2012年12月2日(日)、一年半ぶりの再会がかなう。その時が迫り、彼を待っていたファンと同様に心を躍らせているイ・ミンホ。来日記者会見でその意気込みを熱く語った。
「花より男子Boys Over Flowers」(KBS 2009)での御曹司:ク・ジュンピョ、「シティーハンター in Seoul」(SBS 2011)での刑事:イ・ユンソン、「シンイ -信義-」(SBS 2012)での高麗武士:チェ・ヨンが代表されるように、これまで様々な役を演じ、その時々で色々な顔を私たちに見せてくれるイ・ミンホ。彼はその度、着実にトップスターへの階段を上り、いまやアジア全体に彼に恋焦がれ、彼を待つファンがいる。
黒のスーツに同じく黒のTシャツを合わせたカジュアルスタイルで登場したイ・ミンホ。装いはシックでも華やかで端正な顔立ちは会場を一瞬にして華々しくさせた。
「ミナサン、コンニチハ。イ・ミンホデス。」と記者会見場に入るや否や、日本語での挨拶からはじまった。「休日にも関わらず、寒いなか、横浜へ来ていただいてありがとうございます。誠心誠意みなさんからの質問にお答えしていきたいと思います。」と。
久しぶりのファンとの再会への思いや初の時代劇への挑戦となった最新作「シンイ-信義-」撮影時のエピソードなどが語られた。
Q1:1年半ぶりのファンミーティングへの意気込みは?
A1:ドラマ「シンイ -信義-」の準備や撮影に長い時間を費やしていましたので、ファンの皆さんにお会いするのは久しぶりになります。最近は、寒くなってきたので、みなさんと温かい思い出が作れればと思い、胸のトキメキを感じながら日本へやってきました。
Q2:今日のファンミーティングで準備しているこれぞというイベントは?
A2:12月というと胸が高鳴りますよね。終わったあとも心が温かくなるようなことを準備して来ていますので、穏やかでありながらも、みなさんと触れ合い、温かい時間が過ごせればと思っています。オーケストラや子供たちとの共演もあります。みなさんに気に入っていただけるとうれしいです。
Q3:アクション、サスペンス、ロマンスがつまった「シンイ -信義-」での役どころは?
A3:高麗武士のチェ・ヨン役です。王に近い護衛武士です。国家に対して忠誠心が厚く、責任感が強い人物です。
Q4:「シンイ -信義-」の見どころは?
A4:楽しめる作品だと思います。時代劇でありながら、現代と過去を行き来するというタイムスリップが基本となっていますから。ロマンスや政治的な権力争いなど様々なモチーフが含まれた作品になっています。
Q5:初の時代劇で一番苦労したことは?
A5:衣装が重かったことです。(即答)重い衣装で、初の時代劇、さらに撮影期間が夏だったので…。そうですね。特に今年の夏はとても蒸し暑かったので、これ以上の苦労はないだろうと思うほどでした。
Q6:正義感が強いチェ・ヨンと自分が似ていると思うところは?
A6:僕と似ている点は…、僕自身、いつも頭のなかにある意思を守ろうと心がけています。つまり、自分で言ったことや人との約束を守るという点です。違う点は劇中では仕方がないことですが、僕なら女性にもっと積極的な態度をとりますね。(笑)
Q7:一番かっこよく演技できたシーンと苦労したシーンは?
A7:個人的には愛する女性を助けに行くアクションシーンですね。つまり、守るべきものをしっかり守る、愛する人を守ろうとする姿がとても男らしい姿でカッコイイと思います。ドラマの序盤でウンスに刺されるシーンがあるのですが、撮影時はとても暑くて苦労しました。
Q8:ファンミーティングで披露しようと考えている、とっておきの日本語は?
A8:実は「ミルクティー」という日本語の歌を披露する予定です。期待していてください。
Q9:共演者キム・ヒソンの第一印象とエピソードは?
A9:僕が子供のころから見ていた女優さんで、明るくて前向きでエネルギーがあって、イメージ通りでした。彼女はとてもいたずら好きで、僕もですが…。キスシーンではお互い相手を笑わせようとしたりして。(笑)楽しい撮影期間でした。
Q10:役作りで具体的に準備したことは?
A10:時代劇を演じるということは、まず、僕たちは過去を実際には生きていませんよね。頭のなかでいろいろ想像しなければなりません。そこで、あえて、長い間、山の中に籠って乗馬するなど、間接的な経験ですが、自然と触れ合うようにしていました。これまでも、演じるキャラクターにある一つのキーワードを持たせていました。「シティーハンター」のユンソンには一種の「寂しさ」、そして、「シンイ」のヨンには「責任感」というキーワードです。ヨンを演じるに当って、周囲から頼もしい、信頼できると思ってもらえる人物作りを心がけました。
Q11:日本のファンのイメージは?
A11:以前は日本のファンの方々にはおとなしくて消極的だなぁという印象を持っていました。遠くから見守ったり、応援してくれたり。でも、昨日、久しぶりに来日したら、ずいぶん積極的になったなぁと思いました。ボディタッチもあって(笑)親近感がわきました。僕個人としては、この親近感が出てきたことはうれしいことです。何か心境の変化でもあったのかな?(笑)
一問一問丁寧に応える姿は紳士そのものだ。そして、最後に「寒い冬の日ですが、そしてまた短い時間ではありますが、ファンのみなさんと良い思い出を作りたいと思っています。いつも遠くからまた近くから応援してくださり、ありがとうございます。アリガトウゴザイマス。アイシテル。」とファンに熱いメッセージを最後に送った。
フォトセッションでは温かくやさしい笑顔を見せながら、気軽に手を振ったり、Vサインをし、ファンの待つ会場へと向かっていった。
イ・ミンホの新しい姿、凛々しい姿が満載の最新作「シンイ -信義-」。もうすぐ、日本でも観ることができる。これまでとは一味違うイ・ミンホをご堪能あれ。
「シンイ -信義-」
NOTTVにて2012年12月5日(水)より日本独占初放送スタート 毎週水曜・木曜23時15分~
2013年春、エスピーオーよりDVDリリース
発売元:エスピーオー/フジテレビ
販売元:エスピーオー
提供:エスピーオー/博報堂DYメディアパートナーズ/フジテレビ
c The Great Doctor LLC and Master Works Ltd. Licensed by TOUCHSKY Ltd.
http://www.cinemart.co.jp/shin-i/