トップ > PICK UP > キム・ナムギルがファンミティング「2014 KIM NAM GIL<THE SHOW>」25日開催!

2014年4月11日 01:33

キム・ナムギルがファンミティング「2014 KIM NAM GIL<THE SHOW>」25日開催!

春の海風が漂い、夜景がきらめく横浜、みなとみらい。2014年3月25日(火)パシフィコ横浜はそのきらめきに勝るほどの赤いペンライトが放つ輝きがホールを埋め尽くしていた。会場を真っ赤に染めるファンが1年ぶりの再会を待ち焦がれているのは…。鐘の音がその時を告げる。

黒のレザーのライダースジャケットを羽織り、アニマル柄のストールをなびかせ、ブラックスキニデニムのスタイルがまた長身の彼を引き立てる。そして、「Creep」(Radiohead)を歌い出す歌声。甘くささやくようなその歌声は登場の一瞬、ファンの歓声でかき消された。キム・ナムギルがファンの前に姿を現したからだ。そして、彼の声に聞きほれたファンは会場を静寂に戻した。

_STK0154fr

「皆さん、こんにちは。キム・ナムギルです。かっこいい?分かってるよ!僕も愛している。今日ぼくたち1年ぶりですね。1年前にお会いして、ドラマ「サメ」(KBS 2013)、映画「海賊」を撮影していました。1年間、休みがありませんでした。今日、この場で皆さんとお会いするためにかけつけました!!」とファンと言葉を交わしながらの再会を喜ぶ挨拶。「お元気でしたか?一番大切なのは健康ですよね。ちょっと水を飲んでも良いでしょうか。」と水に口をつけつつ、足を広げて屈伸運動。「このパンツ、きつくて…。」とお茶目な一面も。

「前回とは違った趣きの公演にしました。バンドのメンバーと一緒に、日ごろ僕が考えていることを歌に込めて皆さんにお届けしたいと思っています。」と語るとファンからは「うれしい!」という思いを表すかのような大きな拍手が送られた。それに対して、ナムギルは「ありがとうござい、ざ、ざ、ございます。」と、まるで確認するかのように日本語の<ざ>の発音を繰り返す。誰にとってもそうだが、外国語には難しい発音がある。<ざ>という発音はその一つだったのだろう。マスターしつつも、それをこのようにわざと発音してみたりするのは、ナムギルとの久しぶりの再会で緊張にかられているファンを和ませようと思う大人の男が醸し出す余裕なのかもしれない。

「洋楽ばかりだからリアクションがいまいちなの?このあと、日本語の歌もたくさん歌うから…。もしかしたら、このなかにお歳を召した方がいて、あまりにも僕たちがはしゃぎ過ぎると倒れちゃうと困りますからね。(笑)本当は僕も歳を取ったので、辛いんですよ。そこで、皆さんに合わせて(笑)、韓国でもカバーされた橋幸夫さんの「絆」をお届けします!(笑)」この選曲には一瞬、会場もどよめいた。

メロディアスな楽曲のナムギルの歌に合わせて、女性ダンサーのシルエットが浮かび上がった。歌い終わったナムギルが近づこうとすると、そのシルエットは消えてしまった。「歌に合わせたダンスで歌に浸れたのに(消えてしまって)悲しい…。どなたか、僕の隣で踊っていただける方はいらっしゃいますか?」会場を見渡し、「年齢高そうですね。(笑)」と。

「ところで、皆さんはいま何に関心がありますか?あれ?声が小さいな。ということは他の人のファンなんですね。(泣)僕のファンの方はもうご存知だと思いますが、僕が運営しているギルストーリーというサイトがあります。世界の恵まれない方々に少しでも支援ができればと立ち上げました。先日のフィリピンへの支援には日本からも多くの支援をいただきました。ありがとうございました。そして、僕の一番の関心は僕が結婚できるかということです!」と言うと、会場からは悲鳴があがった。「分かりましたよ。一生、結婚しないで皆さんと生きていきます!」この言葉によろこぶファンの大きな拍手に「僕が1人で生きていくことがそんなにうれしいの?決めました、皆さんといることにします!」とファンにとってはこれ以上ない歓喜に浸れるうれしい宣言だった。

