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2012年8月12日 11:10

『ハイキック 3~短足の逆襲』記者会見&『真夏に向かってハイキック ~イケメンたちの逆襲~』イベント その1

7月30日、新宿文化センターにて現在KNTVで絶賛放送中のドラマ『ハイキック 3~短足の逆襲』の記者会見が開かれ、ソ・ジソク、アン・ネサン、イ・ジョンソクが登壇した。今回公式日本初来日だったアン・ネサンはさすがベテラン俳優だけあり緊張した様子もなく、和やかなムードの中会見が始まった。

アン・ネサン:こんにちは。皆さんにお会いできて嬉しいです。アン・ネサンです。

ソ・ジソク:皆さんにお会いできてとても嬉しいです。外は暑いんですけれども、なんか涼しいような気がして嬉しく思っています。

イ・ジョンソク:こんにちは。お会いできて嬉しいです。イ・ジョンソクです。

Q(アン・ネサンに):今まで数多くの作品に出演されていますが、今回のシットコムに出演を決められたポイントは?

アン・ネサン:普段から今回の監督のキム・ビョンウク監督が大好きでよく観ていたんですね。そしたら、今回一緒にやろうとお声をかけて頂きましたので、なんのためらいもなく一気にやります、ありがとうございますと言いました。とても気分が良かったですし、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 

Q(ソ・ジソクに):今回は熱血教師役ですが、スポーツ万能なソ・ジソクさんならではの役を演じる際の工夫したことはありますか?

ソ・ジソク:僕は小学生からの夢が体育教師になることが夢だったんですが、今回初めて体育教師の役をやることができてとても胸がときめいていました。特に準備をしたことはなかったんですけれども、前半の方では熱血教師ということで大声を出したり生徒を叱ったりということで、かなり喉が枯れてしまったんですね。そこで『これではいけない』と思いまして、途中で喉の管理もしっかりするようになりましたし、高校生の子たちはどんな行動をするのかなと観察をするようにしていました。

MC今日は喉の調子はいかがですか?

ソ・ジソク:ケンチャンスムニダ!(大丈夫です~)

Q(イ・ジョンソクに):今回このドラマでベテランの先輩と共演されていますが、一番印象に残ったエピソードやこのシーンが好きというところがあれば教えてください。

イ・ジョンソク:僕の場合はセット撮影の時に控え室でその撮影の様子を観ることができたんですね。劇中の母と父が出てきまして、父が刑務所から出てきて『出所をしてきたよ』という会話をしているシーンがありました。その時に次の撮影のための準備をしながらモニターで観ていたんですが、それを観ているだけで悲しい気持ちになって涙が出たのを覚えています。

MCアン・ネサンさんはイ・ジョンソクさんがそのように泣いていたのは御存知でしたか?

アン・ネサン:全くそういうことは知りませんでした。今この話を聞きまして、突然その時のことが思い浮かんで来まして胸が締めつけられる思いです。本当に自分にとっても忘れられないシーンになりました。

Q(アン・ネサンに):これからこのドラマをご覧になる方に『ハイキック3~短足の逆襲』の見所を教えて頂けますでしょうか?

アン・ネサン:本当に気楽な気持ちで思い切り楽しんで欲しいと思います。面白いシーンではたくさん笑って、涙が出るシーンでは涙を流して時には拍手をしながら。そんな風に深くこのドラマに入り込んで観て頂ければ『このドラマは面白いな、いいドラマだな、人生はこういうふうに生きるものだよな』ということを皆さんに共有して頂けると思いますので、そんなふうにご覧頂ければと思います。

 

Qドラマの中では架空の家族でしたが、本当の家族だったらどんな感じでしょうか?

