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2017年3月31日 22:23

ニッポン放送×鴻上尚史「ベター・ハーフ」上演決定

ニッポン放送×鴻上尚史「ベター・ハーフ」上演決定

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ニッポン放送とサードステージで20154~5月に上演された舞台「ベター・ハーフ」が、625日(日)~717日(祝・月)本多劇場(東京・世田谷区)、721日(金)~722日(土)ウインクあいち大ホール(愛知・名古屋)、728日(金)~730日(日)久留米シティプラザ久留米座(福岡・久留米)、85日(土)~ 86日(日)サンケイホールブリーゼ(大阪・北区)にて上演される。前回上演が大好評だったことから再演の期待に応えるもの。物語は4人の登場人物の心の内面を鋭く描き出し、互いが密接に絡みながら展開する。風間俊介、松井玲奈、中村 中、片桐 仁、4人の個性豊かな俳優が、それぞれの「ベター・ハーフ」を探し求める姿は、観る者の心に<愛の形>とは何か?を訴えかける。今回の平澤遥香役は、松井玲奈が演じ、新たな物語を紡いでいく。

鴻上尚史
嬉しいことに、こんなに早く再演できることになりました。2年前の初演の顔合わせの日、片桐 仁さんがいきなり「再演、決定ですね」と微笑んだことを思い出します。俳優もフタッフも、初演の稽古開始から手応えを感じていました。たくさんの声に押されて、もう一度集まることができました。今回の再演では、平澤遥香役に松井玲奈さんを迎えます。舞台が大好きでエネルギッシュな女優さんです。風間俊介さんと中村 中さんと片桐 仁さんと、そして松井玲奈さんの4人で、さらに魅力的な新しい『ベター・ハーフ』が誕生します。劇場でお会いしましょう。楽しみにお待ちください。

松井玲奈
四人芝居。四人だけで作り出す恋と愛の縺れ。経験したことのない濃度の時間が、憧れの本多劇場に流れるんだと思うと今からとても楽しみです。今回演じさせていただく、夢を追いかける女の子というのは自分と重なる所があります。夢のために何を選択をするか。恋愛を支えにするのか。誰かの中に逃げるのか。共演の御三方に必死で追いついて、素敵な作品になるよう努めたいと思います。

あらすじ
物語は4人の男女によって紡がれる。始まりは誤解だった。広告代理店勤務の諏訪(風間)は、上司の沖村(片桐)から「ネットで知り合った女性に自分の代わりに会ってきて欲しい」というムチャクチャな依頼を受ける。じつは、ネットでは中年の沖村は自分の年齢を偽り、二十代の諏訪の写真を送ったのだという。驚くが上司の依頼を拒否できない諏訪。
待ち合わせ場所に行けば、そこには、若い女性、平澤(松井)が待っていた。 だが、平澤もまた友人の小早川(中村)の代わりに来ていた。小早川は男の体を持って生まれ、女性の性を自認するトランスジェンダー、MTFと呼ばれる女性だった。直接、沖村と会うことに怯え、平澤に身代わりを頼んでいたのだ。
デー トから帰った平澤は、録画した諏訪の映像を見せる。諏訪の姿にきゅんきゅんする小早川。次のデートでは絶対に一緒に行こうと説得する平澤。一方、上司の沖村はホテルのロビーでピアノを弾きながら歌っている小早川を目撃する。その歌声と姿に強く惹かれる沖村。リアルの世界で偶然に二人は出会ったのだ。だが、小早川は沖村に興味を示さない。平澤と一緒に来たデートで、小早川は思い切って諏訪に「チャットをしていたのは自分だ」と告白する。諏訪はためらい、一緒に来ていた平澤に「そういう趣味、かんべんしてよ」とつぶやく。そして、諏訪は平澤を決して好きになってはいけない、上司の代わりなんだと思えば思うほど、平澤に惹かれていく自分に気づいて愕然とする。そして、思い切って平澤に自分もまた代理だったと告げる。あらためて自分とつきあって欲しいと。衝撃を受ける平澤。小早川の気持ちを思わず考えてしまう。こうして、すれ違い、ぶつかり、別れ、つながる、四人の愛の物語は始まった。

<公演概要>
公演名: ベター・ハーフ 
作・演出: 鴻上尚史 出演: 風間俊介 松井玲奈 中村 中 片桐 仁

公演情報web サイト:http://betterhalf.thirdstage.com/
公演オフィシャルTwitter@BetterHalf2017
チケット発売開始:東京・名古屋・福岡公演513日、大阪公演527

 

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