ファンにとってはこれこれ!という「Roman」を熱唱。日本歌手デビュー曲として選んだ玉置浩二の「ロマン」をカバーした曲だ。そして、愛の曲が続く。「僕は君を愛している」「待っている」と。

ナムギルの聴く人の心をとろけさせる歌声のしっとりとしたバラードやスローテンポの曲はある意味、心地よくて、眠りを誘う。特に子供にとっては。ずっとステージからナムギルは気になっていたらしい。ある男の子が。「おじさんのこと嫌い?」というナムギルの問いかけに「嫌い!」と答える男の子。そして、落ち込むナムギル。そんなナムギルを支えるのはボイストレーナーでもあるキム・ミンソク先生。彼からみたナムギルはどんな人間、男なのだろう?「初めて会ったのは「赤と黒」(SBS 2010)の撮影が終わったばかりの頃で、まだ役を引きずっているのか、<悪い男>でしたよ。(笑)でも、本当のナムギルは完璧主義者で夜中3時まで練習をするほどなんです。僕は帰りたいのに。(泣)」自分のことを賛美する言葉に照れて、それを隠すためにおどけてみせるナムギルと白のジャケットにブラックパンツというフォーマルな装いと、ナムギルより1歳年下とは思えない落ち着いた風格で一種の笑いを取ったミンソク先生は良いコンビなのかもしれない。はしゃいでいるナムギルの姿がそれを物語る。

140325_kimnamgil_0080frのコピー

「僕、水を飲みすぎちゃったみたいで…。ちょっとトイレに。」とファンを笑わせつつ、ステージを去るナムギル。彼が戻るまで彼のこれまでの出演作である「善徳女王」「赤と黒」「サメ」「海賊」などのOSTが生バンドで演奏された。キスシーンに一喜一憂したりとスクリーンに映し出されるそれぞれの名場面と聞き応えのあるOST。これもまたファンはトイレなど行っていられないほどの充実した時間となった。

無事に?トイレ休憩を済ませたナムギルは袖にゴールドの刺繍が入ったブラックのジャケットにグレーのパンツで再び登場。「このパンツもギュウギュウです。痩せないといけませんね。(笑)」と言いながら。

続いて、<SPECIAL TALK>として俳優キム・ナムギルに迫った。

Q1:横浜の夜景はどうでしたか?

A1:横浜には初めて来ました。ここは海のそばで遊園地もありますよね。僕の夢は海のそばに住むことだったんです。

Q2:来日はいつ?

A2:昨日来ました。香港で行なわれたアジア映画祭に参加して、そのまま来ました。久しぶりの日本ですが、日本にはいつも親しみを感じています。香港には仕事できているという感覚でした。もちろん、日本もこうして皆さんの前で歌を歌わなければならないというプレッシャーはありますが、僕にとって心地の良い場所なんです、日本は。

Q3:日本で行きたい場所は?

A3:すべてに行ってみたいですね。特に富士山や北の方…北海道とか。皆さんが待っていてくれるなら、僕はどこにでも行きます。

Q4:映画「海賊」はどんな映画?

A4:ハリウッド映画の海賊映画のような、アジア版海賊映画です。僕は山賊です!

Q5:「海賊」の撮影時のエピソードは?

A5:肉体的にはきつい映画でした。特にコンピュータグラフィックを駆使した映画でした。ブルースクリーンの前での演技が多くて…。実際に目の前にないものを相手に演技することが難しかったですね。と実際に鯨を見上げるシーンの再現までも飛び出した。共演者とはいろんな話をしました。俳優同士が集まって、女性の話をしていました。「誰か紹介して」と。(笑)

Q6:ドラマ「サメ」の見どころは?

