松下奈緒、ディーン・フジオカ登壇!北条司初総監督作品映画『エンジェルサイン』完成披露試写会

2019/11/1 17:19

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

漫画『キャッツ・アイ』、『シティーハンター』の作者として知られる北条司初総監督作品、実写映画『エンジェルサイン』の完成披露試写会が1031日(木)都内で行われ、本作に出演した松下奈緒とディーン・フジオカが登壇した。

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世界108の国と地域から寄せられた「サイレントマンガオーディション」作品6888編の中から選び抜かれたアジア・ヨーロッパの受賞作品を実写化した本作は、受賞作品である「別れと始まり」、「空へ」、「3030秒」、「父の贈り物」、「故郷へ」の5つの物語に北条が描き下ろしたオリジナルの「プロローグ」、「エピローグ」から構成される長編オムニバス映画。全編を通してセリフを用いず、映像と音楽のみでストーリーが展開されるため、言語や国境を超え、世界中の人が共感できる内容となっている。。

「プロローグ」、「エピローグ」は、各作品をつなぐ重要な役割を果たしており、総監督を務める北条自らが初めてメガホンを取り、松下奈緒とディーン・フジオカは恋人役を共演、セリフがない物語に挑戦している。

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松下は「セリフがないことがどういうことなのか?何を言えばいいのだろうかと思ったとき、北条先生の手書きの絵コンテが台本代りになった。セリフは書いてないですけど、それを見ながら自分で感じて、ディーンさんとお芝居をする日々が新鮮でした」と語る。ディーンは「あの絵コンテは完成度が高すぎて、売ったらすごい高価な値段がつきそうです(笑)。あの絵コンテはどんどん物語が読めちゃう」と同調、さらに「貴重な体験だった。今めっちゃセリフが多い役(TVドラマ『シャーロック』)をやっていて、毎日死にそうな思いでセリフを入れていて、この映画を撮ったとき、幸せだったなあとあらためて思う」と振り返った。

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北条監督について、松下は「子供のときから北条先生の漫画やアニメは目にする機会がたくさんあったので、衣装合わせ初日を楽しみにして行ったのですけど・・・。『松下さんの着たいものを着てください』って言っていただいたことが一番印象的だった」とコメント、ディーンも「やりたいように、どうぞ、みたいなところがあって、すごく信頼してくださった」と語った。

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音楽分野でも達者な二人が演じたのは、松下がチェロ奏者で、ディーンがピアノ。松下は「苦労しかなかったです。普段はピアノを弾いているんですが、チェロは触ったことはないけれど、一番やってみたかった楽器なんです。女性のチェリストって、色っぽくて素敵だなと思っていて、今回、機会をいただいてすごくうれしかったです。一生懸命、必死に練習しました」と語る。

ディーンは「ピアノはできなくはないけれど、ピアニスト・松下さんの前でピアノを弾くプレッシャーはすごかったです。たまたま、北条さんの誕生日で、松下さんが『退(ど)いて』みたいな感じで、誕生日の曲をめっちゃ難しいアレンジで弾いて、一気にハッピー・バースデー・ソングの雰囲気に持って行った。あのときは、本当にゴメンなさいと思いました。少しでも、松下さんに近づければいいなと思って・・・」と、ピアニスト・松下を讃えると、松下は「(ディーンは)本当に弾けるのに、こう言うんです」と謙遜気味だった。

そして、撮影時にはピアノとチェロの演奏が完成に近い形にまで仕上がったという。ディーンは「そうですね。二人で弾けましたもんね」と自慢げであったが、松下の「(チェロ演奏は)もう、ムリよ!」で会場は爆笑となった。

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本作の見どころのひとつにあげたのはエンディングのところ。「全く人の声が聞こえてこない作品なので、エンディングの曲が流れたときに、人の声が聞こえてきたという感じになる」とディーン。実はエンディングの主題歌“Chasing A Butterfly”はディーンが作詞・作曲を依頼されて作った曲で、ディーンがヴォーカルを担当、ピアノ演奏とコーラスで松下が参加している。

ディーンは「この曲は、自分が演じたタカヤが、もし生きている間にもう1曲作ったらどういう曲を作って、松下さん演じるアイカに捧げたかというところからスタートして、曲を書き始めました。作っていく中で松下さんに参加していただきアレンジを進めた」と作曲の経緯を語った。

松下は「このエンディングを聴いたときに、優しく包み込まれるような、曲が代弁してくれるような印象を持ちました」と称賛。楽曲について、ディーンは「英語で書いてくださいって言われて。北条先生のファンは世界中にいらっしゃって、今回出演者も日本人以外もたくさん参加しているので、ユニバーサルな言葉でということだと思います」と語った。松下は「国境を越えますね」、そしてディーンは「蝶々みたいに飛んでいってもらいたいです」と世界中の人に観てもらえるよう願っていた。

映画『エンジェルサイン』は1115()よりユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて全国順次公開される。

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