取材:記事・写真/RanRanEntertainment
『滝沢歌舞伎ZERO 2021』のゲネプロ公開・初日前会見が4月7日(水)に、東京・新橋演舞場で行われ、Snow Manの岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介が登壇した。
後列左から:佐久間大介、深澤辰哉、阿部亮平、宮舘涼太
前列左から:向井康二、ラウール、岩本照、目黒蓮、渡辺翔太
本作は2006年に『滝沢演舞城』として誕生し、2019年に『滝沢歌舞伎ZERO』の名でSnow Manに受け継がれた作品。2020年には映画化され、興行収入20億円を超える大ヒットを記録した。2年ぶりの劇場公演となる今回の公演も、演出を滝沢秀明が担当。そして、五関晃一(A.B.C―Z)が振付を担当するとともに、岩本も振付に初挑戦する。
会見で岩本は、「この状況下の中、スタッフの皆さんが僕たちをたくさん支えてくださいました。無事に初日が迎えられることを楽しみにしています。(今日はゲネプロだったが)実際にお客さんが入った状況は、今の想像をはるかに超える“鳥肌もの”だと思うので、ゾクゾクするほど楽しみにしています」とあいさつした。
今回の公演は、300万枚の青桜が舞い散る中、青い衣装を着たSnow Manの9名が「ひらりと桜」を歌い踊るオープニングからスタートする。これまではピンクの桜吹雪とピンクの衣装が定番だった『滝沢歌舞伎』だが、一転してテーマカラーが“青”に変わった。これについて岩本は「今の状況で最前線で戦ってくださっている医療従事者の皆さまへの感謝とエールを込めて『滝沢歌舞伎 ZERO The Movie』から青に変えさせていただきました」と説明。深澤も「新鮮な気持ちでできます。僕たちも気が引き締まります」と思いを述べた。
また、『滝沢歌舞伎』恒例の「腹筋太鼓」は今作でも健在。佐久間は「やっている時は必死です。僕と向井と目黒は、メガ太鼓を叩いていますが、パネルが開く前に3人でバチで叩き合って気合を入れています。終わった頃には、(叩いている)その時の記憶はないんですよ」とそのハードさを明かした。深澤も「『腹筋太鼓』は『滝沢歌舞伎』の名物なんで、正直、結構練習しました。なんで、熱を伝えられたらいいなと思っています」と意気込んだ。
そんな中、メンバーみんなから「岩本くんは(腹筋が)バキバキだから」と指摘された岩本は「ありがとうございます」とクールな表情を見せる。そして、「腹筋にきてはいるけど、どこが一番くるのかなって考えながらやってる。ヒーヒー言いながらやってるみんなを見ながらやるのが楽しい」と余裕な表情を見せて驚かせた。
そして、会見の最後には、岩本が「舞台はお客さんがいて始まるものだと、明日の初日でみんなで感じられると思うので、1公演1公演を大切に、今のこのご時世の中だけど、エネルギーや笑顔の輪を広げていけるように、一丸となって一歩ずつ進んでいきたいと思います」と思いを語り、「ぜひ、お気をつけて足を運んでいただければ」と呼びかけた。
『滝沢歌舞伎ZERO 2021』は、4月8日(木)~5月16日(日)に東京・新橋演舞場、6月2日(水)~27日(日)に御園座で上演。