アジア各国で人気を博すMBLAQが、8月15日ZEPP名古屋を皮切りに、ライブツアー『2013 MBLAQ SENSATION ZEPP TOUR』(8月15・16日ZEPP名古屋、18・19日ZEPP東京、8月21日ZEPPなんば、3会場5公演)を開催した。同月8日には、メキシコにて南米初の単独コンサートである「MBLAQ MEXICO 2013」を成功裏に終えたばかりのMBLAQ。6月13日に韓国で発売された「SEXY BEAT」を引っさげ、熱いステージを展開した。
8月18日のZEPP東京にも、MBLAQとともに熱い夏を楽しもうと多くのファンが集結。開演前から熱気あふれる会場が暗転し、ステージ上にメンバー5人のシルエットが映し出されると、悲鳴にも似た歓声がこだました。「MONALISA」でライブがスタートすると、会場に散りばめられたイエローのペンライトが大きく揺れる。「また 다시 (Again)」「STAY」と続けてパフォーマンス。ブラックの衣装に身を包んだメンバーたちの姿がライトを浴び、いっそう輝いてファンたちの瞳に飛び込んだ。
ジュンが「元気ですか?」と声をかけ、「久しぶりの公演で僕もワクワクします!」とスンホ。名古屋公演に続き、東京での好反応に満面の笑みを見せるメンバーたち。今回初披露となる「少女」をしっとりと聴かせ、いつもとは違う“静”の美しさを見せつけた。
ソロ・コーナーでは、メンバーそれぞれが個性あるステージを披露。G.Oはスクリーンの映像とともに幻想的な世界でファンを魅了。改めてその歌唱の実力を発揮した。チョンドゥンは、椅子を使ったダンスでセクシー度UP!昨年はミルが一人で務めた「狂ってみる(watch me to go crazy)」のステージを今年はスンホとコラボし、さらに新しいパフォーマンスでファンを楽しませた。
衣装をブラックからホワイトにチェンジすると、NEWアルバムから「SEXY BEAT」を思いっきりセクシーに披露。タイトル曲の「SMOKY GIRL」ではエレクトロニックサウンドが加味され、より独創的でハイセンスなステージでファンを驚かせた。
この日、一番の盛り上がりとなったのは、ジュンのソロ・コーナーから。白のプリーツスカートにレギンス、ハイヒールを履いて女装し、少女時代の「Genie」やKARAの「ミスター」など、K-POPガールズグループの曲を披露すると大歓声があがった。続いてチョンドゥンが姉のダラ(2NE1)を真似てダンス。そして、メンバー全員が登場し、クレヨンポップの「Bar Bar Bar」を完璧にコピーし “直列5気筒ダンス”を踊ると、会場は大ウケ!(笑)。その反応に、スンホは「今日のために特別に用意したんですよ~。だから、家に帰ったら頭の中の記憶を消しゴムで消して下さいね」と声をかけ恥ずかしそうに笑った。
「戦争だ(This is War)」では、スンホのピアノイントロからスタートするなど、これまでとは一味違い、より大人っぽく洗練されたステージとなった今回のライブ。各個人の活動をひとまず終え、歌手として舞台に立ちファンと触れ合うことを心から楽しんでいる様子のメンバーたち。
最後に「僕たちは、いつも皆さんと一緒です!」と叫んだチョンドゥン。NEWアルバム曲の他、「Y」「YOUR LUV」など全23曲を披露し、また新しいMBLAQを発見することができたライブはあっという間に幕を閉じた。
進化し続ける彼らから目が離せない。次はどんな姿を見せてくれるだろうか、大いに楽しみである。
なお、今回の東京公演の様子は、10月にMnetで放送が予定されている。
※ MBLAQ JAPAN OFFICIAL WEBSITE:http://www.mblaq-aplus.jp/