芸術王国ロシアで最高教育を受けた18歳の少女・松田華音がドイツ・グラモフォンから鮮烈デビュー!
9月11日東京渋谷区hall60にて、ユニバーサル・ミュージックによるプレス向けミニ・コンベンションが開催された。この度、CDデビューする松田華音のピアノ演奏とトーク。
彼女は6歳でロシアに留学した天才少女。グリーグ国際ピアノ・コンクールのグランプリ受賞(7歳)に始まり、数々のコンクールで優勝。あの世界的ピアニスト、キーシンも輩出したグネーシン音楽学校で高度な音楽教育を学んだ彼女は2013年グネーシン音楽学校最優生徒賞を秀賞。今秋からロシア政府特別奨学生(日本人初)としてモスクワ音楽院に入学。その前に日本に一時帰国し、軽井沢大賀ホールにて、初CD録音を行った。
本日演奏されたのは、次の4曲。
1.ショパン:バラード第1番
2.スクリャービン:ワルツ作品38
3.ラフマニノフ:「音の絵」作品39より
4.パッヘルベル:カノン(ピアノ編曲版)
小柄な体格ながら、繊細なタッチ、華麗な音色で、構成力豊な演奏を繰り広げた。
演奏終了後のミニ・トークでは、かなり緊張した面持ちで、しっかりと応答した。
Q:華音『華やかな音』は、どなたが命名されたのか?
華音:母がつけました。音楽を意識して付けたものではなく、女の子の名前を考えていた時にたまたま手にしていた本が『かのん』というタイトルで・・・
Q:6歳からロシアへ、覚えてますか?
華音:10月で雪が降っていてとても寒かったのを覚えています。
Q:どんな学校でしたか?
華音:音楽専門学校で、心から育てていくという方針でした。
Q:ロシア人の印象は?
華音:やさしくて温かい人が多いです。寒い国の人はハートが暖か、でも怒ると怖いです。
Q:初CDについて
華音:軽井沢の大賀ホールで9月1日から4日に録音しました。すばらしいホール。ご協力いただいた皆さまに感謝申し上げます。写真撮影も初めてでしたが、とても緊張しました。
Q:初リサイタルについて
これから5年間モスクワ音楽院で学ぶ中、日本でコンサート活動を開始します。1月15日紀尾井ホールで行います。
18歳のとにかく初々しい松田華音が日本でデビューする。テニスの錦織圭がUSオープンで準優勝し大きく開花したように、クラシックのピアノ界において華麗な花を咲かせてほしい。
★松田華音デビューCD 発売2014.11.05
1.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
2.ショパン:バラード第1番
3.ショパン:ポロネーズ第6番「英雄ポロネーズ」
4.リスト/シューマン:献呈
5.ラフマニノフ:「音の絵」作品39より
第6番イ短調「赤ずきんちゃんと狼」
6.第5番変ホ短調
7.第9番ニ長調「東洋風行進曲」
8.スクリャービン:8つの練習曲作品42~5番嬰ハ短調
9.スクリャービン:ワルツ作品38
10.パッヘルベル:カノン(ピアノ編曲版)
\2,800(税抜)、SHM-CD:UCCG-1869 HRカッティング
録音:2014年9月軽井沢大賀ホール
★松田華音リサイタル 2015.1.15 19:00開演 紀尾井ホール
1.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
2.ショパン:幻想曲へ短調作品49
3.ショパン:ポロネーズ第6番「英雄ポロネーズ」
4.プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番ニ短調作品14
5.ラフマニノフ:「音の絵」作品39より第5番/第6番/第9番
6.スクリャービン:8つの練習曲作品42~5番嬰ハ短調
7.スクリャービン:ワルツ作品38
チケット料金:一般 2,500円、学生 2,000円(均一指定)
発売日:9月26日
★ニュー・イヤー特別コンサート2015 に出演。モーツァルト・ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」
を演奏予定! 2015.1.17 15:00開演 フィリアホール