日本最大級のファッション&音楽イベント『GirlsAward 2013 Autumn/Winter』が9月28日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された。
8回目を迎えた今回のテーマ「CINEMA PARADISE」に彩りを添えたアーティストは、V.I (from BIGBANG) や倖田來未、E-girls、乃木坂48、そしてAKB48を卒業した板野友美や河西智美ら14組70名。華やかなレッドカーペットが敷かれたステージに迫力あるパフォーマンスを展開させ、34,000人の観客を熱狂させた。
トップバッターは、日本の歌姫、倖田來未。革のミニスカート&革のガーターベルトにファーのショートを羽織り、「IS THIS TRAP?」「Poppin love cocktail」で迫力あるステージを見せつけた。
代わって登場は、乃木坂48のメンバーたち。「制服のマネキン」他2曲をパフォーマンス。二種類の真っ白な制服で可愛らしさ満開!会場の男性ファンのみならず、女性ファンからも声援を受けていた。
女優の川島海荷率いる5人組のガールズユニット9nineも、歌とダンスで圧倒的なライブパフォーマンスで魅了。6月12日にリリースした「Evolution No.9」他2曲を披露した。
ド派手なステージでいつも楽しませてくれるIKKOは、イケメンダンサーを引き連れ可憐な(?)ダンスと歌を披露。「51才になって、少し太っちゃいましたぁ~」と言いつつも、「これからも努力と思い込みでやっていくぜー!」と雄叫びをあげ、「どうにもとまらない♪」では自らウイッグを脱ぎ捨て、大興奮のステージでファンを楽しませた。
ガールズ4人のロックバンド、ねごとは、個性的でファンタジックな世界で会場を包み込み、「ループ」「Lightdentity」「カロン」をパフォーマンス。11月3日にリリースされる新曲「シンクロマニカ」にも期待がかかる。
続いて、VERBAL(m-flo / TERIYAKI BOYZ ®)がステージに現れ、「Are you ready?」と盛り上げる。はるな愛がDJに扮して登場し、会場は一気にクラブへと化した。E-girlsは、阿部サダヲと一緒に映画「謝罪の王様」の主題歌「ごめんなさいのKissing You」を。
家入レオは「サブリナ」他2曲、May.Jは一青窈のカバー曲「ハナミズキ」をはじめ5曲を熱唱。彼女らの歌声が会場に響きわたりその実力をみせつければ、元AKB48の河西智美、板野友美もソロライブでその存在感を放っていた。
ライブのトリを飾ったのは、V.I(from BIGBANG)。会場には黄色いペンライトが揺れ、V.Iの登場で一気にボルテージがアップ。
世界で活躍するBIGBANGのメンバーでありながら、日本のバラエティー番組にも多数出演し、流暢な日本語で気さくに話しかける。ファンからも「スンちゃん(スンリの名前から)」と呼ばれ、飾らない親しみやすさでも人気のV.Iだが、ステージの上ではカリスマを発揮。10月9日にリリースする日本ソロデビューアルバムのタイトル曲「LET’S TALK ABOUT LOVE」とリード曲「GOTTA TALK TO YOU」、さらに「STRONG BABY」でファンをメロメロに。
また、「2020年の東京オリンピック開催決定、おめでとうございます」とお祝いの言葉を述べた。いま流行りの“お・も・て・な・し”を披露し会場を沸かせ、気遣いを忘れない彼らしさを垣間見ることも。
最後は、「今日は僕の側にはG-DRAGONさんもいないし、T.O.Pさんもいないし、ダンスの上手なSOLさんも笑顔の素敵なD-LITEさんもいません。でもこの会場の3万人のお客さんと盛り上がっていきたいから、BIGBANGの『FANTASTIC BABY』を歌いたいと思います!」と伝えると、会場は大興奮。会場が一つになって盛り上がったままステージをあとにした。