A6:僕への関心が薄くなっているような気がしますが…。元々なかったんだ。(泣)作品を選ぶ時に悩んだ作品でした。僕の20代の遺作にあたる作品だとインタビューで答えてきた「赤と黒」と作品のプロットが似ていたので。演技に対するプレッシャーもあったり、新しい姿をその作品のなかでお見せしなければと思い…。

Q7:普段の姿を自己分析すると?

A7:人が好きで、情も深いと思います。人生には辛いことも多いけど、できるだけ笑顔で過ごしたいと思っています。家族ともよく話をします。(通訳やMCに水を差し出すやさしい心遣いをみせる)

Q8:ドラマ「サメ」の共演者とは誰と仲が良い?

A8:同年代の俳優が多い現場でした。韓国のドラマ撮影は体力的にハードなんですが。そんな環境の中では人間関係は大切です。なので、撮影に入る前から共演者とはお酒を飲んだり、食事をしたりとコミュニケーションをとっています。ボーリングにも行きましたね。誰か1人というより、みんなと親しくしていて、今でも連絡を取り合っています。

140325_kimnamgil_0851frのコピー

<THE RED>REDになろう!と選ばれたファン3名がステージ上でナムギルにファッションチェックをしてもらい、モデルウォーク。「赤と黒」にちなんでこの日のテーマカラーは「赤」。ファンは「赤」に身を包んでいた。幸運にもナムギルの出す条件をクリアしたファンは皆独創的なファッションとモデルウォークで会場を沸かせ、ナムギルから一輪の赤いバラが送られた。

キム・ナムギルといえば、数ある出演作のなかでもやはり、「善徳女王」(MBC 2009)がお気に入りのファンも多いのではないだろうか。ソンドクとなったトンマンを見つめるピダムのあの切ない目。皆さんにも一緒に歌って欲しいとOSTの「愛してはいけないの」をファンに捧げた。そして、リベンジ!と「夜王」のOSTである「君はしらない」と続く。「僕もユノと親しくなりたいなぁ、僕が歳だから遊んでくれない。(泣)」とぼやきつつも。

「今日はTHE SHOWというタイトルで皆さんと時間を過ごしてきました。1ヵ月準備をしてきましたが、足りないくらいでした。できることなら皆さんがご存知の日本語の曲をもっと歌いたいと思っていましたが…。僕が皆さんにいただいている愛に比べ、皆さんへの僕の愛が足りなかったのではと反省しています。寝てるし…。次回は居眠りすることないように皆さんと一緒に盛り上がれるように準備をしてきます。最後は元気に盛り上がりましょう。発音は難しいですが、元気になれる曲だと思い、選びました。」と最後の曲を紹介し、会場もオールスタンディングで一緒に「FOREVER」(反町隆)を熱唱。

アンコールの声にステージに呼び戻されたナムギルはファンとの約束を守った。ピアノで「言葉にできない」(小田和正)を弾き語り。「約束?何それ?ピアノは飾りだよ。」と言いながら。「次はどの楽器にしましょうか?ギター?ドラム?何かいいかな?また何か一つマスターして皆さんに披露したいと思います。次回、またお会いしましょう!もう疲れたから、アンコールはやめてね。(笑)」といつも笑顔でいたいというナムギルだからこその最後の明るく笑える挨拶だったのだろう。そして、ファンからの熱い声援、拍手に送られてナムギルはステージを去った。

数々のドラマや映画という作品の中で見る俳優キム・ナムギルは熱い思いを秘め、クールで実に男っぽい印象が強い。しかし、人間キム・ナムギルはもちろん大人の色気を持ちつつ、そこに時にはおどけて見せたり、ぼやいてみたり、いじけてみたりと少年の心のままでいるようなピーターパン的雰囲気も持ち合わせている。そして、ナムギル本人も「情にあつい」というだけ、人間味があり、歳と共に幾重にもその味を重ねた深さを感じさせられた。ファンも次の再会まで!と今日の思い出を胸に刻み込んだことだろう。

主管:スター・ジェイ・エンターテインメント

協力:キム・ナムギルジャパンオフィシャルファンクラブ

主催:P&P, Art&Cue Corporation

運営:株式会社アドハウス

1aGNBF2379_BX1A

サメ〜愛の黙示録〜
2014年4月9日よりDVD&Blu-ray リリース開始!

