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2022年8月21日 08:37

藤田玲&佐藤流司、お互いの存在は「素晴らしいバディ」 映画『アウトロダブル』トークショー・イベント

取材・撮影/RanRanEntertainment

映画『アウトロダブル』トークショー・イベントが、8月20日(土)に東京都内で行われ、藤田玲と佐藤流司、西海謙一郎監督が登壇した。

 

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(左から)佐藤流司、藤田玲、西海謙一郎監督

 

本作は、2017年上映の『ボーダーライン』、2018年の『ダブルドライブ-狼の掟-』、『ダブルドライブ-龍の絆-』に続くシリーズ4作目にして、最終章となる作品。藤田が演じるアベルと、佐藤が演じる純也という孤独な二人が、たどり着いた街で出会った男によって、運命が転がり出す。

 

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『ボーダーライン』から出演している藤田は、シリーズを振り返り、「純也と出会って、時を重ねるにつれて、純也から影響を受けて、最終的にはあそこまで人間味を取り戻した。2作目から(佐藤)流司が参加してくれたことがすごく意味があることだったし、アベルが成長できた要因を作ってくれたと思うので、流司に感謝です」と話す。

 

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一方、佐藤は「純也はひとつも成長してない。人に影響を与えて、人は純也を見て変わるけど、純也は最後の最後まで変わらない。それが彼の持つ魅力だと思います。ダメ可愛い人間は(自分の)身近にもいますが、そういう人が主役となるのは面白いなという印象でした。でも、カッコいいところはカッコいいし、真面目なところもあるので、今作でさらに純也の持つ人間らしさや泥臭さは、演じていた自分自身も魅力に感じました」と語った。

今シリーズのみならず共演経験の多い藤田と佐藤。お互いの存在について聞かれると、藤田は「流司といるとお仕事ではあるけれどもお仕事じゃないみたい。今回の撮影もスケジュール的に大変だったけど、流司といると“苦”が勝たない。楽しいが勝つ」と絶賛。それを受けて佐藤も「兄貴ですから。楽しくいられる。退屈せずにゲラゲラ笑いながら撮影を終えられたので、素晴らしいバディだなと思います」と同意した。

また、撮影現場での“役者たちの化学反応”で印象に残っていることを聞かれた西海監督は、「最後の乱闘のシーンで、(千原)せいじさんと(藤田が演じる)アベルがやり合うところは、火花が飛んでいました。(藤田は)すごい本気だったので、ケガをしないか心配だった」と明かすと、藤田は「余裕です。でも、せいじさんのことは本気で蹴れないですよ、色々な意味で。だから、当たらないようにやってました」と笑顔。

なおも西海監督が「もし、ケガしたら、明日のスポーツ新聞に乗っちゃうかもって。流司も最後のシーンもハラハラしたんだよね」と撮影を振り返ると、佐藤は「全然。あばらが2、3本(折れた)で済んだんで」と冗談で返して笑わせた。

 

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トークショーの最後には、藤田が「最終章ということですが、皆さまの応援があったら最終章じゃなくなるかもしれないですから、ぜひ公開されてからも応援していただいて、布教していただけるとありがたいです。最終章までアベルと純也を愛してくださりありがとうございます」と改めて挨拶した。

続いて佐藤は「日本語には“サバを読む”という言葉がありますが…」となぜか突然、言葉にまつわる“豆知識”を披露。そして、作品をアピールすることなく「ありがとうございました」と締めくくり、佐藤らしさ全開で会場を盛り上げていた。

映画『アウトロダブル』は、9月2日(金)から公開。
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