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2017年3月10日 07:00

シアターコクーン・オンレパートリー2017 「プレイヤー」主演:藤原竜也 8月開幕

シアターコクーン・オンレパートリー2017

「プレイヤー」

主演:藤原竜也

プレイヤー5ショット1

84日(金)から827日(日)まで、Bunkamuraシアターコクーンにて、「プレイヤー」が上演される。

前川知大が全作品の作・演出を手掛ける劇団「イキウメ」で2006年に初演された『PLAYER』。
演出家、長塚圭史は<生きる者が死者の再生装置となっていく劇『PLAYER』>と、<俳優たちが劇作家の言葉を再生する『Play』>を重ね、より大きな物語として構成できないかと考えた。
それを受けた前川が、自作『PLAYER』を劇中劇として取り込んだ、新しい戯曲「プレイヤー」を書き上げた!本公演で、長塚圭史(演出)×前川知大(作)の初タッグが実現する!

主演に、蜷川幸雄に見いだされて以降、舞台、映画、ドラマと幅広く活躍する藤原竜也、共演に、仲村トオル、成海璃子、木場勝己、真飛聖ら、豪華キャストが揃う。

前川知大(2013)s_(c)t1前川知大

長塚圭史(2009S長塚圭史

ストーリー
舞台はある地方都市の公共劇場、そのリハーサル室。国民的なスターから地元の大学生まで、様々なキャリアを持つ俳優たちが集まり、演劇のリハーサルが行われている。
演目は新作『PLAYER』。幽霊の物語だ。死者の言葉が、生きている人間を通して「再生」されるという、死が生を侵食してくる物語。
<行方不明の女性、天野真(あまのまこと)が遺体で見つかった。死後も意識として存在し続けることに成功した彼女は、友人達の記憶をアクセスポイントとして、友人達の口を借りて発言するようになっていく。事件を追っていた刑事、桜井を前に、天野真を死に導いた環境保護団体代表であり瞑想ワークショップの指導者、時枝は、これは世界を変える第一歩だと臆面もなく語る。死者との共存が、この物質文明を打開するだろうと。カルトとしか思えない時枝の主張に、桜井は次第に飲み込まれてゆく。>
物語は劇中劇と稽古場という二つの人間関係を行き来しながら進んでいく。
死者の言葉を「再生」することと、戯曲に書かれた言葉を「再生」することが重なる。単なる過去の再生ではなく、今を生き始める死者と、戯曲の言葉に引き寄せられ、アドリブで新たな言葉を紡ぎ出す俳優が重なる。
演じることで死者と繋がった俳優達は、戯曲の中の倒錯した死生観に、どこか感覚を狂わされていく。生と死、虚構と現実の境界が曖昧になっていく。時枝の狂った主張は、桜井の選んだ行動は、リハーサル室でどう響くのか。 

84日(金)~827日(日) Bunkamuraシアターコクーン
831日(木)〜95日(火)予定 森ノ宮ピロティホール
99日(土)〜910日(日)予定 静岡市民文化会館・中ホール

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