11時30分 BSプレミアム ほか

「テレビでハングル講座」に出演

7月30日(月) 午後10時00分~10時25分 Eテレ

8月4日(土)  午前6時00分~6時25分  Eテレ <再放送>


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