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2025年8月30日 23:21

原田琥之佑、高良健吾、唐田えりか、宮藤官九郎ら登壇! 子どもたちの小さな冒険と大人たちの秘密と嘘! 優しさとユーモアに満ちたちょっとおかしな人生讃歌! 映画『海辺へ行く道』公開記念舞台挨拶

左から:宮藤官九郎、坂井真紀、新津ちせ、蒼井旬、唐田えりか、原田琥之佑、高良健吾、中須翔真、山﨑七海、菅原小春、横浜聡子監督

 

映画『海辺へ行く道』の公開記念舞台挨拶が8月30日(土) に新宿ピカデリーで行われ、主演の原田琥之佑、共演の高良健吾、唐田えりか、菅原小春、蒼井旬、中須翔真、山﨑七海、新津ちせ、宮藤官九郎、坂井真紀、そして横浜聡子監督が登壇した。

本作は、孤高の漫画家・三好銀の晩年の傑作「海辺へ行く道」シリーズの映画化。とある海辺の街でのんきに暮らす14歳の美術部員・南奏介(原田)とその仲間たち(蒼井・中須ら)は、夏休みにもかかわらず演劇部に依頼された絵を描いたり新聞部(山﨑)の取材を手伝ったりと毎日忙しい。街には何やらあやしげな“アーティスト”たちがウロウロ。そんな中、奏介たちにちょっと不思議な依頼が次々に飛び込んでくる。ものづくりに夢中で自由奔放な子供たちと、秘密と嘘ばかりの大人たち。果てなき想像力が乱反射する海辺で、すべての登場人物が愛おしく、優しさとユーモアに満ちた、ちょっとおかしな人生讃歌。

主人公を演じた原田は「2月にベルリンで上映され、先月には小豆島で上映され、そして昨日から全国公開を迎えました。本日は11名と凄い人数での登壇ですが、本日は宜しくお願いいたします!」としっかり挨拶。

町にやってきた包丁売りの男・高岡を演じた高良は「役の紹介で笑っていただいたのは初めての経験かもしれない」と苦笑しつつ挨拶。また、高岡の恋人・ヨーコを演じた唐田は「豪華な皆さんと一緒に並ぶことはできて本当にうれしいです」と続いた。

海岸にパラソルを立てランチ店を営んでいる静香(坂井)の常連を演じた宮藤も役を紹介されると笑いが起き、宮藤は「なんで笑うんですか」と苦笑しつつ、スクリーンに映し出されていたウエットスーツ姿を見ながら「このフォルム、すごく僕らしい」と自画自賛した。そして、横浜監督は「私も公開初日、最初の8時5分の回にお客様と一緒に映画を見に行きまして、やっと!お客さんの立場でこの映画を客観的に見ることができて、ちょっとだけ肩が軽くなった気がしました」と安堵の表情を浮かべていた。

映画のシーンを振り返って、原田は、絵を描くラストシーンに触れ「奏介は考えて描くより、描きながら考えるタイプだと思ったので、僕も描きながら考えようと思って演じました。ただ横浜監督は僕の演出以上に猫を演出する事が多くて、ラストシーンは猫に全部持っていかれたと思って悔しかった」と猫にジェラシーを感じたと笑わせた。対して横浜監督は「原田君が猫の一番近くにいたので、あの演出は原田君がやっていた。各人が交代してやるというラストシーンでした。私は、絵を描いているときの神田君の顔がすごく好き。お芝居しているようには見えないシーンなので、すごい好きです」と原田の長所を指摘した。

子どもたちを瑞々しく演出した横浜監督は「子どもってよくわからないものなので、近づきすぎず適度な距離感を取ろうと思った。彼ら同士が自分たちの力で絆を育む姿が撮れればそれでOK」と自然な姿を撮り重ねたと述べた。

高良は横浜監督の魅力について「もはや作るジャンルが横浜聡子。そこに自分が役として入れたことが嬉しい。台本をもらって『エセ関西弁でいい』と言われたりして、自分に委ねてくれるところも多かった」と述懐。

唐田も「横浜さんならではの世界観があって、私は横浜さんの撮る子どもたちの顔が好き。本作を観た時にメッチャ横浜さんの映画だと思って、大好きになりました」とすっかりお気に入りだった。ダンサー出身の菅原が演じたのは、東京から来た借金取りの役。「普段踊りを踊っている印象から、動ける人だと思われて、頂く役もそのようなものが多かった。そんな私に横浜さんは『借金取りの役ってどう?』と。動ける役ばかりの私に、動きを封じてくれたことが嬉しかった。横浜さんはラブリーでユーモアに溢れる人。横浜さん自身の細胞がそのまま映画に反映されています」と絶賛した。

宮藤は「横浜さんは解き放たれるとこんな感じになるのか…と台本を読んで驚いた。キッシュを食べるシーンでは横浜さんから『食べる時はプププと音が出ますよね』と言われて、この人は何を言っているのかと…。何度やってもプププと音を出すことが出来ずにいたら、最終的に『忘れてください』と言われて、流石だなと思いました。完成した映画でもプププとは鳴っていないので、いまだに正解がわからない」と笑いを誘った。

坂井は「横浜さんは優しくて温かくて、静かな狂気があって。高良くんが仰ったように、まさにジャンル横浜聡子。静かなカリスマです」と絶賛。これに横浜監督は照れながら「撮影ぶりにこうして皆さんと再会できたのが嬉しい。ありがたい事です」としみじみ。

最後に原田は「この作品の魅力は子どもたちよりも大人たちがはしゃいでいて、その対比が魅力のひとつです。自分の新たな代表作が増えたと思うととても嬉しいです」と手応え十分。横浜監督も「個性たっぷりの魅力的な強者の皆さんの中で原田くん演じる南奏介はどのように見えるのか心配したこともあったけれど、原田くんは素晴らしい皆さんの間に抗うことなく泳ぎ渡って向こう岸に辿り着いていて本当に素晴らしかったです」と賞嘆し「本作は1年半前に完成してだいぶ長い時間が経って公開を迎えましたが、映画とはお客さまに観ていただいて初めて完成するものなので、SNS等で色々な言葉を発していただいて、私たち製作陣に気づきを与えてもらえたら嬉しいです。本作をこれからも育ててください」と観客に呼び掛けた。

映画『海辺へ行く道』ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほか絶賛上映中!
配給:東京テアトル、ヨアケ  ©2025 映画 「海辺へ行く道 」製作委員会

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