２０１２年韓国で放送されたリアリティ番組のオーディションから誕生した６人組ボーイズグループ、ＶＩＸＸ（ヴィックス）が、初の単独イベントを４月１３日（土）品川ステラボールに於いて昼と夜の２公演にて開催した。
写真提供 BAUHAUS
「Voice」（最高の声）「Visual」（最高のビジュアル）「Value in Exelsis」（最高の価値）を兼ね備えたグループ「ＶＩＸＸ」として2012年5月にデビュー、急上昇中の期待の新星である。
イベントは、まず彼らのデビュー曲である「SUPER HERO」でスタートした。オープニング映像が終わり、暗いステージにＶＩＸＸのシルエットが登場しただけで、スタンディングフロアを埋め尽くすファンから歓声が沸いた。
少しずつデザインの違う黒のジャケットにパンツというスタイルで、パワフルなステージを披露した後、「みなさん、こんばんは！私たちはＶＩＸＸです！」と日本語でご挨拶。
「こんばんは！ボクは世界で一番かわいい目元、KENです！どうぞ、よろしく」と自己紹介のあと、、アカペラで♪’cause baby tonight～～～～!!! と３フレーズほど歌声を披露し、すかさず自ら「最高でしょ！？」ファンは「キャー！」と言うしかない。
「こんばんは。ボクはVIXXのラッパーRAVIです。」
「あ・・・。こんばんは。VIXXのメインボーカルLEOです。よろしくお願いします。」
「こんばんは！VIXXのホンビンです。夜のイベントもたくさん楽しんで下さい。」
「みなさん、こんばんは！VIXXのリーダーNです。今日はみんなで楽しんで、盛り上がってみましょう！」
「みなさん、こんばんは！初めまして。ボクはVIXXのHYUKです。」と、末っ子のHYUKがここまで言った時にメンバーから「かわいい～」「かわいい～」と声が上がり、続いて「か！わ！い！か！わ！い！」と煽るような声になり、会場からも「可愛いコール」が。
「RAVIさん、ラップを少し聞かせて下さい」とリクエストがあり、RAVIがカッコ良くラップを決めた。
すると、今度は「VIXXはラッパーが二人います。」「だいじょぶですか～？」「だいじょぶです～」ということでHYUKがラップを。
ところが、またまた途中から「か！わ！い！」「か！わ！い！」の「可愛いコール」が勃発。
Nが「VIXXに初めて会う方、手をあげて！」と言うと、かなり多くの手が上がった。
続けて「日本で会えて嬉しい？」「大好き？」と聞かれ、会場からそれは大きな歓声が上がった。
このトークの後にLEOのジャケットをメンバーが捲り上げて、中に着ているシースルーの衣装が丸見えになるハプニング！？ファンからは悲鳴に近い「キャー！」という声が上がり、LEOは、とても恥ずかしそうに後ろを向いて、しばらくそのまま佇ずむしかなく、そこにメンバーが駆け寄り「恥ずかしい？恥ずかしい？」と声をかける一幕も。
「アプンデ チョア」（辛いけど好き）と「Rock Ur Body」の２曲を披露。ペンライトやボードが揺れる会場は最高のボルテージに。
映像が流れて会場がクールダウンする頃、MCが登場。まずは、披露した曲で好きな曲に拍手するアンケートを実施した。どうやら、「Rock Ur Body」が一番人気だったようだ。
そして、カジュアルでカラフルなスタイルのVIXXがステージに戻り、改めて、一言ずつ挨拶をした。また、ここで末っ子HYUKに「可愛いコール」が巻き起こり、会場も笑顔。
続いて、ファンから寄せられたという質問に答えるコーナーに。
「もしも１日だけ自分ではないものに生まれ変わるとしたら、何がいいですか？」という質問に「LEOになりたい。セクシーだから。」（N）「お金になりたい。世界にも行けるし、誰がボクを使うのか気になります。」（KEN）「そのまま、今のままでいい」（LEO）「クレヨンしんちゃんになりたい。10年経っても年を取らないから。」（HYUK）とさまざまな答えが飛び出した。
次の質問は、「食べ物でもエンターテインメントでも何でもいいので、日本のもので好きなものは何ですか？」
真っ先にNが♪ナーナータコヤキ！ナーナータコヤキ！ナーナータコヤキ！シャラララ～♪とテーマソング？付きで「たこ焼き」をアピール！
他のメンバーが「日本スターライト（ファンクラブ）が好きだ！」と言っても、すかさず♪ナーナータコヤキ！ナーナー タコヤキ!♪と、歌い出して会場は笑いの渦に。
「たこ焼きに勝てるものはありません！」と、たこ焼きに対する並々ならぬ愛情を示した。
続いて、入場時にファン一人一人に配布された６色のカードと同じ色のボールをBOXの中から引いた人がチームとなり、成績を競う○×クイズとなった。
「ワンピースの作者は尾田栄一郎である。」（○）「富士山の高さは3776ｍである。」（○）「韓国のキムパ（のり巻き）にはゴマ油が入っているが、日本ののり巻きにはサラダ油が入っている。」（×）「日本のサッカーリーグJ１には15チームある。」（×）「大阪のUSJはハリウッド映画をテーマにしたテーマパークである。」（○）
結果は、RAVIがただ一人の全問正解で優勝。RAVIチームの中からラッキーな５名にサイン入りのポスターがプレゼントされた。
一度ステージから下がり、再び衣装チェンジをして登場したVIXX。
♪ボクはアイドルだから 芸能人だから キミの手を握って歩けないけど・・・と、ＶＩＸＸとの擬似恋愛を体感できる？「アイドルハギ シロ」（アイドルやりたくない）を歌った後、一人ずつ日本語で挨拶をした。
「今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました。また会いましょう。」
「また会う日まで、みなさん、ＶＩＸＸを忘れないで下さい。次はもっとステキな舞台を準備してみなさんに見せたいと思います。その時は日本語をもっとがんばって勉強してきます。」
「今日イベントでみなさんに会えて、とてもうれしいです。みなさんが作ってくださった今日の思い出がVIXXに大きな力になると思います。永遠に忘れません。」
「今日は・・・・本当に残念です」（？？？？他のメンバーも「ジャンネン？」「ジャンネン？」）「残念です。」（これで終わるのが残念という意味でしょうか・・・）「そして、感動しました。ありがとうございます。」
「みなさん！今日は本当に楽しかったです！みなさん、愛してるぅ～～♪」
「今日一日楽しかったです。みなさんはどうでしたか？最初はとても緊張していたんですが、みなさんの応援が力になりました。今日は幸せな一日でした。これからも、もっとがんばってたくさん愛されるVIXXになりたいです！」
VIXXの公式HP（http://realvixx.jp）オープンという嬉しいニュースも発表された。
「ハナ！ドゥル！セッ！（１！２！３！）」の掛け声で、ファンも一緒に「タチルジュンビガ デイッソ！」（傷つく準備はできてる）と曲名を大声で叫び、最新のヒットチューンを今日最後の曲として圧巻のパフォーマンスで披露したＶＩＸＸは、まだ興奮さめやらぬ会場の隅々まで手をふり、挨拶をしてステージを去った。
そして、ファン一人一人と笑顔でハイタッチを交わし、その日の思い出づくりのラストとした。
遠くスウェーデンから参加したファンもいたほど、今一番ホットなボーイズグループVIXXの今後の活躍が楽しみだ。