演 出:パク・チャンホン「復活」「魔王」「天地人 ~チョンジイン~」
脚 本:キム・ジウ「復活」「魔王」「天地人 ~チョンジイン~」
【CAST】
ヨシムラ・ジュン/ハン・イス:キム・ナムギル「善徳(ソンドク)女王」「赤と黒」
チョ・ヘウ:ソン・イェジン『私の頭の中の消しゴム』「個人の趣向」
オ・ジュニョン:ハ・ソクジン「明日が来れば」「負けたくない!」
チャン・ヨンヒ:イ・ハニ「パスタ〜恋が出来るまで〜」『私は王である!』
ハン・イヒョン:ナム・ボラ「栄光のジェイン」「太陽を抱く月」
キム・スヒョン:イ・スヒョク「根の深い木 -世宗大王の誓い-」「ヴァンパイア☆アイドル」
チョ・サングク:イ・ジョンギル「復活」「ATHENA –アテナ-」
チョ・ウィソン:キム・ギュチョル「復活」「魔王」
ピョン・バンジン:パク・ウォンサン「ペク・ドンス」「夜叉-ヤチャ-」
ハン・イス(子役):ヨン・ジュンソク「華麗なる遺産」「頑張って、ミスター・キム!」

■2014 年4 月9 日(水)発売
サメ ~愛の黙示録~ DVD SET 1 (5 枚組)
GNBF-2379 \18000+税 本編約660 分
<特典映像>60 分予定
<初回限定特典>ブックレット(12P)・ポストカードセット(予定)
<通常特典>アウターケース仕様
■2014 年5 月2 日(金)発売
サメ ~愛の黙示録~ DVD SET 2 (5 枚組)
GNBF-2380 \18000+税 本編約660 分
<特典映像>60 分予定
<初回限定特典>ブックレット(12P)・マグネットシート(予定)
<通常特典>アウターケース仕様
【レンタルDVD】
■2014 年4 月9 日(水)レンタル開始
サメ ~愛の黙示録~ Vol.1~7 GNBR-3983~3989
■2014 年5 月2 日(金)レンタル開始
サメ ~愛の黙示録~ Vol.8~14 GNBR-3990~3996
≪DVD セル・レンタル共通スペック≫
16:9 HD サイズ/片面2 層/字幕:日本語
音声:韓国語2ch ステレオ ドルビーデジタル

【セルBlu-ray】
■2014 年4 月9 日(水)発売
サメ ~愛の黙示録~ Blu-ray SET 1 (3 枚組)
GNXF-1494 \20000+税 本編約660 分
<特典映像>60 分予定
<初回限定特典>ブックレット(12P)・ポストカードセット(予定)
<通常特典>アウターケース仕様
■2014 年5 月2 日(金)発売
サメ ~愛の黙示録~ Blu-ray SET 2(3 枚組)
GNXF-1495 \20000+税 本編約660 分
<特典映像>60 分予定
<初回限定特典>ブックレット(12P)・マグネットシート(予定)
<通常特典>アウターケース仕様

≪BD スペック≫
16:9 HD サイズ/MPEG-4 AVC/2 層/字幕:日本語
音声:韓国語2ch ステレオ リニアPCM

発売・販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
Licensed by KBS Media Ltd. ⓒ 2013 KBS. All rights reserved
※発売日、仕様、特典、デザインは都合により予告なく変更する場合がございます。
Blu-ray&DVD 公式サイト:http://kandera.jp/sp/same/

 

 

トップ > PICK UP > キム・ナムギルがファンミティング「2014 KIM NAM GIL<THE SHOW>」25日開催!

Pick Up(特集)

error: コンテンツのコピーは禁止されています