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2014年5月9日 02:20

チャン・ドンゴン主演映画『泣く男』制作発表会が開催され、ハードなアクションにドキッ!

5月8日、ソウルのCGVアックジョンにてチャン・ドンゴン主演映画『泣く男』制作発表会が開かれた。前代未聞のアクションとウォンビン主演でシンドロームまで巻き起こした2010年公開の映画『アジョシ』以来4年ぶりの作品となるイ・ジョンボム監督と、大スター,チャン・ドンゴンがタッグを組んでの作品ということで、午前に開かれた会見にも関わらず会場をぎっしり埋めるほどの報道関係者たちでごった返した。

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映画『泣く男』は、一度の失敗によってすべての事を放棄したまま生きてきた殺し屋コン(チャン・ドンゴン)が、組織からの最後の命令としてターゲットのモギョン(キム・ミニ)と出会い、任務と罪悪感の間で葛藤する姿を描く作品。チャン・ドンゴンの体を張ったハードなアクションシーンとキム・ミニがはじめて子を持つ母親の役に挑戦する。

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会見でチャン・ドンゴンは初共演したキム・ミニに対して「モギョン役を誰が演じるのかということにとても関心がありました」と話し、自身のキャラクターである”コン”と映画の中で一緒に登場するシーンが少ないながらも主人公に影響を与えるという面でとても気になっていたことを伝えた。また「キム・ミニさんだと聞いてとてもよかったと思いました。共演俳優たちから”殻を破った感じ”を受けるときがあるんですが、キム・ミニさんがまさにそういう女優さんだと思ったし、期待したとおり深く辛い感情をうまく消化してくれてありがたかったですね」と評価した。

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キム・ミニも「チャン・ドンゴン先輩はとても気楽にしてくださって配慮の多い方。しっかりと支えてくださる柱のようなイメージで、共演させていただきながらとても気を配ってくださいました」と答えていた。またキム・ミニははじめて子を失った母親役に挑戦することに対して「初めは母性愛の演技ができるだろうかと心配しました。でも母性愛という感情が必ずしも子供を生まなければ知ることができないというものではないことを感じました」と伝えた。続けて「友人や恋人など現実の中で母性愛を感じる瞬間を思い起こして演技しました」と気持ちの持ち方が大切であり、感じるままに演じたことを伝えた。

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監督の前作『アジョシ』と比較されることに対して負担を感じないかという質問にチャン・ドンゴンは「個人的に『アジョシ』という映画がとても好きですし、今回の作品が似ていながらも似ていない部分がある映画だと思います。同じ監督が手がけた作品であるし、流れや情緒が似ている点は否定できませんが、アクションのスタイルやキャラクターはかなり違いがあると思います」と伝えた。「しかしながら、ある面では『アジョシ』と必ずしも違いがなければならないのだろうかという風にも考えました。冗談交じりに監督に3部作としてウォンビンさんと『泣くアジョシ』という作品を一度やってみてはどうかと話したら、監督が深刻に悩み始めました(笑)」と話し、会場を盛り上げた。

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また、チャン・ドンゴンは観客動員数について聞かれ「個人的に興行成績がよければと渇望している状態です(笑)。実際最近の映画を見ると興行成績の良し悪しを予想してみるんですが、大体が外れました(笑)」と伝え「映画が公開すれば作り上げた人たちの手を離れるもの。今回の作品もやはり同じだと思います」と自身の考えを話した。

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イ・ジョンボム監督が10年間暖め続けてきた物語に強力な感情と飛びぬけたアクションシーンとともにスクリーンに表現される作品として、大きな期待を集め、チャン・ドンゴンとキム・ミニの再発見となりそうな今年の期待作『泣く男』は6月の公開に向けてますます注目される映画となることだろう。

 

 

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