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2018年3月14日 09:19

WOWOW「連続ドラマW イノセント・デイズ」完成披露舞台挨拶 妻夫木聡×竹内結子で勝ったな!

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

早見和真による同名ヒューマン・サスペンス小説がWOWOWによってドラマ化された「連続ドラマW イノセント・デイズ」が318()より放送スタートされる。放送に先立ち、312()都内にて第1話の完成披露試写会および舞台挨拶が開催され、主演の妻夫木聡、竹内結子、新井浩文、芳根京子、そして石川慶監督、原作者・早見和真が登壇した。

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早見和真(作家)、新井浩文、妻夫木聡、竹内結子、芳根京子、石川慶監督

 

妻夫木聡はWOWOWの連続ドラマW初登場。妻夫木演じる佐々木慎一は幼なじみの確定死刑囚・田中幸乃(竹内結子)が犯したとされる罪の真偽に疑問を感じる。無実を信じ、幼なじみの弁護士・丹下翔(新井浩文)とともに調査を進める慎一は、意外な真実にたどり着く。

本作の企画に携わった妻夫木は「早見さんから本をいただいて、すごく面白いなと思っていたのですが、先に映画化の企画が動いていて‥。その企画が頓挫したことを聞いて、この作品は映画よりドラマの方が面白いのではと思って、すぐ早見さんに電話をして、『生意気ながら出演させてもらえませんか』とお願いしました。(映像化され)感無量です」とドラマ化の経緯を説明した。

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また、妻夫木が主演した映画『愚行録』でもメガホンを取り、また今作でも監督を務める石川慶について「石川さんの繊細な演出であれば『イノセント・デイズ』という小説がさらに深みを増して、すばらしいものになるのではと思いました。人が考えている生死の概念をもっと掘り下げて描いてくれるのではと思ったんです」と絶賛する。

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田中幸乃を演じる竹内結子は「幸乃が歩んできた人生に関わった人たちの目線で語られる幸乃の印象が変わっていくところを、見てくださる方に愉しんでくださればいいなと思う反面、私自身も幸乃の気持ちが分らなかったときが多く‥。幸乃が知りたくて、この話をいただいたことが嬉しかったですし、何より妻夫木さんがこの企画をとってきてくれたこと、この場に立てたことを嬉しく思います。どうもありがとう」と、最上級のコメントを残した。

対する妻夫木は「結子ちゃんが出てくださると聞いて嬉しかったですね。この作品は勝ったなという気持ち。まだ、撮影も始まっていなかったのに、どこかに完成したような心の持ちようでした。昔から信頼している方なので」と、これまた最上級の褒め言葉で返すと、すかさず竹内が「(撮影が)終わってからプレッシャーかけるのやめてくれる!」など、さらに掛け合いが続いた。

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中卒ながら今作で弁護士を演じる新井も「ぶっきー(妻夫木)が竹内さんツモッて勝ったと言ってましたけど、台本いただいて“企画・妻夫木聡”(とあるのを見て)、『あ、勝った!』と思いましたね。(今回で妻夫木とは10本目の共演であり)ぶっきーとやるので自信あります」と二人の掛け合いに参戦した。「仲いい役でも、仲悪い役でも正直関係ないと言うか、ひたすらやり易い。(観客に向かって)大丈夫ですか?真面目なこと言うとシーンとしちゃって()。普段おちゃらけるほうなんですけど、おちゃらけ止めろ!っていう空気がすごいから、真面目に話しますけど」と会場を笑わせた。

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幸乃を監視する刑務官を演じ、竹内と共演の場が多かったという芳根は「もの凄く緊張しちゃって!竹内さんとご一緒させていただいて、常に胃が痛かったんです」と告白すると、すかさず竹内が「私は、そんなに圧は掛けてないです()」と返す。芳根は「竹内さんからの圧力ではなくて、自分からプレッシャーを掛けたいというのがあって。経験したことのない不思議な時間でした」と撮影時を振り返った。

竹内は、芳根の印象について「第一印象真面目な人なんだな。緊張するのを見て、この子は優しくしてあげないといけない子だなと思いながら。でも、京子ちゃんは真っ直ぐお芝居を返してくれるので、幸乃としても私としても、この人が側に居てくれるから救われるんだなというのを日々感じました」と優しい言葉を贈ると、感激した芳根が涙ぐむ場面も。

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この後は、“本作は慎一たちが幼い頃誓った約束によって物語が動いていく”ことに絡めて誓っていることは?の質問に対し、キャストたちが回答。竹内「食欲旺盛なタイプなので、どうせなら美味しく、楽しく食べたい」、芳根「私は小さい頃パンダになりたいと誓っていたんですけど、大人になってなれないことが分って()。今は手洗い、うがいに心掛けています」、新井「心掛けていることは徹夜麻雀ですかね(と冗談を言った後で)、人との出会い。仕事も全部出会いで来ているので、これからもいろいろな人と出会って、運だけでやっていきたいと思います()」など楽しい話も飛び出した。

最後は、妻夫木による「この流れで、真面目なこと言いづらいのですけど。ここにいるキャスト、監督、早見さん含め心を込めて撮りました。子供の頃連続ドラマを見たいと走って帰ったあの気持ちに皆がなってくれるよう心を込めて演じました。一人でも多くの方に見ていただきたいので、ぜひWOWOWに加入していただいて、いろんな方に宣伝していただければ幸いです」と自信溢れる挨拶で締めくくった。

 「連続ドラマW イノセント・デイズ」
出演:妻夫木聡、竹内結子、新井浩文、芳根京子、ともさかりえ、長谷川京子
池内博之、山中崇、芦名星、佐津川愛美、清原果耶、田口浩正、原日出子
石橋蓮司、余貴美子
原作:早見和真『イノセント・デイズ』(新潮文庫刊)
企画:妻夫木聡、井上衛、鈴木俊明
監督:石川慶(『愚行録』)
脚本:後藤法子(「嘘の戦争」)
音楽:窪田ミナ(「連続ドラマW 東野圭吾「変身」」
特設サイト:http://www.wowow.co.jp/dramaw/innocentdays/
318()よりWOWOWプライム毎週22時放送スタート(全6話)

 

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