取材・撮影/RanRanEntertainment
Snow Man主演の『滝沢歌舞伎ZERO 2022』が昨年に続き、新橋演舞場にて4月6日(水)に初日を迎える。初日当日直前には記者向け公開ゲネプロおよび初日前会見が行われ、会見にはSnow Manの9名が出席した。
後段左から:佐久間大介、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平
前段左から:宮舘涼太、ラウール、岩本照、目黒連、深澤辰哉
2019年にSnow Manに受け継がれた『滝沢歌舞伎ZERO』。歌、ダンス、アクロバット、腹筋太鼓、連獅子、鼠小僧、そしてタイトルにもなっている歌舞伎と様々の芸を披露する。今年は新橋演舞場にて53公演が行われる。
公開ゲネプロを終え、颯爽と登場したSnow Manの面々。初日を迎えて、リーダーの岩本は「エネルギッシュの作品ですので、怪我に気をつけながら、メンバー、スタッフ一丸となってひとつひとつ丁寧にお客さんに届けていきたいなと思います」の意気込みを語った。
一番の見どころはどこか?佐久間は「これだけの人数で連獅子をやることは、本当にないことらしいので(まずそれが見どころ)。回転数増というか頭を(グルグルと)振っている回数もめちゃめちゃ。限界に挑戦する話なので、命を削ってやっています」と胸を張り、「客席も換気できていいのかな」と笑い飛ばした。また、頭の被り(獅子)について、深澤は「頭のサイズが違うので、僕だけ別注でした!」と、ラウールは「身長に合わせて髪の毛の長さが決まっているので、僕が一番ロン毛(の被り)でした」とそれぞれの秘密を明かした。
今年で4回目となる本公演だが、深澤は「コンビやトリオを組む演目があるので、相手を見ていると皆すごく成長していると思います」と言うと、周りから深澤のラップがハマっていて『カッコイイ』と褒められていた。
また、佐久間は「三人の殺陣のシーンでは刀が今までよりも長くなっていて、LEDがついて重量感も。ここでしか観られないのではと思いますし、観ていただいてどう感じていただけるか楽しみです」と自信たっぷりの表情を浮かべ、目黒も「滝沢歌舞伎に帰ってくると、ジュニアの頃でのいろいろなことを思い出しますし、後輩のIMPACTorたちにもいい姿を見せられるようと考えていかなきゃいけないですね」と自信を表わした。
成長に絡めて、ラウールの身長が伸びているのでは(実際190㎝超え)という指摘に、ラウールは「実際、ハイヒールになっているシークレットブーツみたいなものを履いていて、本当に170cmぐらいです」と冗談を飛ばす。
後半の第二部『鼠小僧』で主役・新吉を演じる岩本が怒濤の転換パートを演じていて、深澤は「結構大変そうな感じです」と岩本に声を掛ける。岩本は「(舞台から)掃けて、次にスタンバイするときに、『あと20秒です』って言われる。何もできていないっていう状態で、20秒と言われたのは初めて過ぎて、さすがにちょっとびっくりしました。裏でも忙しかったのですが、後ろで余裕のある方がいるんで・・・」と、深澤を指すと、深澤は「他のシーンでは、全部着替えメイクも終わって、言われたのが『あと6分ありま~す』」と申し訳なさそうな仕草だった。
そして、最後には、岩本が「ここ新橋演舞場で交差するエネルギーをたくさん受け取ってもらって、受け取った力を自分の身の周りの人たちにもあげて欲しいなと思います」と話して会見を締めくくった。