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【前編】矢野聖人インタビュー 初主演映画『ボクはボク、クジラはクジラで泳いでいる。』への思い

2018/11/1 04:05

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』や『デイジー・ラック』、映画『空飛ぶタイヤ』など、映画にドラマに幅広く活躍している矢野聖人の映画初主演作『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』が113日から全国順次ロードショーされる。本作は、和歌山県に実在する日本で唯一の「くじらの博物館」を舞台に、そこで働く若者たちの成長と奮闘を描いた感動作。ランランエンタメでは、本作で主人公の飼育員・鯨井太一を演じる矢野にインタビューを敢行。出演が決まったときの気持ちを始め、撮影の裏話や苦労、そしてロケ地・和歌山の思い出を聞いた。

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——待望の映画初主演ですね。主演が決まったときのお気持ちからお聞かせください。

映画の主演は、20代でやりたいことの一つだったので、嬉しかったです。ドラマの主演をやらせてもらって、舞台でも主演をやらせてもらって、あとは映画だけだったんです。なので、やっとできたという思いでしたが、ただ喜ぶだけじゃなく、この作品にちゃんと向き合い、いいものを作っていこうという強い思いもありました。

——最初に脚本を読まれたときは、どのようなご感想をお持ちになりましたか?

鯨井太一は、これまで僕が演じてきたキャラクターにはいないタイプの人物だったので、(太一という役のオファーが来たことが)意外でした。でも、これまでにないということは挑戦できるということでもあるので、やってみようという気持ちになりました。

——鯨井太一は、クジラのことだけを考えて生きているような人ですが、クジラ以外のことになるとどこか抜けているところのある、独特なキャラクターです。矢野さんの中で、どのような人物をイメージして演じられたのですか?

実は、最初は、世間でいう根暗な人物をイメージしていて、好きなことだけしかやらないという淡々とした人物なんじゃないかと思っていたんです。それで、本読みのときに、そういったキャラクターを演じたら、藤原知之監督から「明るくて、ふわっとしていた、天才っぽさを出して欲しい」と言われ、劇中の太一になりました。

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——やりすぎず、でもしっかりとキャラが立っていて、微妙なさじ加減の上で成立しているキャラクターだと感じました。矢野さんの高い演技力あってこそ、魅力的な太一が生まれたのだと思います。どんなことを意識されて演じられたんですか?

どういうさじ加減にすればいいのかということはずっと考えてました。人と違うところを出すために、僕が普段話すスピードよりもゆっくり話したり、僕の地の声だと明るさが出ないと思ったのでトーンを上げたりして演じていたのですが、撮影に慣れてくると、トーンが下がってしまったり、話すスピードが速くなってしまうんですよ。なので、常に監督に確認しながら撮影していました。

——撮影で一番苦労されたことは?

クジラとのコミュニケーションって思われるかもしれないですが、実は、一番苦労したのは、太一の役作りかもしれないです。どこまで体を使って表現したら、天才っぽさが出るのか。どこからが、別のものになってしまうのか。すごく考えていました。なので、僕にとっては、クジラとのコミュニケーションよりも、役に対してのアプローチの方が苦労したような気がします。

——なるほど。でも、それだけ苦労して演じられたなら、矢野さんの役者としての幅もさらに大きく広がったんではないですか?

そうですね。幅が広がっていれば嬉しいです。これを機に、ぜひ爽やかな役もやりたいですね(笑)。僕、なぜか爽やかな役って少なくて(苦笑)。

——この作品は、クジラとのシーンも見どころの一つです。この作品の撮影以前に、クジラと触れ合ったり、クジラを間近で見たりという経験はありました?

実は一回もないんです(笑)。小さな頃にイルカショーを見たこともありましたし、20歳ぐらいの時に水族館でクジラを見たことはありました。でも、クジラがあんなに飛んだり、回ったりするとは思っていなかったのでびっくりしました。イルカと同じような動きを本当にするんだって。それでいて、イルカよりも大型じゃないですか。偉大さを感じました。

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映画『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』
10月12日(金)より和歌山県先行公開。
11月3日(土)より全国順次ロードショー


公式サイト http://www.bokujira.com/

出演:矢野聖人 武田梨奈 岡本玲 近藤芳正(特別出演) 鶴見辰吾 ほか
監督:藤原知之 脚本:菊池誠
音楽:稲岡宏哉 主題歌:清水理子「Colorful〜あなたといた時間〜」
政策:アクシーズ 配給:キュリオスコープ
©2018映画「ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。」製作委員会


【あらすじ】
クジラの生態観察やショーにこだわった、世界的にも珍しい、和歌山県南部にある「太地町立くじらの博物館」。観客動員が年々減少し、飼育員も次々に辞めていく中、博物館を立て直すために新たに就任した冨樫館長(鶴見辰吾)は、経験豊富な飼育員たちからの強い反発を受けながらも、クジラのことが純粋に大好きな青年・鯨井太一(矢野聖人)を新しい飼育員リーダーに任命する。
それからしばらくして、太一は東京の水族館からピンチヒッターとしてやってきた、「日本一のトレーナーになる」ことを夢見る飼育員・白石唯(武田梨奈)に博物館の人気者のクジラ“ヴィータ”の担当を依頼。ところが、太一が唯や学芸員の間柴望美(岡本玲)と親睦を図るために市街地の新宮市に繰り出した晩、ヴィータの体調に異変が生じ、それをきっかけに博物館内の不協和音がどんどん大きくなり、飼育員が相次いで辞職する最悪の事態に。
そんな中、太一は博物館を盛り上げるため、唯がクジラの背中に乗る“サーフィン”と望美が歌詞と振り付けを考えた“クジラ体操”をメインイベントとする「くじら夢祭り」の開催を思いつく。しかし、開催を目前に控えたある日、「くじら夢祭り」中止の危機が訪れて…。


 

 

 

 

 

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