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2023年9月25日 12:00

ミュージカル初出演の北村一輝、明日海りおとW主演! ミュージカル『王様と私』来春上演決定

ブロードウェイ不朽の名作ミュージカル『王様と私』が北村一輝、明日海りおのW主演により、2024年4月に日生劇場、5月に梅田芸術劇場メインホールにて上演される。

シャムの王様役を演じる北村一輝は「ミュージカルの舞台は初めてで、出演を決めるギリギリまで悩み自問自答していました。正直、心配な気持ちもありますが、『挑戦して良かった!』と実感できるように精一杯務めたいと思います。歴代、名優の方々に演じられてきた王様役ですが、自分なりのチャーミングで人間らしい王様を表現したい」とコメント。さらに「現時点ではトレーニングジムの回数をいつもより増やし、舞台に立つための体力づくりと、ボイストレーニングをコンスタントに続けている最中です。あとは禁煙ですね」と体調管理に励んでいることも明かした。

一方、アンナを演じる明日海りおは「ロジャース&ハマースタインの名作、クラシックミュージカルのど真ん中をゆく「王様と私」に出演させていただく事になり、身の引き締まる思いです。ひとたび「Shall We Dance?」が流れてくれば、誰もが甘く華やかな気分になれる。あの名場面を、今回初共 演の北村一輝さんとご一緒させていただけるのがとても楽しみです」とのコメントを寄せた。

そして演出は、数々の海外ミュージカルの演出から、演出・ 脚本・作詞を一手に任うオリジナルミュージカル、ショーやコンサートなど、幅広いシーンで活躍を続ける小林香が担当。小林は「王様役の北村一輝さんは眼光鋭く、チャーミングでカリスマ性に溢れ、猛々しい身体には力強さと心優しさの 両方を蓄えておられます。アンナ役の明日海りおさんは思慮深く、勤勉さと朗らかさを併せ持ち、静かなる勇敢さと愛情深さを秘めておられます。つまり、”王様”と”私”にもっともふさわしいお二人なのです。そんな北村さんと明日海さん、そしてカンパニーと共に、濃厚な人間ドラマが浮かび上がる『王様と私』を作っていきたいと思います。どうぞご期待ください」と自信を覗かせた。

<ものがたり> 1860 年代のシャム(現タイ)。イギリス人将校の未亡人アンナ・レオノーウェンズ(明日海りお)が、はるばる王都バンコクまでやってくる。植民地化を図る欧米列強を憂い、国の近代化を図る王(北村一輝)は、国の将来を背負う子供たちに、西洋式の教育を受けさせるために、アンナを家庭教師として雇ったのだった。
シャムの専制君主とイギリス人家庭教師。人一倍頑固で誇り高い二人は、最初はことあるごとに対立をしていたが、お互いに先見の明を持ち、誠実な心を持っていることを知り、国籍や身分を超えて、人間としての信頼を深めてゆくのだった。
そんなある日、イギリスの特使がバンコクにやってくるとの急報がもたらされた。対応を誤れば、隣国のように植民地にされてしまうことを恐れる王様に対して、アンナは西洋式の晩さん会を開き、特使を歓待するように提案する。
アンナの提案を受け入れた王の号令の下、国を挙げての準備が始まった。趣向を凝らしたも大成功に終わる。その夜、アンナは王にダンスのステップを教える。「シャル・ウィ・ダンス?」と、口ずさむアンナは王にダンスの手ほどきをするが、王は瞬く間にステップを習得し、二人は手を組み踊りだす。華麗なステップと音楽に乗せて、シャムの王様とイギリス人家庭教師が、心を通わせるひと時が流れる中…。

ミュージカル『王様と私』
【音楽】リチャード・ロジャース
【脚本・歌詞】オスカー・ハマースタイン二世
【演出】小林香
【出演】北村一輝 明日海りお ほか
【東京公演】2024年4月 日生劇場
【大阪公演】2024年5月 梅田芸術劇場メインホール
【公式サイト】https://www.thekingandi.jp
【製作】東宝

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