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2023年9月7日 22:09

和田雅成「今までと違った演劇の会話を楽しんでいる」 舞台『燕のいる駅-ツバメノイルエキ-』稽古場取材会

舞台『燕のいる駅-ツバメノイルエキ-』の稽古場取材会が、9月6日(水)に行われ、主演を務める和田雅成が、公演への想いを語った。

土田英生(MONO)が書いた戯曲『燕のいる駅』は、1997年に京都で初演。普遍的なテーマ性が高く評価され、その後も繰り返し上演されてきた作品だ。今回の上演では、土田自身が大幅に脚本をブラッシュアップし、さらに演出も手掛け、2023年の「今」ならではの作品を作り上げる。

和田は「今までの自分にはない演劇、芝居感を稽古場で感じていて、いい意味でそれに苦しみつつも楽しんでいる状況です」と稽古真っ只中の現在の心境を明かす。

これまでエンタメ性の高い作品への出演が多かった和田だが、今回は会話劇。会話劇の面白さを聞かれると、「僕はもともと会話が好きで、エンタメ的な作品でも会話のシーンでは相手のものを受け取ることを意識して演じています。だから、今回がどうということはない。ですが、土田さんが金言を僕たちにくれるので、今までと違った演劇の会話を楽しんでいます」と笑顔で話した。

 

さらに和田は「この作品には“世界のおわりの日”というテーマがありますが、僕自身は“いつでも世界は終わる”と思っています。それは、いつ世界が終わってもいいように生きていたいから。演劇やエンタメで少しでも皆さんに元気を与えながら、明日、世界が終わってしまってもいいように日々を一緒に生きられたらと思っています」と力を込めると、「今回、僕自身も新しい感覚を手に入れようと思っていますし、それをお客さんにも味わってもらいたいと思います。お客さんに寄り添うこの作品を1人でも多くの方に観ていただきたいと思います」と呼びかけた。

のどかな春の日の午後、燕が巣を作る季節が本作の舞台。

埋立地に位置する、テーマパークの最寄駅「日本村四番」に駅員と売店の女、その友達、電車に乗り遅れた会社員らが集っていた。

彼らの他愛もないやり取りは、ごく日常の一コマのようで穏やかな時間が流れていたが、電車が一向に来ない。他に人の気配もない。そして空には奇妙な現象が起きていた。

この日の稽古では、そうした状況の中、駅員の高島(和田)たちの前に、情報を持っているかもしれない人物が登場したことで、みんなが色めき立つシーンが披露された。個性豊かなキャラクターたちの会話の応酬は、クスッと笑えるおかしさがあり、観るものを物語に引き込む。土田による珠玉の会話劇に期待が高まった。

舞台『燕のいる駅-ツバメノイルエキ-』は、9月23日(土・祝)〜10月8日(日)に東京・紀伊國屋ホール、10月14日(土)に松下IMPホールで上演。

 

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