アン・ネサン:私は撮影の間中ずっとこれが本当の家族だったらいいなあと思っていました。こんなふうに暮らしたらきっと楽しいでしょうし、いろんな出来事も事件も起こりますし、ぶつかり合うこともありますが、本当に笑えるとっても気分のいい家族だなと思いました。実際私たちが家族だったら、きっと幸せだと思います。

イ・ジョンソク:僕は実の父に対してはちょっと怖いなという想いを持っていますし、実の父の前では気まずかったりするんですね。劇中の今回のように友だちみたいなこんなお父さんがいたらきっと良いだろうと思いました。でも比べちゃいけないですよね、実の父のことも愛しています。でも本当にアン・ネサンさんのようなお父さんがいればいいなと思いました。(横からソ・ジソクが何やら耳打ちを…)ちなみに僕は叔父さんのことも愛しています。

ソ・ジソク:この3人が家族だったらとんでもないハプニングが起こるだろうと思います。そして、今回の『ハイキック3』以上の面白いエピソードもたくさん起こるんじゃないかと思います。そんなふうに想像しただけでもとても楽しいです。

Q3人ともユニークなキャラクターを演じられていますが、それぞれ自分とは絶対に違うというところはどんなところですか?

アン・ネサン:今回の役には私自身とは違う姿と同じところが混ざっているかと思います。劇中では熱血漢で怒鳴ったりとか強引に事を進めたりとかわがままを言ったり自分勝手な部分があったと思うんですね。でも実際の私は決してそうではありません。とても優しいですし、ソフトですし、暖かい人間なんですね。ですので、この『ハイキック3』を観るとちょっと誤解があるかも知れませんので、実際その部分は違うと思ってくださいね。そしてお父さんとして良い面が出てきた時には『ああ、これは本人の姿なんだな』と思って頂ければと思います。

ソ・ジソク:ちなみに今アン・ネサンさんが言ったお話は全て事実です。僕に限って言いますと、違う点なんですが、劇中では片思いをしていて一人で傷ついていたりしましたよね。ユン・ジソクという人物は愛の前ではちょっとか弱いところがあったんですけれども、僕の場合は実際愛の前ではか弱いということはないですね。むしろ積極的にアタックしていくほうなので、そのへんが自分と一番違う点かなと思います。

イ・ジョンソク:今回の「ハイキック3」ではアン・ジョンソク役だったんですけれども、叔父さんに似て劇中では片思いもしていました。僕も初めて片思いというものを知ったんですね。『ああ、こんな気持ちもあるんだな』ということを初めて学んだような気がします。そして、20歳を越えてから高校生の役ができましたので、自分の高校時代を思い出しながら演技をすることができました。

 

最後に日本のファンへメッセージを。

ソ・ジソク:現在『ハイキック3~短足の逆襲』が放送中で、もうすでにたくさんの方から愛されていると伺っています。これからまたどんどん楽しいシーンやいろんなキャラクターが出てきますので、今後もますます愛して頂いてたくさんの応援と励ましを送って頂ければと思います。

アン・ネサン:この作品は私にとって自負心を持てるような作品ですし、非常にやりがいを感じることができた作品でした。それが日本で放送されているということでとても気分を良くしています。この作品が日本に紹介されて、韓国でのシットコムというジャンルがどういうものなのか、この作品を観れば一瞬にして見て取れますので、このドラマを観ることで非常に有益な、そして愉快な楽しい時間が過ごせると思うので、たくさんの方にご覧頂きたいです。そして、たくさんの関心を寄せてください。ありがとうございます。

イ・ジョンソク:このドラマの中にいろんなキャラクターが出てくるんですけれども、いずれも僕達の身の回りにいるようなそんなキャラクターばかりです。誰か一人に注目して好きになって頂いて、そのキャラクターが成長していく過程を見てれば、より楽しんで観ることができると思います。

ドラマでも父親役を演じたアン・ネサン、和気あいあいとした雰囲気の中、報道陣からの質問にも他の2人をリードして答えていた姿が頼もしく印象的だった。

photo:Yasuhiko Akiyama 

 

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