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【後編】門脇麦インタビュー 舞台『ねじまき鳥クロニクル』「体感しにくるような気持ちで遊びに来て」

2020/1/28 07:03

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

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――今回の作品では、稽古や講演を通して、自分の中のどんな成長を期待していますか?

お稽古が始まっていない(取材当時)ので、まだ何とも言えないですが、アイデアを提供することを求められる現場だと思うので、自分から発信する力をつけられればいいなと思っています。私は基本的に、自分がどうしたいかというよりも、監督や演出家が求めているものを提示したいと考えるタイプなので、普段は、あまり自分から発信することはないんです。だから、(今回の稽古場は)苦戦するとは思っていますが、それが成長につながればと思います。

――本作ではダンスも大きな見どころかと思います。門脇さんはバレエをやっていらしたということで、ダンスはお得意かと思いますが。

バレエはやっていましたが、今回はコンテンポラリーになると思うので、難しいところも多いと思います。もちろんバレエが役立つところもあるとは思いますが、逆にバレエが邪魔するところもあると思うんです。ダンスといっても、「インバル・ダンス」とでも呼べるような(笑)、独特のスタイルだと思うので、どこまで自分の中で咀嚼できるかという不安はあります。踊らなくていいと言われないように、少しでも長く踊らせてもらえるように頑張りたいと思います。

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――(取材当時)ダンスのワークショップもすでに行っているということですが。

ワークショップというよりは、体の使い方をダンサーの方から教えていただいています。私はまだそれほど参加できていないのですが…今は、自宅でストレッチをしたりと基礎的なことから始めています。

――ダンスの要素が大きいお仕事は、久しぶりですか?

久しぶりですね。『わたしは真悟』以来だと思います。

――では、踊ることも本作に出演する楽しみの一つなのではないですか?

そうですね。でも、「踊る」というよりは、日常の何気ない動きをキャラクター化する延長線のダンスというような動きになると思います。今作の課題の一つに、「演じることと歌うこと、踊ることを分けない」というものがあるんです。なので、「よし、ここからダンス!」というような区切りがなく、自然と踊って歌えたらいいなと思っています。

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――確かに、インバルさんのダンスは「ムーブメント」と呼べるような動きですよね。逆に難しいように思います。

ダンスよりも難しいと思います。頑張ります。

――主人公の岡田トオルを演じる成河さんと渡辺大知さんの印象は?

成河さんは、演劇が好き過ぎる人で、みんなのお父さん。

――あはは(笑)。

ミュージカル『わたしは真悟』で共演させていただいたのですが、その時は、まさに「カンパニーのお父さん」って感じでした。頼りになりますし、私は大好きな方なので、一緒にできるのが嬉しいです。でも、前回、一緒にやっている分、成長していないと思われないように頑張らなくちゃ、というような、ちょっとした怖さもあります(笑)。

大知くんとは、舞台で共演するのは初めてなので、すごく楽しみです。この作品はミュージカルではないというのも一つのポイントだと思うのですが、そんな作品で大地くんがキャスティングされたということが、すごくその趣旨を後押ししてくれるだろうなと感じています。役者とミュージシャン、両方の大知くんに触れられる機会は初めてなのですごく楽しみです。

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――大貫勇輔さんとは今回が初共演ですか?

はい、初めてです。(本作の)ワークショップでは1、2回ご一緒させていただきました。本当に体を動かせる方なので、わたしの踊りの出番はないんじゃないかとも思っています(笑)。

――では、改めて、本作の見どころを教えてください。

村上春樹さんの小説が原作で、インバルが演出しているということが、すでに見どころだと思います。それに加えて、藤田さんが演技面の演出をつけてくださいますし、音楽は大友さんととにかく豪華です。もちろん、難解なお話ではありますが、みんなが楽しめるものを作ろうと思っていますので、きっと五感で楽しめるものになると思います。ぜひ体感しにくるような気持ちで遊びに来ていただけたらいいなと思います。

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――最後に、公演への意気込みを。

とにかく皆さんの足を引っ張らないように(笑)。インバルとご一緒させていただくのは初めてなので、今はまだどういう風に稽古を進めていくのかも分からないですし、わたし自身もどういう作品が出来上がるのか分かっていないので…足を引っ張らないように頑張りたいと思います(笑)。

前編~

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『ねじまき鳥クロニクル』
東京芸術劇場プレイハウス
2020年2月11日(火・祝)~3月1日(日)
大阪公演
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
3月7日(土)・8日(日)
愛知公演
愛知県芸術劇場大ホール
3月14日(土)・15日(日)


原作:村上春樹
演出・振付・美術:インバル・ピント
脚本・演出:アミール・クリガー
脚本・演出:藤田貴大
音楽:大友良英


 キャスト
<演じる・歌う・踊る>
成河/渡辺大知/門脇麦
大貫勇輔/徳永えり/松岡広大
成田亜佑美/さとうこうじ
吹越満/銀粉蝶
 <特に踊る>
大宮大奨、加賀谷一肇、川合ロン、笹本龍史
東海林靖志、鈴木美奈子、西山友貴、皆川まゆむ
 <演奏>
大友良英、イトケン、江川良子


 

 

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