松下奈緒、ディーン・フジオカ登壇!北条司初総監督作品映画『エンジェルサイン』完成披露試写会
2019/11/1 17:19
取材:記事・写真/RanRanEntertainment
漫画『キャッツ・アイ』、『シティーハンター』の作者として知られる北条司初総監督作品、実写映画『エンジェルサイン』の完成披露試写会が10月31日(木)都内で行われ、本作に出演した松下奈緒とディーン・フジオカが登壇した。「プロローグ」、「エピローグ」は、各作品をつなぐ重要な役割を果たしており、総監督を務める北条自らが初めてメガホンを取り、松下奈緒とディーン・フジオカは恋人役を共演、セリフがない物語に挑戦している。
ディーンは「ピアノはできなくはないけれど、ピアニスト・松下さんの前でピアノを弾くプレッシャーはすごかったです。たまたま、北条さんの誕生日で、松下さんが『退(ど)いて』みたいな感じで、誕生日の曲をめっちゃ難しいアレンジで弾いて、一気にハッピー・バースデー・ソングの雰囲気に持って行った。あのときは、本当にゴメンなさいと思いました。少しでも、松下さんに近づければいいなと思って・・・」と、ピアニスト・松下を讃えると、松下は「(ディーンは)本当に弾けるのに、こう言うんです」と謙遜気味だった。
そして、撮影時にはピアノとチェロの演奏が完成に近い形にまで仕上がったという。ディーンは「そうですね。二人で弾けましたもんね」と自慢げであったが、松下の「(チェロ演奏は)もう、ムリよ!」で会場は爆笑となった。
ディーンは「この曲は、自分が演じたタカヤが、もし生きている間にもう1曲作ったらどういう曲を作って、松下さん演じるアイカに捧げたかというところからスタートして、曲を書き始めました。作っていく中で松下さんに参加していただきアレンジを進めた」と作曲の経緯を語った。
松下は「このエンディングを聴いたときに、優しく包み込まれるような、曲が代弁してくれるような印象を持ちました」と称賛。楽曲について、ディーンは「英語で書いてくださいって言われて。北条先生のファンは世界中にいらっしゃって、今回出演者も日本人以外もたくさん参加しているので、ユニバーサルな言葉でということだと思います」と語った。松下は「国境を越えますね」、そしてディーンは「蝶々みたいに飛んでいってもらいたいです」と世界中の人に観てもらえるよう願っていた。
映画『エンジェルサイン』は11月15日(金)よりユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて全国順次公開される。