10月3日(水)~12月24日(月)まで国立新美術館でおこなわれる「リヒテンシュタイン 彼なる侯爵家の秘宝」展の公式テーマ曲を初めて書き下ろした牛田智大。もちろんピアノ演奏も本人が担当。
主催は国立新美術館、朝日新聞社、東映株式会社、TBS。
牛田智大 コメント
このたびは僕が初めて作曲した「遥かなる時をこえて」を通して、リヒテンシュタイン侯爵家の美術品を日本で初めて公開するお手伝いをさせていただけることをとても光栄に思います。
リヒテンシュタイン侯爵家は美術品を大切に守ることを家訓として、その美術品のもつ力でハプスブルク家の窮地を救ったり、リヒテンシュタインを国として独立させてきました。
今回は、リヒテンシュタイン侯爵家が芸術を愛するその精神を讃え、これまで大変な苦労をして守ってきた美術品の日本初公開を「みんなで見に行こうよ」というメッセージをこめて作曲させていただきました。
はじまりのイントロでは、侯爵家が芸術を愛したその精神を、ロシアやナチスの迫害から美術品を守るために召集令状を無視し家族を捨てて家を出た侯爵家の美術担当者グスタフ氏の「足音」とそこに「降り注ぐ雨」で表現しました。さまざまな困難があったけれども美術品が守られ、時をへて日本でリヒテンシュタイン侯爵家美術展として公開されることとなったことを、宮殿の「扉」が重々しく開かれることで表現し、「よかったね。うれしいね。みんなで見にいこうよ!という気持ちをいっぱいに歌い上げました。
この「遥かなる時をこえて」を聴いてくださった方が、リヒテンシュタイン美術展に心を寄せて足を運んでくださったらうれしいです。
2曲目 昼ドラ「ぼくの夏休み」について
話題沸騰中の12歳のピアニスト牛田智大がTVドラマのメインテーマに起用された。
数々の映画やヒットドラマなどの音楽を手がけるS.E.N.S.(センス)が作曲、プロデュースを担当し、牛田がピアノ演奏を努めたインストゥルメンタル曲「未来へつなぐ空」が、7月2日(月)スタートの東海テレビ・フジテレビ系全国ネットの昼ドラ「ぼくの夏休み」(毎週月曜日~金曜日 13:30~14:00 8/31(金)まで)のメインテーマに決定!
同ドラマは「家政婦のミタ」で注目された綾部守人(13歳)が昼ドラ史上最年少でドラマ初主演を努めるが、牛田智大も昼ドラ史上最年少でメインテーマに起用され、初タイアップ決定となった。
内容:
“人が人を想い、信じ、生きることの強さ”をテーマに、時空を超える汽車に乗り込んでしまった、12歳の少年・青山和也(綾部守人)と9歳の妹・青山はる菜(二宮星)が太平洋戦争真っただ中の昭和19年(1944年)にタイムスリップしてしまい、二人でその時代を生き抜いていく物語。現代っ子で長男、甘やかされ放題で育った和也が、その時代で出会った人々との関わりを通して、少年から一人の男へと成長していく姿を描く壮大なヒューマンストーリー。
【牛田智大コメント】
「僕の体験をいっぱいにつめこんだ演奏が同じ12歳である一也の心情を見てくださる方にお伝えするお役にたてたらうれしいです」
【作曲・プロデュース(S.E.N.S.)勝木ゆかりコメント】
扉を開けて彼が待つ部屋に入ると、どこか大人びた少年のとびきりの笑顔が飛び込んできた。
彼が紡ぎだすピアニズム、こころの弦に響いて音たちが踊り始める。
目をとじると、少女の夢を両手いっぱい持っていた遠いあの日がよみがえり、胸に熱いものが込み上げてきた。私は少し戸惑いながらも、その姿は私の目を引きつけて離さなかった。
それは単にテクニックで表現されたものではなく、曲に込められた真意を敏感にキャッチする彼の感受性・・・それがとても嬉しかった。
「未来へつなぐ空」は牛田智大さん自身です。
アーティストと呼ばれる人たちがメディアによって作り出される時代。
私は、目指すものが何かを問い続け、絶えず表現活動を進展させ続けるという事実だけに、未来はあると信じています。
こころはいつも空を仰ぎ、エネルギー100%まき散らして、必ず夢を実現させてくださいね。
●アーティスト紹介:詳細は以下HP
http://www.universal-music.co.jp/ushida-tomoharu
●YouTube映像
牛田智大-リスト:愛の夢(ショート・ヴァージョン)
http://youtu.be/1ZMejOJeXy0